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テーマ:英語のお勉強日記(8033)
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「仮定法」とそれから派生した願望を表す言い方は昨日勉強しました。
それでは今日はまた違った形での「仮定法」の利用の仕方について お勉強しましょう。今日は「まるで~するか(したか)のように」という言い 方です。まずは例題から、 例題: he treated me like a three-year-old boy. を he treated me as if ・・・で始まる文に変えてください。 私を3歳のガキのように扱った、とありますね。いきなり答えを言ってし まうと、 he treated me as if I were a three-year-old boy.(○) となります。これを were でなくて、had been ではないかと、迷った人 はいませんか。これは自信をもって、were でなければならないのです。 その解説を詳しくしていきます。英語がペラペラな人がいたとしましょう。 He speaks English as if he were an American. (彼はまるでアメリカ人のように英語を話します。) この構造は、He speaks English well → He speaks English as well as I can. (彼は私と同じぐらい英語を上手に話す) という単なる比較で「私と同じくらい」に相当する as well as I can の 部分が、もっと具体的な例で「まるで・・・だったかのように」上手に英語 を話すといいたいわけですね。 つまり、 He speaks English as well as he would speak if he were an American. 「彼がもしアメリカ人だとすれば、きっとこのくらい上手に英語を話す」という いわゆる妄想度100%(実際の可能性ゼロ)の仮定法なわけです。 ただし言葉というのはいつも全部完全に言ったり、書いたりするわけでは ありませんので、このうちの前の方の as well とか、 he would speak な どをとってしまって、 he speaks English [as well] as [he would speak] if he were an American. となっているので、 as if ・・・の中に仮定法が使われているのです。 この仕組みで、He speaks English as if he were an American. が、「彼はまるでアメリカ人であるかのように英語を話す」と意味をとります。 従って、as if ・・・の場合は、仮定法なので ・ as if ・・・ 過去形~ (~するかのように) ・ as if ・・・ had + p.p. (~したかのように) と、変化します。そして、ここが大事なポイントですが、もし彼はアメリカ人で あるかのように、英語を「話した」と過去の話の場合はどうなるでしょうか。 「・・・であるかのように」は現在の仮定のままなので、主節の動詞が過去 になったとしても、仮定法の動詞は変わらないのです。つまり、 He speaks English as if he were an American. (彼はまるでアメリカ人であるかのように、英語を話す) He spoke English as if he were an American. (彼はまるでアメリカ人であるかのように、英語を話した) 文の前半部分が過去形になったのだから、時制の一致で、後半部分は had been にしなくては、と考えてはいけません。前半の主節の動詞が過去 であろうと現在であろうと、「時制の一致」のルールとは関係がありません。 あくまで「~するかのように」なのか、「~したかのように」なのかが、 問題なのです。 冒頭に出した例題がもし、he treats me like a three-year-old boy. のように「私を3歳のガキのように「扱う」と現在だったとしても、 as if 以下は 変わりません。仮定法の動詞が過去となるのは、下の例のように「・・・した かのように」となる場合だけです。 He talks as if he had seen her before. (以前彼女に会ったことがあるかのように話す) He talked as if he had seen he before. (以前彼女に会ったことがあるかのように話した) この場合でも同様に主節の動詞の変化には影響を受けませんので、 注意してください。 最後に、「(本来ならば)・・・しても良い頃だ」と文も仮定法過去で、 表します。彼女がも、ぼちぼち結婚してもいい頃だ、という文なら、 It is high time she (____) married. の空所に got (○)が入ります。 ということで、It is high time we " finished " today's lesson. ですね。それでは今日はこの辺で 英語はまず土台を固めましょう! ======================================================== 《お父さんの今日の採点簿》 【家庭】 80点(娘の日本語の上達度が私の英語の遥か上をいってます。) 【仕事】 70点(ぼちぼちラストスパートをかけていかなければなりません。) 【英語】 80点(今頃ですが、金持ち父さん、貧乏父さん買いました。原題 Rich Dad Poor Dad、そのままなんですね。「人を動かす」 はHow to win friends & influence people でしたが・・・) 【つれづれなる日記】 昨日の題名 『高橋尚子選手アテネ落選について』 ・個人的にはQちゃんを応援していたので、とても残念ですが、選考方法には とても疑問がありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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