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NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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2004年10月10日
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日曜日は筆者のつれづれなるコラムです。

 今週金曜日の編集後記にも書きましたが、日本人に比べて英米人は、
感謝の言葉と、人を褒める事が非常に上手です。ニューヨークに住んで
いる時に感じたのですが、彼らは我々日本人にとっては恥ずかしい程に
堂々と他人を褒め称えます。
 文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、特に褒め方に関しては
私は彼らを見習う必要があると思います。

 この違いは小さい頃からの教育方針に由来しているようです。例えば
小・中学校あたりでバスケットや野球の試合があったとしましょう。
 ファインプレーがあった時には、日本でも味方チームからは拍手などが
わくと思いますが、アメリカでは良いプレーには敵味方なく、"Beautiful",
"Good job"などで拍手大喝采です。

 また時には失敗や、珍プレーに近い場面もあるのですが、アメリカでは
観戦している親たちは珍プレーに対しても、"Nice try","Good try"
"We're proud of you"などと声援を送ります。
 すると子供たちは、その声援に調子づき、さきほど大失敗をしているに
も関わらず、躊躇なく再び try します。そこでまたもや失敗をする場合も
あるわけですが、そのうちに成功し始めます。

 これに対し、いわゆる日本の部活動ではどうでしょうか。例えば甲子園
を目指して練習している高校球児が練習で好プレーをした時に、「またま
たお前らしい最高のプレーが出たな。あんなことが出来るのは世界でお前
だけだ。イチローも松井も真っ青だ。」など褒めちぎる監督は非常に稀だと
思います。「いいプレーだった。でもまだ100%じゃない。お前ならもっと
いいプレーができるはずだ。気を抜くな。」なんて言う監督も多いのではな
いでしょうか。

 これでは、せっかく選手が自分で良いプレーだったと自負していても、
選手が調子に乗っていくことは難しいと思います。究極的にいうと、アメリ
カは長所を伸ばしていく教育に対し、日本はいわゆる欠点を潰していく
方式ですね。どちらも一長一短あると思いますが、これから育っていくと
いう初期のステージでは、アメリカ方式ではミスを恐れずChallenge 出来
るのに対し、日本ではミスを恐れて消極的にならざるを得ません。

 この教育方針・世の中の受け止め方の違いは社会人に入ってからも
続きます。アメリカでは1度や2度商談に失敗しても、それを活かして次
の商談で大きな話を成立させたり、極端な例を出せば会社を倒産させて
しまったとしても、その貴重な経験を活かし、再度チャレンジできる土壌
が整っています。実際、今あるベンチャー企業のトップでも1回も失敗経
験のない人は稀です。「失敗者でなく、勇敢なチャレンジャー」とみなされ
るのです。その土壌がアメリカビジネスの強さを作っているとさえ言えます。

 それに対し日本はといえば、会社で目立った失敗をすれば即左遷や
窓際族に追いやられ、ましては1度でも会社を倒産させたような人には、
銀行や金融機関は「信用のおけない敗者」としてお金を2度と貸しません。
 そんな土壌では、皆失敗を極端に恐れ、安全な道を選ばざるを得ませ
ん。その結果、何も突出した能力・実績もないまま「無遅刻・無欠勤」の
人が出世できるする社会ができあがり、能力のある人は疎まれます。

 なにやら暗い話になってきましたが、明るく活気のある外資系企業の
ニューヨーク事務所を離れ、日本の本社に帰ってきた正直な感想が上記
の通りであり現実なのです。

 日本人は褒められるのが、嫌なのでしょうか。そんなことは有りません。
むしろ普段からあまり褒めてもらっていませんので、褒めてもらう事に飢え
ているような状態です。本当は、自分の良さに気づいてくれたのなら、素
直に褒めて欲しいのです。
 最近は日本にもマラソンの小出監督のように、良い意味で褒めるのが
上手なコーチも出てきたようですが、まだまだ少数派です。

 そこで金曜日の内容に戻るのですが、皆さん照れずに、恥ずかしがらず
に、相手を褒めてあげましょう。
 奥様・旦那様・息子・娘・同僚・上司・ご近所さま老若男女問わず、心で
良いなぁ、と思ったことは口に出して感謝なり、賞賛なりをしてあげましょう。
 それで相手は良い気分になり、さらにその長所が伸び、ひいては自分に
も跳ね返ってきます。日本独特の謙譲・謙遜を美徳とする奥ゆかしい文化
を否定するつもりはありませんが、人前で自分の妻や夫を単なる自慢で
はなく、感謝の気持ちをもって真剣に褒める事ができる人は嫌味な奴でなく、
「素敵な」人なのです。
 

中村でした。





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最終更新日  2004年10月11日 08時35分59秒
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