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☆今日は「英語リスニング入門」を中心にお勉強です。
■ That would be ・・・. それは・・・ではないでしょうか。 例 That would be kind of gross それはちょっと気持ちが悪いわ。 ------------------------------------------------------------ 今週の英語リスニング入門では、「紅葉講座」と季節の野菜である「冬 カボチャ選び」でした。このように季節にちなんだテーマで英語を勉強する のは良いですね。 私は川崎に住んでいますが、実際の生活でも今週は少しずつ気温も下 がり、だんだんと季節が本格的に秋らしくなってきた気がします。 さて、今日の日記ですが、VIEW POINTの Vocabulary に出てきた(弱い) 推量の表現である would に着目したいと思います。 この would は、「(もしそうだったなら)~ではないでしょうか」といった仮定 の婉曲表現の would なのですが、とても応用範囲が広く、例のような日常 会話から、ビジネスシーンでの表現までカバーできる優れものの助動詞です。 例文の場合は、Kenが冗談で言った Does that taste like a cup of butter? (バター1カップのような味とか?)に対して、 If that tasted like a cup of butter, という仮定の文が省略されて、 That would be kind of gross. となっているわけです。 That is gross.(それは気持悪い!) といってしまうと、かなり断定的に言 い切ってしまうことになりますが、kind of gross(ちょっと気持の悪いもの) と和らげて、さらに would be を使って柔らかい推量表現にしています。 ちょうど同日にビジネス英語でも、この推量の would が使われています ので紹介します。こちらは食品栄養部門・副部長を交えて、マーケティング に関するミーティングの真っ最中であり、まさにビジネスシーンでの発言と いうことで、文が長くなっていますが、使い方の基本は同じです。 If we can include some cosponsors, a tie-up with a top producer of footwear for walking would be a natural. Another possible sponsor would be a casual clothing maker. 何社か共同スポンサーを含めることができるなら、それもウォーキング用 フットウエアのトップメーカーとのタイアップがうってつけでしょう。もう1つ考 えられるスポンサーは、カジュアルウェアのメーカーですね。 このような表現方法だと、断定することなく、自分の意見(感じたこと)を 相手に伝える事ができるので、お互いに意見をいいやすくなります。 日本語では誰でも出来るのですが、英会話で慣れないうちはつい is を 多用して「~だ(です)。」と言い切ってしまいがちですが、そこをちょっと would be に変えるだけで、ぐんと表現力が向上し、かつ知的になりますの で、ぜひとも覚えておいて使いこなしたいフレーズですね。 それでは今日はこのへんで ------------------------------------------------------------ ★今日のメッセージ★ Slow but steady wins the race. ゆっくりと着実に行きましょう。(by ウサギに勝ったカメ) ------------------------------------------------------------ <編集後記> ●大前研一著の「考える技術」を読みました。前からすごい人だと思い、著書 もいくつか読んできたのですが、本当にいつも鋭い視点で物事を捉える力の ある人ですね。毎書、とても参考になります。 ●彼のいう、思考力によって極めて大きな格差の生まれる時代、「思考力格差」 の時代に対応できるよう「考える技術」の訓練を怠らないよう努力したいと思い ます。「英語は単なるツール」のレベルに昇華したいものです。 中村でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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