信州南佐久だより

[信州・地元ネタ] カテゴリの記事

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• 松茸探しでシカ目撃

  そろそろ松茸が取れだしたという情報を得て、松茸探しに山へ行ってみたが、まったくの空振りで松茸のマの字もなし。代わりに鹿を５頭も目撃した。数メートルの至近距離で、ガサゴソと藪を揺らす音がするので「人かな？」と思うと、鹿が飛び出して、走り去っていく。姿だけでなく、糞や足跡、鹿にかじられたと思われる樹木の跡、頻繁に通行しているらしき獣道など、昨年までは見られなかった痕跡もあちこちに見られた。相当な数が生息している雰囲気だ。近くの畑ではレタスなどの被害も相当あるらしい。松茸を食べるという話は聞かないが、こまったもんである。

  2008.09.08

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  スケルトンなムシ発見

  庭のイタリアンパセリの葉の上に、こんな虫を発見。テントウムシぐらいの大きさなんだが、ボディがスケルトン！しかも頭部がメタリックな金色に輝いている！一見電子部品のようだが、生きていて動いている。超ミニサイズのロボットか？慌ててデジカメをとってきて撮影。接写モードにしてもなかなかピントが虫に合わなくて一苦労。10枚近く撮ってようやくピントがあった。と、思う間もなく、虫は翼を広げて何処かへ飛んで行ってしまった。「これは世紀の大発見か？」なんて、思いつつネットで調べてみたら、ちゃんと名前も付いている昆虫だった。「ジンガサハムシ」というそうです。まだまだ知らないことが沢山あるなあ。

  2008.08.23

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  畑に出没するキジ

  以前から、家の周辺で「ケーン、ケーン」というキジの鳴き声をよく耳にしていたが、特に今年の春先から、姿も頻繁に目にするようになった。さらに、5月に入って、家の横にある畑で父が農作業をしていると、下の写真のように雄のキジがすぐ近くまでやってきて、ジッと作業を見ていることがしばしば。「こりゃあ、チャンス！」と、カメラ片手に自分も畑へ出て行くのだが、そうすると、キジは逃げてしまい、間近ではなかなか撮影できない。写真は家の２階からようやく撮ったもの。なぜかキジに好かれる父。トリ年生まれだからか？

  2007.05.16

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  オープンセット「風林火山館」へ

  大河ドラマ「風林火山」第9回、個人的には何といっても板垣信方役の千葉チャンが良かった。勘助の首をはねようとする時の太刀捌きが決まっていてしびれたなあ。それはさておき、ドラマでは海ノ口城が陥落し、武田軍も信州から甲州へ引き揚げたが、それを追うように、お隣山梨県へ足を伸ばしてみた。目指すは武田信虎の本拠・躑躅ヶ崎館。といっても、行ったのは写真のオープンセット「風林火山館」のある山梨県北杜市長坂町。実際の躑躅ヶ崎館があった甲府市は少々遠いが、「風林火山館」は長野県の自宅から車で50分ほどの近さなので是非行ってみたかった場所なのだ。今現在の躑躅ヶ崎館跡は武田神社となってしまっているが、戦国時代の躑躅ヶ崎館を県営牧場内に再現したのがここ。ドラマ「風林火山」中、何度も目にするお馴染みの大手門(一番上の写真)の内側には主殿、厩、的場、御番所などの館内部の建物が配されている。撮影用のセットとはいえ、なかなかしっかりできていて、近くに行っても粗は目立たず、復元城郭のような感じで楽しめた。ただし、櫓に登ったり、主殿に上がり込んだりできないのが、少々残念ではある。ここは、北杜市が総工費なんと1億7千万円をかけて造った物だそうだが、ドラマ終了後しばらくしたら、取り壊してしまうらしい。なんとももったいない話だ。風林火山館ホームページ

  2007.03.08

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  風林火山第７・8回ロケ地へ

  昨晩見たNHK大河ドラマ「風林火山」第8回。勘助もいよいよ軍師らしい活躍を見せ、見所も多かった。先週見ても思ったが、今回の大河は脚本が良く、上手くひきこまれる。千葉チャンの服部半蔵を思わせる殺陣も良い味。とにかく個人的に盛り上ってしまい、その余韻が冷めぬ中、ロケ地の千曲市へ行ってみた。第7回、8回と話の舞台は信州佐久郡の海ノ口城。実際は現在の長野県南佐久郡南牧村にあった城であるが、今現在の海ノ口城跡は本当に単なる山奥。わざわざ徒歩で何10分もかけて行ってロケに使うような場所ではない。で、ドラマの中で海ノ口城として使われたのは、同じ信州の千曲川流域でも、ずっと下流の千曲市にある荒砥城跡。実際は村上義清方の武将の城だった場所だが、現在は千曲市城山史跡公園として整備されている。通常、「城」というと「天守閣」しか思い浮かばないのが一般的な感覚なようで、城を復興するというと、実際にはありもしなかった天守閣様の建物をつくって町おこしだなどと言っている所もある昨今。ここ荒砥城は、中世の山城の形で城の復元を試みている数少ない貴重な例だ。「風林火山」の時代は、当然、天守閣など存在せず、このような山城が主流だったわけで、海ノ口城のシーンのロケ地としては打って付け。実際行ってみると、勘助と平蔵が登っていた櫓や見覚えのある門や柵が並んでいて、楽しさ倍増。そうでなくても、天気がよくて見晴らしもすばらしいので大満足だった。場所は戸倉上山田温泉の裏山のような場所なので、見学した後は、日帰り温泉入浴も楽しんできてしまった。

  2007.02.26

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  今朝は少し積雪あり

  このところ、春のような陽気で、昨日の朝なんかは夜半に降った雨のために霧が立ち込めていた程だったのが、一転して今朝は雪景色。といっても、ほんの1cm程度の積雪。気温も相変わらず高めなので、昼までには、全部解けてしまうだろう。昨日、庭を見ていたら、早くもフキノトウが出掛かっていた。通常は3月末位に採っているのだが、来週ぐらいには採れてしまいそう。本当に暖冬だと実感。

  2007.02.11

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  初物のキノコを頂きました

  ここ数日、雨降りで天気に恵まれないと思っていたら、近所の知り合いの方から今年初物のキノコを頂きました。キノコの生育には恵みの雨だったようです。これは地元では「ナメタンボウ」だの、「ジコボウ」だのと呼ばれているキノコで、図鑑などで見ると一般的には「ハナイグチ」という名前らしいです。カラマツ林に多く見られるキノコで、カラマツが多い信州のこの地方では最もメジャーかつポピュラーなキノコです。「ナメコ」をふた周りほど大きくした感じで、ナメコ同様のぬるぬる感が楽しめるキノコです。食べ方も「ナメコ」と同じで、軽く塩ゆでして、大根オロシと味噌汁で頂きました。秋の味覚満喫の夕食でした。

  2006.09.12

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• 「ムジン」って知ってます？

  皆さんは「ムジン」ってご存知でしょうか？「はじめてのア○ム」の無人契約機のことでは無くて、漢字だと「無尽」と書きます。信州（の私の暮らす地方）では、ごく一般的に行われていて、成人なら大体、一つか二つはこの無尽に入っています（たぶん）。以前、東京で働いていた時、周りの人に言ってもほとんど知らない人ばかりだったので、あえて、無尽とは何かを、ごく簡単に言うと、「毎月定期的に決まった仲間で行う飲み会」の事です。ただし、会費を飲食代より多く集めます。辞書にも、ちゃんと載っているんです。「無尽」を辞書で引くと、「口数を定めて加入者を集め、定期に一定額の掛け金を掛けさせ、一口ごとに抽籤または入札によって金品を給付するもの。→頼母子講(たのもしこう)」（「大字林」より）と、あり、さらに「頼母子講」を辞書で引くと、「金銭の融通を目的とする相互扶助組織。組合員が一定の期日に一定額の掛け金をし、くじや入札によって所定の金額の融通を受け、それが組合員全員にいき渡るまで行うもの。鎌倉時代に信仰集団としての講から発生したもの。頼母子。無尽講。」（「大字林」より）と、あります。鎌倉時代に発生して都会ではすでに絶えてしまったモノが、信州では根強く(しかも普通に日常生活の中に)残っている、ということでしょうか？そもそも、この「無尽」なるものは、信州だけで行われている事なのか、東京以外の地方ならどこでもあるのかすら、よく分かりません。（さらには、信州でもやってない地域もあるかもしれませんし･･･）皆さんの住む地域では、これと同様、あるいは似たようなことをしていますか？

  2006.04.08

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• ふきのとうで晩御飯

  今日は天気も良かったので、散歩がてら、フキノトウ探し。毎年、決まって生えている日あたりの良い土手に行ってみると、今年は例年より寒いのか、ちょっとまだ見当たらない･･･と、思いきや、あった！よーく探すと、5分ほどの間に、今年の初物を10個採ることができました。本格的に生えてくるのは、もう1週間ほどかかりそう。とりあえず、今日の収穫分は油味噌にして、晩酌のつまみにしました。ほんのり苦い、春の香りです。

  2006.03.21

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• 初物ナメタンボウ食べました！

  首都圏はまだ暑い夜が続いてるのかもしれませんが、ここ信州は、すっかり秋に突入してます。窓を開け放しで寝ようものなら、窓の外の虫の音で即起こされ、そのまま寝続けても、寒くて目が覚めます。（て、いうか、酔ってそのまま寝てたせいか、軽く風邪ひいたかも･･･）イラスト関係は党首シリーズが一段落したのでひとまずお休み･･･と、いうより、ネタ切れ状態。シリーズでイラストネタを続けられるような、「党首シリーズ」に代わる似顔絵ネタのリクエスト等ございましたら是非お寄せ下さい。

  2005.09.09

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• 桜が満開！－信州の遅い春－

  信州の佐久地方でも山沿いの地域は、例年4月も半ば過ぎでないと桜は咲かない。今年は全国的に開花が遅かったようだが、私の住む南佐久周辺では、ゴールデンウィーク前になってようやく満開の桜が見られるようになった。東京近郊から比べると、ほぼひと月に近い差がある。この写真は、旧臼田町（現佐久市：今回４月に隣の佐久市と市町合併した）の龍岡城という城跡。今は小学校の敷地になっている。日本に二つしかない五稜郭のひとつ（もう一つが有名な函館の五稜郭）。桜の名所だが、ここ何年も見逃していた。この日（4月27日）たまたま近くを通りかかったので立ち寄ってみて大正解！

  2005.04.27

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• 朝起きてビックリ！４月の雪

  先日、信州の遅い春の訪れを書いて数日も経たぬうちに、朝起きてビックリ！窓の外は、見渡す限り一面の銀世界。畑に積もった雪もすっかり解けて乾いていた所に、いきなり10cm程の積雪ですから、そりゃあ皆、驚きます。雪不足を嘆いていた地元のスキー場が、昨日の日曜日を最後に終了した矢先なんですから、こりゃまた皮肉なものです。信州の桜は、例年4月も半ば過ぎの開花なので、まだまだ先の話。この雪が解ければ、またフキノトウを採って、晩酌が楽しめます。

  2005.04.04

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• フキントウ

  関東周辺では桜の開花が話題の今日この頃、信州でようやく春の訪れを告げるのはフキノトウ。信州南佐久の田舎では、“フキントウ”と呼びます。今年は、桜の開花が遅れてるのと同様に、昨年は３月末に最盛期だったフキントウがようやく４月に入って初物が採れました。昨年の日記を見れば、３月末にはかなり何度も採りに行っていたのが、今年はようやく本日晩酌のツマミに登場！関東近郊の桜同様、少々遅れた春の訪れです。今日は予定以上に収穫があったので、この先１週間は油味噌で春の味覚を楽しめそうです。

  2005.04.02

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• ジョウビタキ日記

  ここ数日、すっかりインドアバードウォッチング（勝手な造語？家の中から楽しむ野鳥観察のこと）にハマっている。ここ3日ほど日記の話題にしているジョウビタキ君（小鳥♂）のためである。いや、見た目の赤というかオレンジというか色の鮮やかさもさることながら、この鳥の動きというかしぐさもまた格別かわいいのである。（写真では動きまでお見せできないのが残念！）ただ、度重なる執拗な攻撃のため、我が家の階段踊り場の窓は、一週間も経たぬ間に、フン害で悲惨なことに。ウチの母親も、「何でここにばかり来るのかしら？ガラスに映った自分に見とれてるのかしら？」と、ぼやきつつ窓掃除。私も、繰り返し繰り返し窓を叩く行動の不思議を解明するべく、\4,800の鳥類図鑑（16日の日記参照）を本棚から引っ張り出してきて調べたものの手がかりは得られず･･･。（ホントーに使えん図鑑という事を再認識）ところが、ネットで調べてみたら、ものの数分で謎が解けた。（ますますこの図鑑の評価が下がったのは言うまでもない！）このジョウビタキという鳥の生態について以下のような記述を発見したのだ。「越冬期には採餌縄張りを持って分散する。（中略）縄張り性が強く、車のミラーなどに写った自分の姿を攻撃したり、2羽が向かい合って鳴き交わしたり、争いや追いかけ合いも観察される。」（「Yahoo!オンライン野鳥図鑑 ジョウビタキ」より）つまり、ウチに来るジョウビタキ君の縄張りの中に、ちょうどウチの階段の所の窓が含まれていて、その窓に映り込んだ自分の姿を縄張りを荒らしに来た敵とみなして攻撃していたわけだ。そこで、階段の窓には外側に半透明のビニールを張ってみた。すると、ジョウビタキは相変わらず窓の近くまでは来るものの、窓ガラスへ攻撃はぴたりと止んだのだった。ウーン、なるほど納得！オンライン図鑑のすばらしさに脱帽！（そして、無料のオンライン図鑑にも劣る、わが本棚の\4,800の飾りに絶望！）

  2004.12.19

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  バードウォッチング3日目･･･今朝はバッチリカメラに捉えました！

  おーい！開けてー！毎朝こんな感じで家にやって来ます。でも、窓は開けてあげないので、糞で汚していきます。

  2004.12.17

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• 今朝も相変わらずジョウビタキに起こされましたが･･･

  今朝も早くから窓を叩く不思議な行動をとり続ける赤い小鳥。ジョウビタキなんて名前は覚えにくいので、勝手に「シャア」とでも名づけようか･･･なんて事を考えつつ、しばらく観察。ちょっと、いなくなっていたかと思ってしばらくすると同じ（階段の踊り場の）窓に戻ってきては、窓ガラスに向かってつついてみたり羽をばたつかせたりと不可思議な行動をとり続けている。（なぜか現れるのは、家中の数ある窓でもここ１ヶ所だけ、しかも2枚あるうちの右側だけを攻撃する）ま、いくら観察しても謎は解けないので、今日はこの鳥の名前を探した鳥類図鑑の話でもしよう。ここ十数年住んでいた都内近郊から、昨年末、信州に帰って来た私は、家の周辺で今まで見たことない鳥をたくさん見かけるため、鳥類図鑑を買うことを思い立った。さっそくインターネットで調べて最も良さそうなのをピックアップ！「鳥類の形態の主な特徴から、平易な検索表によって名前を調べることができるよう編集した検索図鑑」などと書かれているのを見て、名前の分からない鳥を調べるのだから、まさしくこれが良いに違いない！と、さっそく注文。一冊でも堂々送料無料の\4,800の定価だ。届いた図鑑はずっしりと重い360頁もある代物。外見はいかにも使えそうだ。売り文句の通り、見た鳥を探すのに、さぞかし便利にできてるんだろうという期待の元開いてみると･･･まず、はじめの３５頁ほどが、検索用の図表になっているのだが、「な、なんだこれ？」専門用語みたいな言葉がたくさん並んでいて訳がわからん。「後趾は内趾と蹼膜で連結している」だの、「鼻孔は管状でなく、嘴爪がある」だの、図表を読むために、先にまず漢和辞典が必要だ。せっかく期待した検索機能は、全く実用性がない。さらに追い討ちをかけるように目にしたのは、検索表のはじめの方の頁にのっていた次の文。「本書を活用し、より確実かつスムーズに鳥類を同定するためには、あらかじめ国内で見られる基本的な鳥類２００種については、無条件に憶えてしまうことを推奨する。」「･･･！」以来、この\4,800の図鑑は本棚に飾ってあり、今回ジョウビタキの名前を調べた図鑑は、小学生の頃購入した学研の「低学年のポケットずかん」（団体購読価格\200）だった。

  2004.12.16

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  バードウォッチングというのか？何というのか・・・

  朝起きると、「コツッ、コツッ、パタタタタ･･･」と、ガラスを何か軽い物でしきりに叩く音がする。音の出所を探ってみると、階段の踊場の窓。そこに小鳥が飛んで来ていて窓ガラスをガラスでつついたり羽で叩いたりしていたのだった。近づくと何処かへ飛んでいってしまうのだが、しばらくすると、また同じ窓に来てコツコツ突いてる。こっそり近づいて写真に撮った。（が、逆光なのでイマイチ） 家の中に入りたいのを窓ガラスにはばまれているのか？窓ガラスに映った自分の姿に向かっているのか？行動の謎は解けないが、図鑑で調べて「ジョウビタキ」という名前であるらしいことが判明した。きれいな赤い色をした小鳥だ。冬になると日本に渡ってくる野鳥らしい。とりあえずしばらくは、朝のバードウォッチング（とは言えないか？家の中から窓の外、数センチの所に来る鳥を観察するのは･･･）が続きそうだ。

  2004.12.15

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• 初雪

  初雪が降った。でも、ごく細かーい（霧雨みたいな）のが午前中２時間程降っただけで、道路が多少ぬれた程度だった。朝食中に振り出したので、９２歳になる祖母に「初雪が振り出した！」と言うと、「ふーん･･･」と分かったのか分かってないのか判らない返事。しばらくして食事が済んだころになって、「おや、雪が降り出したようだよ。」･･･やはり分かっていなかったようだ。ま、だいたいこの歳で体が達者なだけでも大したもんだ。などと思っていると、「よかったら、昨日届いたリンゴむいておくれ。」な、なんと記憶だってしっかりしているじゃないか（状況によってではあるが）。昨日宅急便でリンゴが届いたのにチェックを入れていたらしい。言われて、しばらく間をおいてたら、私のほうがすっかり忘れてしまっていて再度催促されてしまった。人の心配しとる場合ではない。こっちの方がヤバイかも。明日から１２月。祖母は１２月が誕生日だから、まもなく９３歳になる。いよいよ本格的に冬の到来。明日の朝は寒そうだ！

  2004.11.30

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• まつたけ

  今年はマツタケがサッパリだめかとあきらめていたら、台風の大雨後、急に型のいいのが現れてきた！写真の通りの大猟。おかげで今年も国産のマツタケご飯を食べる事ができ大満足。それにしても、台風の影響で野菜類は軒並値段が高騰しているようで、テレビのニュースでインタビューを受けたおばちゃんが「野菜があんまり高いんで、逆にマツタケが安く感じてしまうわ！」と応えていたのが印象的だった。

  2004.10.28

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• きのこの季節･･･でも、要注意！

  先週のように、なかなか、おいそれと簡単には松茸は採れない。しかし、それ以外のキノコはなかなか豊作のようで、この辺ではナメタンボウと呼ぶ種類が沢山採れている。近所で採って来た人から分けて頂いて味噌汁に入れたり、大根おろしと一緒にしたりと、美味しく食べている。昨日、うちの親父も畑仕事の帰りにふらっと山に足を伸ばし、数種類のキノコを一カゴ取ってきた。しかし、半分以上は自分の知らないキノコだった。「これって、ほんとに食えるの？」「大丈夫だ！さっき採ってきた時すぐに俺が毒見してる。もうそれから３時間も経つから平気だ！うめえぞ！」と言われて、夕食に炒めたのと、吸い物を食べた。確かに美味かった･･･が、次の朝･･･俺と親父は朝から元気に快食快便！ところが92歳になる祖母がいっこうに起きてこない。部屋を覗くと枕元にバケツを置いて布団に入ったままだ。聞くと昨晩、何にあたったのか、腹痛と嘔吐に見舞われ大変だったと言う。幸い、昼まで安静にしていた程度で回復したが、まかり間違えば大変なことになっていたかも。親父は本まで引っ張り出して、しきりに無実を主張していたし、体調を崩したのは祖母だけなので決め付けることは出来ないが、キノコが怪しいのは事実！見せられた本の写真を見ても、見た目にほとんど変わらないようなキノコが片方は食用、もう片方は毒だったりして素人にはマズ区別がつかない。余計疑いが深まった。松茸みたいに間違いようが無いのは別にして、怪しいのは、避けるに越したことは無いと思うのだが･･･親父は一人、意固地になって「そんなに言うなら、お前らには食わせねえ！俺一人で採ってきて俺一人で食ってやる！」･･･そこまで意地張る必要も無いだろうに。

  2004.10.02

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• マツタケ狩り

  「ウチにはマツタケ山がある。」と、人に話すと、たいてい誤解を受けるのが世の常である。長野県出身者の私が、昨年まで約20年間、故郷信州を離れて暮らしてきて、秋になると決まって話題になったのが、この「マツタケ山」。そもそも「やま」という概念が、都会の人にとっては平地にポコンと突き出た土地を指し示す物でしかないらしい。逆に言うと、周り中、山に囲まれている地域で生まれ育った人間にとっては、「ヤマ」＝「土地」という感覚でしかないわけで、「山を持っている」＝「山間部の土地を所有している」というだけの話でしかない。「ウチのマツタケ山は…」といった話をする場合、これが田舎であれば、「私の実家で所有するマツタケがたまに採れることもある山林は…」程度の軽い話のつもりなのだが、聞く人が都会の人の場合、「私が所有する、マツタケ出荷の一大生産地」として聞こえてしまうらしい。都会の人にとっての「ヤマ」の感覚は、「丘」にしろ「富士山」にしろ、あくまでも目に見える平らなところからの盛り上がりでなければならないようだ。決して広大に広がる「山林」の一部を指すものでは無いのである。早い話、都会の人に「ヤマを持ってる」といえば、「平地からふくらんだ部分については全部を所有している」と取られてしまうのである。まァ、そんなこんなで、人によっては「田舎の大地主の山林王」のようなイメージで思われていた私が、今日は親父と二人でマツタケ狩りに行ってきた。実際、行ったのは約３０分で周り切れる、父祖伝来の「松茸山」＝「自分の家で所有する山林」。ただし、採れる採れないは、その年の状況によって大きく変わるし、先に他人にとられてしまったらハイそれまでヨ（私有地であろうが無かろうが、ほとんど早い者勝ちの世界。番人を置くわけにも行かないので…）、かなりの部分を運に左右される状況なのだ。というわけで、さして期待もせずに行った松茸山なのだが、すばらしく運良く３個ゲット。それが、トップの写真。本日は土瓶蒸しで、秋の味覚を堪能させて頂きました。

  2004.09.23

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• 信州ならでは秋の珍味！

  信州ならではの秋の珍味といえば･･･そう！蜂の子！！蜂の子（ハチノコ）は地蜂の幼虫のこと。地面に造ってある巣を掘り起こして採ってきて虫だけを抜いて炒って食べます。信州ではゲテモノ食いが有名らしく（信州人には普通の事が他の地域ではそうでない事って結構ありまして、県外に出て初めて気付いたりしたものです）メジャーな秋の味覚にイナゴの佃煮もあります。イナゴの方は成虫を沢山捕まえてきて、そのまま佃煮にする（いちいちアシを取る人もいるようですけど）いたって簡単なレシピ。ただし、お味の方は殆んど佃煮の味しかしないので、フナや海老の佃煮とそう変わりません。やはり、珍味だけあってハチノコの美味さには敵いません。（ハチノコでも瓶詰めのはイナゴなんかと一緒で本来の味はわかりませんけど。）なかなか今年のハチノコは豊作のようで、既に２回御相伴に預からせて頂きました。ま、見る人から見れば、「蛆（ウジ）」以外の何者でも無いようですが･･･。

  2004.09.17

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• ベジタリアンか？

  ここのところ我が家の大型家庭菜園（早い話「畑」）では様々な野菜が収穫の盛期を迎えている。そもそも10年ほど前、ウチの父親が退職後に始めたものだったのだが、作る野菜の種類も作付け面積も年々エスカレートし、そんな中での収穫最盛期…。ちなみに今夜の夕食のテーブルには、枝豆、トウモロコシ、ジャガイモとササギの煮付け、ゴーヤチャンプル（肉抜き）、オクラの煮浸し、ナスとキュウリのおしんこ、トマトサラダ、キャベツとキュウリの塩もみ…て、いつから我が家はベジタリアンになったんだ？と、言いたくなるような見事な品揃え。どの野菜もスーパーで買うのと違って、すばらしく甘味があり、美味いのは確かなのだが、こんな感じなのがもう1週間は続いている。はっきり言って作りすぎ！家族だけではとても食いきれんのです。かといって、農村のど真ん中で隣近所に分けてあげようなんていう考えはとんだ薮蛇になりかねない。先日も親父が近所の知り合いに、自分の野菜がいらないかどうかをさり気に確認しようと電話をかけたのだが、30分後には段ボール箱一杯のキャベツとレタスをもらって帰って来た。都会の親戚がやってくれば、ここぞとばかりにお土産にもたせているのだが、宅急便で送りつけるなんてのは料金的にバカにならないし…しばらくは、ベジタリアンになったつもりでがんばるしかないか。ま、贅沢といえば贅沢な悩みですね。

  2004.08.05

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• トウモロコシがタヌキに

  ウチの父親が退職後趣味ではじめた家庭菜園、今では規模的にも内容的にもスッカリ立派な畑。今年からは私も時々手伝ってるので、さらに充実している。さて、この畑で半月ほど前からトウモロコシが採れているのだが、これが遂にタヌキの被害にあってしまった。夜のうちに、せっかく生った実をかじられてしまったのだ。（基本は家庭菜園なので）一度に大量に収穫する訳には行かないため、トウモロコシは一列ごとに時期をずらして種をまいている。このうちの明日には収穫しようとしていた列をみごとに荒らされた。（関心してる場合ではないのだが）、野生の動物というのは賢いもので、憎らしいほど食べ頃を心得ていて、まさにナイスタイミングで持っていかれた。まだ実の膨らまない、後から種を蒔いた列には一切目をくれていないのだ。遅ればせながら、我が家も周りの畑同様タヌキ防御の網をトウモロコシの周りに施した。（はじめに採れだしてから今まで無事だったため、つい手を抜いていた。）近くの親戚の畑は鹿の被害にあっているということで、野菜作りも中々大変なものである。

  2004.08.01

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• 

  ヤマウド大漁（量？かなやっぱ？）

  　台風一過で、日差しも強くなった午後、親父と一緒に、ヤマウド採りに行って来た。二人で（と言っても、親父はポイントまでの案内と、生えている場所を見つけては指示を出す係。自分はカゴ背負って、言われたれたとおりセッセと動き回って採り込む係という作業分担で）背負って行ったカゴ一杯に収穫。　二人で意気揚々帰って来たのだが、お袋はカゴ一杯のヤマウドを見るなり、「こんなに一体誰が料理すると思ってるのよ。」とブツクサ。　確かに、大鍋でも一度には調理出来ないほど採って来られたら、後の処理は大変だ。でも、採っている時って、とりあえず夢中で、後先まで考えないんだよね。　女性は妙に現実的だけど、男はいくつになっても子供っていうのか、いい歳した大の大人が、ナンカ小学生の時そのまんまって感じで怒られて、親父にブツクサ言うお袋の後ろで、俺一人だけ妙に可笑しくて笑ってた。（それに気付いたお袋が余計に怒ったのは言うまでもない…）

  2004.05.21

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• 雨後の筍採り

  行って来ました、雨後のタケノコを採りに！タケノコといっても、水煮なんかで売られているあの太いのではありません。信州のこのあたりでは、モウソウダケのような太い種類の竹は見かけません。細い種類ばっかりです。でもこの細い竹のタケノコが、太いのとまた違った美味しさがあるのです。姫タケノコとか呼ぶみたいです。他の地域で取れている情報を得て、佐久でもそろそろか？と出かけてみると、まさに昨日の雨で出て来たと思われる初物をゲット！ただし出始めのため、数はわずかです。でも、山独活（ヤマウド）も採れたので、晩酌のおかずには不自由しませんでした。庭で取れたフキも並んで、山菜づくしの食卓となりました。

  2004.05.14

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• 

  コゴミ

  山から庭に植え替えたコゴミが今ちょうど最盛期です。山菜の中でも、ワラビほどメジャーじゃないかもしれませんが、同じシダの仲間です。何より良いのはワラビより調理に手間がかからないところです。ワラビは灰の水につけたりしてアク抜きが面倒ですが、コゴミはゆでるだけで間単に美味しくいただけます。我が家ではゆでたコゴミにマヨネーズ少々と醤油をかけてツマミにしてます。

  2004.05.12

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• タラの芽採り

  今日は朝５時に起きて、71歳になる父親の案内で山へタラの芽採りに出かけました。しかぁーし、車で林道を分け入り、さらに徒歩で道なき道を上り下りして山を徘徊する事２時間を費やすも、収穫は２人でたったの４個。親父曰く、「こりゃあ、ゴールデンウィーク前に来なきゃだめだったな。」そうです、世間さまは連休で、都会からも大勢の人が来ているこの時期になって出てきたのでは時すでに遅し。いつでも来れる田舎暮らしの我々が行くべき時期ではないのでした。行くところ行くところ、すべて採られた後だったのです。大の大人が２人もそろって、気付くの遅過ぎ…。ちなみに家に帰って家の裏の土手を１人で５分歩いただけで、５個のタラの芽を収穫し、何とか家族全員分足りました。お昼のおかずはタラの芽の天麩羅でした。

  2004.05.01

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  ザゼンソウ

  今日は近くの山に珍しい植物を見に行きました。ザゼンソウ（座禅草）という植物で、林の中の小川のほとりに群生してました。残念ながら食べるものではありません。 こちらは色違いのもの。

  2004.04.13

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  ふきのとう採り

  今日は天気もよかったので、フキノトウ採りに出かけました。まさに良いタイミングで、スーパーの袋に一杯採ることが出来ました。大き目のものは天麩羅に、それ以外は炒めて味噌と混ぜ、油味噌にしました。どちらも酒の肴に最高！春の香が楽しめます。油味噌はある程度保存も利くので、しばらくは晩酌に楽しめます。

  2004.03.28

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