狂気
1960年マグニチュード9.5、チリ地震。ニュースを聞いた原発推進派は「あれま!でも地球の反対側の出来事ね、我が国には起こりません・・・」1979年スリーマイル原発事故「我が国の技術は世界一!大丈夫、絶対に事故はない・・・」と東電。安全神話なるものを喧伝する。1986年チェルノブイリ原発事故、原子力安全保安院は鼻先で「ドジ・・・」なんて思ったかどうか?わが国の原発建設基準、安全管理基準は、地震の規模は過小評価、津波に対してはほとんど鼻くそ・・・それでも、大地震大津波を危惧し進言する技術者もわずかいたらしいが「数十年しか稼働しないものに、千年、万年を考えてどうすんの?」と一笑したとか?地震列島に住みながらこういう発想は正気の沙汰じゃないです。もう狂気です。 そんな狂気を知らず、パンドラに偽装した「安全神話」に身を任せてしまった国民が馬鹿だったのね・・・あってはならないことが起こってしまった今、早く正気に戻ってください。もう遅いかもしれないけど・・・最先端技術であるはずの原子力が、こんな浅はかな論理の上に稼働していたことはワタシには 「想定外」です。お粗末でまっこと腹立たしいでございますが、今はただ終息を願うばかりです。 ブログランキングに参加しています。