カテゴリ:国外の出来事
先月27日のサルコジ内相の「ゴロツキ」発言に端を発し、
勃発した移民者らによる暴動は、各地に飛び火、 止まるを知りませんな。 この暴動は、人口の約10%を占める移民者たちに、 ここ数十年間に蓄積した、差別感、不平等感の爆発だな。 内相発言は、その切っ掛けにすぎない、根は深い・・・ フランスにおける移民政策は「黄金の30年」と言われた 高度成長期に、足りない労働力を補うための必然であっただろう。 そこに、自由、平等、博愛の理念が息づいていたかどうか? は、はなはだ疑わしい・・・ 経済停滞によって、割を食ったのが移民者、 失われた、人間に対する尊厳と、差別の始まり・・・そして貧困。 そもそも、人種、言語、習慣、文化、宗教の違うもの同志が、 同化、融合を果たすことは非常に困難ですな。 世界を眺めてみれば明らか、各地で紛争の火種になっている。 人類の歴史は、異民族との紛争の歴史でもある。 古代も、現代も・・・ 人間の内なる心には、歴然として国境が存在している。 地球上の国境は、その現れではあるまいか? 移民者との融合をめざすフランス。 トリコロールの旗の下、 お互いの異質を尊重しつつ、内なる国境を取り払い、 差別、不平等のない、真の自由と、平等と、博愛の理想国家は、 果たして、実現するやろか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.17 14:24:35
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