カテゴリ:天邪鬼語録
![]() 振り返るとガラスの急須がはじけて飛んでいた。 家人の粗相である。 夕飯を運んだ盆がテーブル上の急須を払い落したのだ。 家人は「あっ!」と一言云ったきり無言である。 この人はこういう時にも少しもあわてない。 というより、幾分無神経だな・・・ ワタシは、黙ってかけらを拾い、床のお茶のしずくをぬぐって掃除機をかけて、 ことさら何事もなかったようにさりげなく・・・ なにか嫌味を言って家人のしっぺ返しが怖いからではないよ。 なぜか今夜は、ネコを静かに追い出して肉球を気遣う余裕さえあるもの。 多分この頃は花粉がひどく脳細胞がマヒしているのだ。 その後出てきたのが、小ぶりながらずっしりと重い南部鉄瓶のミニチュアだった。 「お茶より酒でも入れたほうが似合いそうだな・・・」 酒を飲めないワタシがお茶らけを言うと 「うふふ飲めない癖に・・・」と冷ややかに それよりも、これを投げつけられたら大ごとですな。 今後の夫婦喧嘩は命がけです・・・ ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.01 23:22:18
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