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2011.04.01
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カテゴリ:天邪鬼語録
「ガッシャ~ン!」

振り返るとガラスの急須がはじけて飛んでいた。

家人の粗相である。

夕飯を運んだ盆がテーブル上の急須を払い落したのだ。

家人は「あっ!」と一言云ったきり無言である。

この人はこういう時にも少しもあわてない。

というより、幾分無神経だな・・・

ワタシは、黙ってかけらを拾い、床のお茶のしずくをぬぐって掃除機をかけて、

ことさら何事もなかったようにさりげなく・・・

なにか嫌味を言って家人のしっぺ返しが怖いからではないよ。

なぜか今夜は、ネコを静かに追い出して肉球を気遣う余裕さえあるもの。

多分この頃は花粉がひどく脳細胞がマヒしているのだ。

その後出てきたのが、小ぶりながらずっしりと重い南部鉄瓶のミニチュアだった。

「お茶より酒でも入れたほうが似合いそうだな・・・」

酒を飲めないワタシがお茶らけを言うと

「うふふ飲めない癖に・・・」と冷ややかに

それよりも、これを投げつけられたら大ごとですな。

今後の夫婦喧嘩は命がけです・・・

50.jpg春です。折り畳み自転車です。

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Last updated  2011.04.01 23:22:18
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