カテゴリ:天邪鬼語録
![]() 今までは、外海で6~7m港で2.5mの予想であったが、それが3倍に跳ね上がるとなると実にここら辺でもやばくなる。 ワタシの散歩道の川べりも三途の川になっちまう。 渥美半島も大部分が波に洗われ、しかも人家の周りに高い場所は少ない。 ここら辺でも同じである。 Nさん眉をひそめて曰く 「ワシんとこは、海抜5m、大川に挟まれていて絶対絶命地区だら、周りに高い建物は無いし、いったいどこへ逃げたらよいかのん?しかも川の堤防にすが入っていて地震で決壊だと・・・」 津波の前に決壊して洪水にやられるってぇ寸法です。 ほんとにあそこら辺はまっ平らで歩くには楽だが海抜5mが決定的で 私にはどうにもうまく答えようがない。 「ワタシんちだって、海抜18mで20mとか来たらおだ仏でんな」が関の山。 すでに何代も前にそこに住みついて家作もあれば、近未来に大津波の予想がたっても、土地家屋をひっ担いで退散というわけにはまいりません。 困ったもんです。 「ゴムボートでも納屋に保管しといたらどないだす?・・・」こんな言葉は、あの三陸の大津波をみたあとでは何の慰めにもなりません。 「そうだ!市に掛け合って、5階建て位の頑丈な住宅を方々に建ててもらうのは?分譲にすれば銭も集まるんじゃないかな?堤防も一緒に嵩上げしてもらいましょ!・・・」 Nさん無言でそれには答えず、大あくびで伸びをして「ワシ帰る・・・」 多分ワタシの言葉にあきれたんじゃな・・・ 地震、雷、火事・・・と俗にいいますが、巨大地震、巨大津波には、ワタシらの知恵なんかどうにもショボったくて、なんの足しにもならないようです。 運だけがたよりですなぁ・・・きっと。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.07 19:35:46
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