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2011.04.08
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カテゴリ:天邪鬼語録
戦後日本は一億総国民、理想論の中に埋没し、災厄は無いこととしてすごしてきたような気がする。

その第一が旧社会党が掲げた、およそ世界では通用しない非武装中立論だった。
その社会党と裏では手を結んでいた自民党も同じムジナであった。

世界が軍備を整え、牙をといでいる真中で、眼を塞ぎ耳を塞ぐ眠りネコの如くだった。

朝鮮半島、中東をみよ!もはや遠い世界のことではない。
何事も起こり得るのがこの世界だ。

社会党は、権力に心を奪われたとたん神通力を失い沈没したが、その残党が管である。

すべては起こり得るものとして考えることが欠如したおめでたい政治判断は、危機に弱いことを福島原発事故で奇しくも露呈してしまった。

「何事も起こり得る!」の危機意識こそが平和を維持し、災害を最小限に食いとめるのである。

今回の東北大震災が起こってみると、この国の脆弱さがわかる。
国民総生産世界第2位はいったい何だったのか?

すべては「相定外」がこの国の限界だったのです。

子供手当や、高速道無料化など今となっては絵空事ですな。

原発事故初動から今日までの陳腐さは、一億層国民は云うに及ばず世界を震撼させるに十二分なお粗末で、ノー天気のワタシでさえサブサブイボ噴出ものだ。

あのロシアにさえ小言を云われ・・・

いや、愚痴はよそう。ワタシも日本人のはしくれなのだ。

今はただ、早く原発をコントロール下に置くことである。

そのために今日もワタシは祈る。
最後は神頼みになるところがおめでたいのであるが

近頃は神風が吹かなくなったが、ワタシも神国の民である。

ということでどうかお赦しを・・・

50.jpg春です。折り畳み自転車です。

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Last updated  2011.04.08 14:10:32
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