2019/11/16(土)20:07
セイタカアワダチソウをみて思うこと。
かつて、空き地や河原のいたるところに群生して、
一世を風靡していたセイタカアワダチソウ(背高泡立草)も、
このところの衰退は哀れさえ感じる今日この頃。
今日の散歩道でも、
堤防の上の舗装のわずかばかりの土の隙間に
それでも精一杯咲いているのでした。
セイタカつったって名前負けしているようで、やっとこさの70~80センチ。
なので今日から、そなたをちびっ子アワダチソウと呼ぼうか。
セイタカアワダチソウは、北アメリカ原産の帰化植物(外来種)で、
かつては本当に空き地などにびっしり繁茂していたものです。
空き地や河原を覆う一面のアワダチソウ・・・
そんな風景を見た方も多いことと思います。
それが、急速に衰退に向かったのは、
他の植物を駆逐するアレロパシーを有していたことによるとか。
アレロパシーとは、根から出す周囲の植物の成長を抑制する化学物質ということです。
そして他の植物を駆逐した後、一時は天下を取ったつもりが
何時の間にか自らのアレロパシーにやられてしまったようです。
・・・・・
かつてこの河原も、多種の植物に覆われていた環境でした。
ススキやオオアレチノギク、カタバミ、スギナ、スベリヒユ、
タンポポ、カヤツリグサ、ヨモギ、月見草・・・
これらの一つ一つが河原で、各々小さな群生を形成して調和していたのですね。
神は異質を愛し、大地はあらゆる生命を育む。
それこそが自然のあるがままの姿。
そうです、翻れば、
いのちあるものすべて、単独では存在しえないのです。
それをセイタカアワダチソウは、
他を押しのけて、この河原で我が世の謳歌を決め込んで。
しかし自然はそれを許さない・・・
平成に入った頃から、アワダチソウの勢いはだんだん衰え始めます。
ぽつぽつとススキが生え、スギナが繁茂し始めてタンポポが咲いて
次第に現在のようにいろいろな植物が戻ってきました。
そして令和。
セイタカアワダチソウは、
ついに河原から締め出され、
今じゃ堤防の上にひっそりと・・・
まるで、おごる平家久しからず・・・ですね。
だから、わたしは声を大にして言いたい。
世界に覇を唱えようとしているアジアの皇帝に。
来年、習近平主席が国賓として来日するそうですが、
あぁ誰か、セイタカアワダチソウの花束を、
彼に進呈してくださいませぬか!
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