わたしの部屋

処理水海洋放出に反対声明　福島県内4団体「風評対策不十分」
5/1(土) 10:44配信　福島民友新聞

東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出方針決定を巡り、
JA福島中央会や県漁連などでつくる「地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会」は30日、
国民への説明や風評対策が不十分だとして、海洋放出に反対する共同声明を発表した。
——以下略——

この問題に関しては
福島の中央会や県漁連ばかりではなく、お隣の韓国でもひっくり返って
大騒ぎしていますね。

それを聞いて、お前たちだってよう
仰山たれ流してんだよ！
って息巻くんでありますが

たしかに、世界中の原発はトリチウムを垂れ流しているんですね。

2016年、韓国の月城原発からは 23兆Bq（ベクレル）のトリチウムが日本海に放出。
フランスのトリカスタン原発は2015年に54兆Bq、
イギリスのヘイシャム原発は2015年に390兆Bq、
米国のキャラウェイ原発は2002年に42兆Bq、
カナダのブルース原発は2015年に892兆Bqのトリチウムを放出。

となっているから、
日本の海洋放出のどこがいけませんの？ってことなんです。

事故前の福島原発では2兆Bqを放出。
軽水炉である分トリチウムの排出が少ないのですね。

日本政府は今後、数十年にわたり、年間22兆Bqを放出するとなっていて
数値的には放出総量の問題は少しもないんです。

ということで、いくら漁連や韓国が反対しても
押し切ることになるとは思うけど

じゃ～、トリチウムって何物じゃ！？っていうことで

４月３０日の「虎ノ門ニュース」で
核の専門家である武田センセが、福島原発についての見解を述べているので
その一端を簡単に紹介します。

詳しくは「虎ノ門ニュース」をご覧ください。

【DHC】2021/4/30(金) 武田邦彦×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】 - YouTube

わたしたちがニュースで知っているトリチュウムは
基準以下に希釈して流せば何ら問題ないことになっているんですよね。

が、そもそも放射性物質による被ばくに安全基準なんてない。
というのが武田センセの答えです。

放射性物質の被爆に関しての基準は、安全なんて基準はなく
許容があるだけというんですよ。
知らなかったなぁ。ＴＶではこんなこと誰も言わないからなぁ。







で、一番関わってくるのは
我々が被爆して一応許容されているのが
一年1ミリシーベルトというんですな。
これが実にややこしいです。

一般人が日常的に受けても問題ない程度の人工放射線の被ばく量は、
医療を除いて、法令で1年間に1mSv以下と決められているから
やっかいだよね。

それが福島原発事故が起こっちゃったら
到底それじゃ収まらなくなっちゃった！
どうにも法令が邪魔になっちゃったみたいよね？

今の基準が低すぎるとか言う人もいるじゃない？
20mSvでも問題ないなんてねぇ。

なんで1年間に1mSv以下になっているかつうことも
武田センセが述べています。

武田センセは
汚染水はたれ流しちゃダメ！というのが結論です。

もっと驚くのが

福島原発から毎日出てくる汚染水のことですよ。
毎日出てくるのは、地下水が放射性物質に触れているから
原子炉を覆っている基礎部分にひびが入ってるんですと！

と云うことは、いま日本中にある原発は設計基準が同じなんだから
震度６が来れば、いずれも壊れるということだよ？
これが事実としたら、ジツに怖ろしかねぇ。

だって、2050,カーボンニュートラルで、
政府は、これから原発回す気で身構えているんだよ・・・


一句—
春雷や　芍薬の首　叩き折る


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