カテゴリ:未来予想
楽天、楽天、楽転、落…転落、転落、転落、… あれ? あの楽天があえいでいる。今や青息吐息のようだ。 インターネットサービスや金融事業では黒字の一方、 楽天モバイルが巨額の赤字を垂れ流している。 そもそもモバイル事業はすでに、ドコモ、AU、ソフトバンクの 3社寡占で、楽天が新規参入する余地などなかった、と言われている。 しかし何としても楽天はモバイルをものにしたい。 それは私たちの決済が、スマホ中心に変わりつつあるからである。 そして最大のライバル、ソストバンクが、2018年6月にpeypeyを発足させた。 これにより楽天ペイからpeypeyに乗り換えるユーザーが続出。 ミキタニの危機感は最高レベルに達する。 ちなみにスマホ決済サービスについていえば、 トップは「PayPay」(41.2%)で、次いで「楽天ペイ」(19.4%) 「d払い」(18.8%)となっている。(2023.1月時点) だから誰が何と言おうと楽天は、モバイル事業を手放せない。ものにしたい。 モバイルがソフトバンクと同等になればユーザーを取り返せると思っている。 ところがそのモバイル事業は途方もない金食い虫で 楽天本体をも食いつぶしかねない。 この事業に手を出したせいで、15%以上あった自己資本率は4%に落ち込み キャッシュが決定的に足りない。 来年から 社債の償還ラッシュが始まり 3年間で9000億円必要だという。 はたして償還ができるだろうか? できなければ倒産するからグループの虎の子事業の売却でしのぐことになろう。 楽天は唯一足りない携帯事業に参入したが その事業が足を引っ張り、 これによってまさかの楽天グループの崩壊につながるかも知れない。 こんな与太爺の心配をよそに、ミキタニあくまでも強気である。 一縷の望みがあるからだという。 それは基地局の新システム「楽天シンフォニー」が独自技術であり この技術は基地局の維持管理がクラウドでアップデートできることから、 大幅にコスト削減、ひいては通話料金も安くできるという。 ミキタニはこの技術で世界を席巻できる、と踏んでいる。 その証拠に、すでに世界からいくつかの契約が成立していて、 650億円ほどの利益が出ているという。 しかしそれで来年からの巨額の社債償還に間に合うのか? 残念なことに、世のエコノミストたちは「とても間に合わない…」と、口をそろえる。 とにかく、われわれユ-ザーとしては、 通話料が安くなるのは歓迎だから、ぜひ楽天には頑張って貰いたい。 が、いかんせん、楽天のスマホシェアはたったの2%と低迷が続いている。 だから、楽天のお先は限りなく暗いようである。 しかしソフトバンクもまた投資部門の低迷で決して安泰ではない。 とすれば何時か、大御所アマゾンの出番があるかもしれない。 (敬称略) 今日の一句 足るを知る貧乏人は芋を食う ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ブログランキング にほんブログ村 失敗しないベッドの選び方 転職応援します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.10 17:54:17
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