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2024.04.05
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カテゴリ:祈りのみち



今、世界は混とんとしてはいるが一つの流れとして
皆、グローバリズムに踊らされているように見える。

グローバリズムは、人、モノ、金が国境を越えて流動し
全てを金が支配する、非人道的な無慈悲なシステムである。

仕掛け人は国際金融資本。巨大な力を有し、経済界は元より政治をも支配している。

否応なくこのシステムに取り込まれた今
人は神の子である尊厳と使命を忘れ、猫も杓子も金に翻弄されている。

企業は株主優先で、労働者は利益を生むための道具として扱われる。
したがって企業は、正社員を減らし、すぐ切れる非正規社員を多く採用する。

結果、1999年に870万人であった非正規労働者は
2022年には2046万人へと膨れ上がった。

金が人をないがしろにする阿修羅の世界。それが現代。

GLAを創設した故高橋信次氏は
世界に正法が流布される時”魔が競い立つ”と言われた。

現代は法灯が消えて久しく、人生は刹那的であり金がすべてである。
あらゆる場所で、金の亡者たちが競い立つ。

そんな時代だからこそ、”人間の原点”に立ち返るべきではないか!?

そもそも、人とは一体何だろうか?

人は一体何のために生まれてくるのだろうか?

そして何のために生きるのだろう?

この問いに、GLAの始祖高橋信次師は著書「心の原点」で答えている。

人がこの世に生まれてくる理由は、世界にユートピアを築かんがため。
そして自らの魂を”深化成長させる”ことを目的とする。

だからこそ人は、魂の所以に遡ることが求められる。
人は誰も、裸で生まれ裸で死んでゆく存在なのである。

いくら金があっても、死んで持っていけるものはこの世に何一つとしてない。
財産や地位、名誉などに執着が一つでもあれば一直線に地獄の底に沈んでしまう。

そう考えると、企業の使命も自ずから違ってくる。

企業の使命は、わたしたちがこの世を渡ってゆくための手段でしかない。

労使は同じ時代を生きる同志であり、
従業員をコストと考える現在の思考からは遠いところにある。

氏はGLAの始祖であるが、巷で言ういかがわしい教祖などという存在では語れない。
わたしが知る限り、氏は20世紀最大の霊能者であったと断言できる。

ゼウスや仏陀、イエスと同じように…

信次氏は、電子機器を扱う技術者であり経営者であった。取得特許は400を数える。
40歳のとき神の啓示により心眼を開いた。
GLAを創設し、私財を投げ打って日本国中で講演を続け法を説いた。

1970年代のことである。

初めての講演で「私は8年間法を説き、この世を去ります」
と述べ、予言通り48歳で帰天した。

氏は幼少の頃より霊力があり、人を占うと、およそ外れたことはなかったと言う。
心眼を開いてから、弟子とともに過去世の言葉で語り合った。

この時の実験ビデオが今でも多数現存している。
わたしが氏を推すのは、なにも著書や講演テープによってばかりではない。

心の窓を開いた氏の弟子の中に、わたしの従妹がいたからである。

従妹は普通の商家の娘でありながら、15000年ぐらい前の過去世から
10転生程を、その当時の言葉で語った。その後、日本語で通訳した。

アトランティス、インカ、古代エジプト、エーゲ文明時代、イスラエル、シリア、チベット等々
過去世が入れ替わる都度、瞬時に言葉が変わった。

このように過去世を思い出した弟子が数百人いたと言う。

仏教ではこのようになった人をアラハンと言い漢字では阿羅漢と書く。

こんなことを言うといかがわしく聞こえるだろうが

このことにいちゃもんをつけた人をわたしは知らない。
ビデオや録音テープに記録があるから研究する材料は沢山ある。
だから、言語学者も疑いようがないからではないかと思っている。

この当時のDVDやCDは「GLA関西」で取り扱いがある。
※「GLA関西」は高橋信次氏の講演記録をもとに教義している組織で、信次氏を継承する「GLA総合本部」とは別組織です。

この実験は、人は魂存在であり、輪廻転生している事実を証明するものであるが
現代人は、科学で証明できないものはおよそ信じないらしい。

”人が魂存在?魂消たことを言うな!”とせせら笑う。

けれど信次氏に言わせれば、現代科学など、
金属に施したメッキのように薄っぺらなものであると言う。

もっとも、わたしの従妹も最初は信じられなかったらしい。

従妹は東京八丁堀で料理屋を営む3人姉妹の真ん中である。
家業は長女が継いだが、従妹は時々手伝いに行っていた。

その店を接待に使っていたのが高橋信次氏であった。

信次氏はなぜか商売の話より「神理」の話が多かったと言う。
”しんり”は、真理が一般的であるが、信次氏は神理と言っていた。

ある時輪廻転生の話になって
「人は誰も、心が浄化され心の曇りが晴れれば、過去世を思い出すことができる」
と言うものだから

「センセ、そんなこと私は信じられない。もし私がそうなったら信じますけど…」
と笑いながら言うと

氏は「そうですか、ではやってみましょう」
と言って従妹の前で手をかざすと、心の窓が開かれてしまったのだと言う。

ちなみに従妹の姉妹3人ともそうなった。

従妹には子供がなく悩みであったが、心の窓が開いて、
甥が、かつての自分の子供だったことを知り”心が晴れた”と後日わたしに語った。
なお、従妹がチベット時代、中国の天台山へ上る旅の途中で世話になった婆さんが、今の姑であるとも語った。

人は生まれる前に、親子、兄弟などの約束をして生まれて来るそうです。
全ては縁によって生ずると言う事らしい。

このことを考えると、
このごろは離婚する方が多いが、あの世に帰ってから後悔することになると言う。
この次は「もうあなたとは夫婦になりません」と断られるらしい。

ともあれ現代は、夜明け前の一番暗い時代だが、

やがて”神理”が広まるにつれ、魔が去り
人は、人としての尊厳を取り戻し、金の呪縛から解き放たれる。

その時世界は燦々と輝く、とは云え、数百年は要するだろう。

まるで遠い先の話で、しかも、悟りなどとはほど遠いところにいるわたしだが
そんな世界を夢見つつ

今は亡き従妹をなつかしく思いだして「心の原点」を読み返している。



今日の一句


花寒や孫来て家は春爛漫


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Last updated  2024.04.06 08:43:32
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