カテゴリ:祈りのみち
5月5日は端午の節句。 数日前から、鯉のぼりを上げているお宅も結構見受けられます。 ここら辺は半田舎なので、大きな家と小体な家が混在し 庭の広さによって鯉のぼりの大きさが違います。 ベランダに据えられた超可愛いものも結構あります。 威風堂々!天高くそびえたち、 矢車の音も軽やかに、青空を悠々舞う大きな鯉のぼりは爽快です。 こういう立派なものが上がっているお宅は、多分地主の家。 小さな鯉のぼりを上げるお宅にも 大きな鯉のぼりが上がるお宅にも 等しく男の子がいます。 たとえ鯉のぼりの大きさが違っても、どちらも、親の愛は空よりも高く海よりも深いのです。 「我が息子よ、健やかに育て!」の祈り心が込められています。 そうそう私の幼い頃も、両親が鯉のぼりを上げてくれたのでした。 新聞紙でこさた兜をかぶってはしゃいで、夜には菖蒲湯に入って、 ちまきは?う~~ん食べた記憶がありません。 極貧だから、そこまでお財布が回らなかったのでしょう。 その鯉のぼりは、時期が過ぎてからも、わたしの良い遊び道具になりました。 わたしは鯉のぼりの口に入って遊んだものです。 子供たちが、何にでも潜り込むのはなぜでしょう? この辺は、猫の子と同じ類かも知れません。 ともあれ、それくらい鯉のぼりが大きかった… ただしその鯉のぼりは、大空を泳ぐときも わたしが潜って遊ぶ時も、やたらガサガサと煩かったのですね。 えっ?ガサガサってな~に?と訝しむ方もおられましょう。 そうなんです。その鯉のぼりは紙製だったんです! 紙だから口に入って遊んだらすぐに破れる。 ワンシーズンぽっきりの貧乏人御用達の鯉のぼりです。 そうすると翌年また新しい紙製の鯉のぼりがやってくる。 毎年、鯉のぼりが、青空を泳ぐ姿を見ると、そんな記憶が微かに蘇ってきます。 そうだ、今日は、帰りに、ちまきを買って帰りましょう。 今日の一句 のぼり舞う端午の節句父母いづこ ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ブログランキング にほんブログ村 失敗しないベッドの選び方 転職応援します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.05.06 15:36:04
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