カテゴリ:自然現象
世界のあちこちでオーロラが観測されているようですね。 普通オーロラが観測されるのは、地磁気緯度で65-70度で、 この領域のことをオーロラ帯、またはオーロラベルトと呼ぶそうな。 そんな比較的高緯度で観測されるオーロラが 先だってはロンドンで観測され、そしてサンフランシスコ、 日本でも、北海道・能登半島・東北など各地で観測された。 天文愛好家は大喜びらしいが そんなに喜んでもいられないよね。 というのは そもそも今度のオーロラは、過去20年で最大規模とされる 太陽の Mフレア、 Xフレアが多発していたから。 フレアとは、太陽の黒点群から発生し爆発的エネルギーを放出する。 今度のフレアが強烈なのは この黒点群が地球の直系の17倍にも成長していたからと言う。 このため地球の地磁気嵐は、5段階の最高レベルである「 G 5 」に達した。 ちなみに地磁気嵐のレベルの影響の分類は以下の通り ・G 5 (極端に大きな) → 送電網などの損傷、人工衛星の障害、通信障害 ・G 4 (猛烈に大きな) → 送電網の誤動作の可能性、通信障害の可能性 ・G 3 (大きな) → 送電網の誤動作の可能性、通信障害の可能性 ・G 2 (やや大きな) → 高緯度地域でのみ送電網や電波障害の可能性 ・G 1 (小さな) → 小さな影響 現代のような電子機器に依存した社会では、 この規模の磁気嵐が重要なインフラへの損傷を引き起こす可能性が多々ある。 1989年の磁気嵐では、カナダのケベック州で電力系が全て停止し、停電が9時間も続いた。 その影響で600万人が被害を受けたと言われている。 3664黒点群の地球への向きは、今後、2日程度続くとみられ、注意が必要と言うことです。 (3664黒点群で発生したX3.9の大規模フレア) http://swnews.jp/2024/fig/2405111411_exfig_4.gif 今日の一句 レッドロビンの病重症薬撒く ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ブログランキング にほんブログ村 失敗しないベッドの選び方 転職応援します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.05.13 10:32:20
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