カテゴリ:日常のこと
今日は思い立って加茂菖蒲園に行ってきました。 加茂菖蒲園と言うと、静岡の掛川にもあるそうですが、 わたしはまだ行ったことがありません。 今日行った、豊橋市の賀茂菖蒲園は、江戸系・伊勢系・肥後系の約300種、 37000株の花しょうぶが咲き誇り、愛知県では最大規模の菖蒲園とか。 300種もの品種が出来上がったのは 江戸時代に松平左金吾(菖翁)が先鞭をつけ 全国各地から収集した、野生のノハナショウブの種子を江戸で播種して育成したので、 現在ではこれらの品種群を総称して「江戸系花菖蒲」と呼んでいるようですね。 ちなみに、肥後系や伊勢系も菖翁花から枝分かれしたものです。 まあ花菖蒲の品種改良も江戸文化であり、まさに当時の花形と言ってもよいでしょう。 菖蒲園と言うと、わたしが若い頃住んでいた葛飾の堀切に 菖蒲園があって、何度か行ったことがあります。 ここは、花菖蒲の群生を見せるという、菖蒲園の発祥の地だと言う事ですが ここから日本各地の菖蒲園が生まれたと言う意味では由緒ある菖蒲園です。 惜しむらくは、近世になって、菖蒲園そのものは結構ですが 周りの背景がなんとも無粋で興ざめのような気がします。 民家やビルが周囲に建ち並び、高速道路の橋げたも隣接して 花しょうぶの奥ゆかしさ、花鳥風月を楽しむ向きには、少しがっかりします。 そこへ行くと、加茂菖蒲園は田舎ですから民家がさほどなく 背景が山で、この自然観は見事というか、素晴らしいですねぇ。 今日は平日でしたが、ひっきりなしにジジババが訪れます。 若い方は仕事なのでしょうねえ。 さて今日は、菖蒲祭りのポスターに登場の 和服姿の綺麗どころはいらっしゃらるのでしょうか? 期待に胸を膨らませてグルリ見回してみたものの、いないですねえ。 そこのところが非常に残念です。 ですから、見物客の皆さんと、菖蒲のあでやかさのギャップがすごいです。 ますます菖蒲がきれいに映って! 菖蒲祭りは、5月22日(水曜日)から6月4日(火曜日)までと看板にあります。 それまで美しく見せるために、花殻摘みやらで結構手が掛かるんでしょうねえ。 おかげで私たちは綺麗な菖蒲を堪能できるわけですがご苦労様です。 しかも此処は入園が無料ですから最高です。 たまには世間の喧騒を離れ、こういう場所で菖蒲を愛でるのも命の洗濯になっていいですねぇ。 今日の一句 あでやかに衣装菖蒲が輝ける ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ブログランキング にほんブログ村 失敗しないベッドの選び方 転職応援します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.06.01 01:43:07
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