カテゴリ:巷のニュースから
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![]() 1週間前「巨大地震が発生する可能性が”ふだんよりも!高まっています。 1週間程度は警戒しましょう!しかし必ずしも来るとは限りません。」の気象庁情報。 なんというあいまいな情報なのでしょう。私はこの情報に大いに憤慨し魂消た! その巨大地震の警戒期間が過ぎる今日のニュースに、概ね好意的なコメントが躍っている。 しかしである。 この“巨大地震注意”の臨時情報のせいで、商売にならなかった、ホテル、海の家、便を減らしたり徐行運転をした各種交通機関、などなどへの損害はどう見るべきか? わたし的には、この情報は必要ではなかったと考える。 だって、巨大地震の明らかな兆候はなかったんだよね? 南海トラフに異常は認められなかったんだよね? ただ先の日向灘のM7.1地震が、南海トラフの傍だっただけで、すわっ!南海地震の兆候か!? と、気象庁が先走っただけのような気がする。 そもそも1000年に一度とかの巨大地震のメカニズムなんて、全然わかっていないんだよね。 現代の科学をもってしてもちっとも定かではありません。 南海トラフで言えば、フィリピンプレートが大陸側のプレートの下に潜りこむとき時間の経過とともに歪が溜まり、耐えきれなくなった時に巨大地震が発生する。 というものだけれど、1000年に一度とか、数百年に一度とか言ったって、きっちりしたものではない。 歪は今までと同じように溜まっているはずなのに、いつ起こるか分からないのが現状です。 先回から相当時間が経過しているから、そろそろと言ったって、計算なんかできないのですね。 ![]() だから気象庁は、トラフのところどころに、ひずみ計を設置して、日々観測しているという訳です。 そのひずみ計に異常がない。それなのにトラフの傍でM7.1が来たら慌てふためく。 国民の多くがそれを支持する。なんか変だとはだれも感じない。 そんなことを言うと「もし来たらどうする?責任取れんのかオマエ?」などと揚げ足取りをする。 何言ってるんですか! もし来なかったらの責任はゼロって、どこか変じゃないの? だってホテルのキャンセルが1300件って、ホテル側じゃ泣くに泣けないよね? だから今回の”巨大地震注意”の臨時情報なんか出さないで「巨大地震は何時来るかわかりません。 いつ来てもよいように、準備と備えだけは普段からしておきましょう!」に留めてほしかった。 そうすりゃ経済的ダメージを出さなくて済んだ。 まぁいいですよ。それを50年、100年、200年と続けていたら、そのうちきっと大地震に当たることもあるでしょう。でもそれって、ちっとも化学じゃないよね? 私はこういうのを”くるくる詐欺師”だと認定したい。 オオカミ少年と少しもたがわない。 だから気象庁に、ロバート・ジェームズ・ゲラー博士を招へいして、博士の爪の垢でも煎じて飲んでほしい。 博士は「地震予知なんてできません!」ときっぱり言い切る、真っ当な科学者です。 今日の一句 ![]() 来る来るサギに踊った暑き盆明ける ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.16 01:36:18
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