カテゴリ:祈りのみち
ようやくお盆が明けましたね。 16日の夕方、送り火を炊くと,お盆に迎えた諸霊が一斉にお帰りになるのですね。 さて、では、それぞれの霊は一体どこへ行くのでしょうか? 俗にお盆には地獄の蓋が開くと言われますから きっと元居た地獄にお帰りになられるのでしょうか? この場合、成仏して天国にまします霊は何の問題もございません。 天国は、この世より素晴らしい処ですから「帰るな」と言ってもすぐ帰ってしまいます。 だけど、まま、お帰りにならぬ地獄の霊もチラホラいるといいます。 これは、信州のとある田舎で起きた実話です。 この土地のある会社でパートをしてる0さん、お盆が終わったとたんなぜか足腰が立ちません。 「今年は新築もしたし、おじいさんの新盆で、集まった親戚の接待で疲れたのだろう」 と思って、医者に行ったり整体に掛かったりしていたのですが、1週間もたつというのにどうにも芳しくない。 ったく、勤めに出ることもできません。 そこへ心配した社長がお見舞いに訪れました。 「Oさん。お加減いかがですか?」 「すみません、お盆の疲れで、2~3日で回復すると思いますので…」 その社長、霊力が「強い」との噂があったが、むろんOさんはそんなこと信じちゃいません。 その社長がおもむろに口を開きます。 「Oさん、麻木色の着物を着て、紺の帯をしめた白髪の五分刈り、左のホッペに大きなほくろのおじいさんがいますが、どなたですか?」 Oさん内心「ぎょっ」としたのであります。昨年無くなったおじいさんの風体そのものですもの。 「はは~~ん、誰か社長に爺さんのこと話したな?」という具合。 ですが、素知らぬ顔で「そんなおかた存じません」と答える。 「でもOさん、あなたのお姑だと云っていますがねぇ」 このお方、霊とお話ができるのですね。 霊能社長がオジジの言い分を代弁します。 「お盆に、『どうぞおいで下さい』というので早速やってきた。 盆も終われば帰らねばならぬのは知っているが、もう帰りたくない。 いやだ!絶対帰りたくない。あそこはホント恐ろしい!」 お寺には代々のものすごいお方が君臨しているそうです。 新参者のゴウツク爺など居場所がない。 さりとてお墓は、まるで地獄そのまま、亡者が大勢いてもっとすごいところなそうな。 よって、もうあそこに戻るのはいやだ。「ここが一番安全だ!」と、きたもんだ。 「Oさん、あんたの腰が立たなくなったのは、このおじいさんをおんぶしているからです。疲れでもなんでもありません」 Oさんびっくり仰天「そんたらこと、あたしゃ信じられねぇずら」誰だってそう云います。 「あぁ、そうですか、じゃ、おじいさんちょっと退いてくださいな」そう言い。 「Oさん、ちょっと立って身体を動かしてみて下さい」と云うと あらら不思議、Oさん何事もなかったように動き回れるじゃありませんか! それでも、「そ、そんたらこと、あたしゃ、あたしゃ信じねぇずら!」 普通のお方なら何度でもそう言います。凡人はかたくなであります。 「それじゃ、おじいさん。また憑いてくださいな」社長が言うと Oさん、またまた足腰が立たなくなってしまいました。 「これでいいですか?私、帰りますね」 こうなれば、さすがにOさんも信じるしかなく、 社長にお願いして「あっ」という間に回復したと云うことです。 医者も整体師も治せなかったのにタダで あっ、そうそう、気になるオジジは、この社長の導きで行くべきところへ行かれたそうです。 ※天国へ行くための研修所のようなところ、人生での思念と行為の一つひとつを思い出して反省をする場所ということです。 実話です。 信じる信じないはあなたの自由。 お盆が終わって、足腰が立たなくなった方や、首が回らなくなった方、肩が張って仕方ない方は居られませんか? もしおられたら、あなた、亡くなったどっかの地獄霊を背負っているかもしれませんよ。 どうですか、少しは涼しくなりましたか? 残暑厳しい折ですがどうぞご自愛あれ。 南無阿弥陀仏、妙法蓮華経、あ~めん。 今日の一句 蝉絶えてアオマツムシの甲高く ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ブログランキング にほんブログ村 失敗しないベッドの選び方 転職応援します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.08.18 15:18:34
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