カテゴリ:健康
![]() 白内障の手術って言うと、皆さん「とっても簡単だよ」と言わっしゃる。 東京の友人は、先年の秋やったそうだが 「あんなの1、2分で終っちゃう。チャッチャッと流れ作業だよ」なんて言う。 が、わたしの住む田舎街では、チャッチャッどころか わたし一人の患者に、左目35分~右目55分も掛かった。 もっともこれは、準備の時間もあるから、実際の手術時間は大分短い。 ともあれ1~2分なんて眉唾、医師が言うには10分から20分なそうな。 それより右目に相当の時間が掛かったのは、 わたしの目の素性が悪いのか?それとも医師の腕が…どうなん? まっ、ともかくも、今は無事に終わってただいまケア中。 その手術の顛末を簡単に。 わたしの場合、片目づつ1泊2日入院の日程。9月9日と30日 先ず9日に左目をやって、35分で終了。 で、その結果は、驚いたよ!翌日ガーゼを取ったらあまりにもクリアに見えて別世界だった。 少し青みが掛かって見えたが、以前にはぼやけた感じの検査室が輝いて見えた。 看護師さんの佇まいがやけに眩しかった。こんなに美人だったっけ? そして30日に右目を敢行。 執刀医がメスを入れ洗浄してから、レンズを挿入している気配。 が、なんだかその後が怪しい。左目の時とはかなり様子が違う。 「ふ~~む。…うまくないな~…キズ口が閉じない… こりゃ、縫うしかないな…」 ゲッ!わたしはどうなることかと大不安、 が、俎板の鯉ではどうすることもできない。 「メスを入れたところが閉じないから縫いますよ~…麻酔を入れますよ~…」だって。 でその後、少しチクッとしたのを覚えている。 なんやかんやでゴソゴソやって、退室したときは55分も掛かっていた。 (やっちまったな…6000人に一人とか言われる失敗例かよ?) 病室に戻り寝ていると、医師がやってきて 「キズ口が閉じないので縫いました。乱視が出るかもしれません…」 とつれないことを言って去った。 手術後2時間は絶対安静、看護師さんが先に手術した左目に目薬をさしにやってくる。 点眼は一日4回せねばならない。 で、夜になったら看護師さんが替わっていた。 その看護師さんは、「両目なのね…」なんて言いながら、 術後の右目を覆っているガーゼを外そうとするから 「えっ!取っちゃだめですよ~、こっち、昼間手術したばかりですよ~!」と焦った。 「だって、両目って書いているわよ、ホラ…」と食い下がる。 「それは明日からの処方箋でしょ。それ持ってあした退院です」 それでも何だか納得していないご様子。 怖いよねぇ、ったく… で、コケコッコ~~と夜が明けて 8:30分にガーゼを取ったら 靄に包まれて鬱陶しかった十数年が嘘のように消えていて世界が輝いていた。 おまけに、先夜医師に脅されて不安だった乱視も出てないとちゃう? 検査後の医師の診察 「うん、思ったほど乱視は出てないようです…」 (ホッ、良かった…実に良かった) 一応手術は成功したが、その後の養生がかなり大切ですよね。 ばい菌なんか入ったら失明しかねない。 だから、AM10:00、PM2:00、6:00、21:00、都合4回、3種類の点眼が欠かせない。 この頃は、スマホのアラームで毎日催促されるから安心ではある。 そして2週間は頭を洗えないし、保護メガネも昼夜装着。 しばらくは重労働や激しい運動はご法度。 術後の寝姿勢も制約される。決してうつ伏せで寝てはならない。 術後1週間目と、2週間目、4週間目に医師の診察がある。 おかげさまで、術後現在までの経過は良好です。 ちなみに術前の視力は左右とも0.5だったが、術後直ぐで左1.5、右1.0だって!(今は若干下がったような気がするが) なんつったって、シニアグラス無しに本が読める。視界は霧がすっかり晴れて別世界です! 春の免許更新の視力検査では躓いたが、いまなら一発で合格ですよ。 完治するまで、まだまだ先は長いが、無事に経過しますように。 ―― 合掌 ―― 今日の一句 ![]() チャイム鳴り出てみればエホバ秋刀魚焦ぐ ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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