わたしの部屋

人生初めてのビオトープに挑戦したのは、今年４月

８０Lの黒いトロ箱を購入して

石を積んで、赤玉土を入れて栽植。

用岩石も入れて苔を貼り、ソーラーポンプで小滝も作った。

小鉢に水草の種をまいて、大分育ってから水底に沈めた。

それまでメダカを飼っていた水槽のアナカリスも、浮草も入れた。

浜から拾ってきた流木も入れた。

夏に入ると植物たちは勢いよく繁茂し、ビオトープが大分仕上がって来た。

メダカたちも元気に泳ぎ回り、沢山の針子も生まれた。

が…秋に入って…

何だこれは？

最初は数匹で苔などを食ってくれるからと放置していたスネールが

いつの間にかびっしりと大量発生！

それはそれは、おぞましく

水底の水草はいつの間にかすっかり消滅。

仕舞には夥しく浮いていた浮草、アマゾンフロッグピントも全滅！

ビオトープにさほど関心がない長男も

「すげ～なこのコマイ貝…気持ち悪い～～」と、首をすくめる。

ネットでスネール対策を検索すると、手で退けるのが一番だって。

オイオイ一体幾ついると思ってんだ！

大量発生の原因の一つに、石灰分を多く含む石などを入れると

”大量発生につながる恐れあり”とかあって

「ゲッ！やっちまったか！？」

夏場に、浜で拾ってきた大ぶりの貝殻を１０個ほどもぶちこんだんだよ。

見栄え麗しかろうとネ…

馬鹿め！貝殻は炭酸カルシウムそのものなんだよ。

貝殻の成分がふんだんにあり、食いものが満たされれば

そりゃ大量発生につながるわいな。

つうことで、

もう時期も外れて、いじっちゃいけないとは思ったけど

どうにもこのスネールのおぞましさに耐えかねて、
オマケにアオミドロも猛繁殖してるし
ついに先日、思い切って水溜まり部だけリセットして作り直したんよ。

スネールもアオミドロも見事にいなくなって清々してるけど

まだ水が出来上がってはいないビオトープには、メダカは一匹も泳いでいない。

ただ、宙づりした苔玉石からの水音がやけに虚しい。

晩秋の我がビオトープの現況はこんなだ～よ。



今日の一句



メダカ越して滝音虚し秋の暮れ




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