わたしの部屋

今日から大分寒くなるというので、故郷のライブカメラを覗いたら

案の定うっすらと雪化粧をしている。今年二番目の降雪。

人里でこんなんだから、当然町に二か所あるスキー場ではスキーができる。



近年の降雪は、わたしの小さかった頃の記憶よりだいぶん早くなっていると思う。

１２月中の降雪はあまり記憶にないんよ。

そのころは、１２月の末ころに毎年餅つきをしていた（庭で）が

チラホラ雪が舞うと無邪気にはしゃいだものだが

雪が降ると難儀する母は少し不機嫌になって小さく叱った。

１２月の雪はこの時代は珍しかったのよ。

が、この頃は、１２月の初めでさえ降雪がある。

こんなに早い降雪をみると、もしか寒冷化じゃね？と勘ぐってしまうが

温暖化教の物知りに言わせると、なんでも

温暖化が進むと、空気中の水蒸気が増えるので雪が多くなるということらしいよね。

いずれにしても、わたしは雪は嫌いだ。

若い頃は何度も雪の時期に里帰り（チェーン付けた車で）をしたが、そのたびに峠越えの下り坂で滑った。

さいわい山側に突っ込んだので今でも生きている。

土地の人に車を引っ張り出してもらったが”急発進！急ブレーキは厳禁でっせ！””気を付けていきなせぇよ”と励まされた。

もっともこの頃の車は、当然四駆でもなくABSや横すべり防止装置も付いてない。

けど、８年ほど前、お袋が転倒して大腿骨を骨折をした冬

病院から直接電話があり”すぐ来てくれ”と言われ仕方なく恐る恐る雪道を走ったが、

車やタイヤの進歩ってすごいよね。

普通のFF車だが、ABSが付いているせいが少しも滑らず無事に病院に到着できた。

えぇ、当然タイヤはスタッドレスですが…

里の近くの町に兄がいたが、どうしても連絡が取れないというので私が行くことになったのよ。

さすがにその後、兄は家に入り、今では典型的な老々介護になってる。

兄さん、ありがとう！雪降って辛い時期ですが母さんを頼みます。

今年９５歳になった母は、術後反対側の大腿骨も骨折して、

とうとう車いすになってしまったが、幸いに他は元気で

週二回のデイサービスを楽しみに今も健やかに過ごしている。

このあいだ誕生祝いのプレゼントが”着いた”と連絡があった。

母の元気さは声の張りでわかる。

ここまで来たら、１００歳まで頼むでよ～～母さん。

ん？こっちが先に逝ちゃうかも？…まっ、それもいいか。



今日の一句



降雪や早く来い来い温暖化



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