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おもしろすぎるぜ 中国で農業

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カテゴリ:カテゴリ未分類
 中国の人は、立って食べる。
 昼ご飯は、自分たちで、作ってきたご飯を、
 会社の電子レンジで、チンして食べる。
 イスも用意してあるのだが、
 どうもたって食べるのだ。

 「座って食べたら、・・」
 といっても、この方が食べ安いという。
 あたためたご飯の上に、オカズをのせて食べるのです。
 日本でいえば、ドンブリの感じなんですね。
 そういう意味では、実に合理的で、
 時間的もかなり早いです。
 早く食べることは、ある意味では、貧しさの象徴かもしれない。

 会社の若いスタッフ
 (18歳安徽出身;以前日記で書いたカビだらけの部屋にすんでいた子)
 に、食事に行くとすると、どこに行きたいか?
 ときくと、
 最初にいうのが、「肯徳基;ケンタッキー」という。
 「なんで、ケンタッキー?」
 と聞くと、
 おいしい。(中国人は、鶏が好きです。)
 店が明るくてきれい。
 座るイスがきれい。(私は、あのプラスティックのイスが嫌いですが・・)
 トイレもきれい。(確かに、きれいだよ。ほかがひどすぎるのだ・・)
 何時間いてもいい。
 という。

 この会社から、一番近くのケンタッキーに行くのに、
 タクシーで、20分ちかくもかかる。
 日曜日は、1時間以上かけて、
 自転車で、ケンタッキーまで行くという。
 
 すこしづつ、アメリカ文化を享受しようとする・・・
 明るい店の雰囲気、清潔感は、
 カビだらけのへやにすんでいる小姐にとっては、
 とてもうれしいことなんだなと思ったりします。
 ファーストフード店の効用もあるのかな。

 日本で、スローライフがブームになっている。
 その中で、スローフードが喜ばれています。
 確かに、マクドナルドはファーストフードの典型です。
 しかし、日本人は、ファーストフードの伝統もあります。
 おにぎり、みそ汁、ひもの、のり、納豆、豆腐、つけもの・・・
 コンビニエンスストアーの「おにぎり」の進化は、
 とどまることを知らない。
 立ち食いそば、ドンブリ、ラーメン・・・
 これもファーストフードなんですよね。
 回転寿司に至っては、ファーストフードの最先端でもあると思います。
 だから、あれほどアメリカではやっているのかもしれない。
 
 中国にきて、ラーメンが本場だと思ったら、
 ほんとにおいしいラーメンは、日本のラーメンですよね。

 最近 私の住んでいるいなかの街にも
 蘭州拉麺(ラーメン)の店ができた。
 ここの拉麺の汁は、久しぶりにおいしい。
 3元(45円)で満足する。人も沢山はいる。
 ちょっと贅沢して、牛肉拉麺が、5元(75円)。超満足である。
 ちゃんと店先で、小麦粉をこねながら、
 一生懸命引っぱる麺をパフォーマンスが楽しい。
 
 そして、日本に帰って、最初に食べたいと思うのは、
 寿司よりも、カレーライスなんですよね。
 不思議なほど、日本は、ファーストフードの味を洗練させている。

 この前家に帰ったら、
 ハウス食品の「スローフード」のカレーがあった。
 何か、妙に笑えた。
 つくるには、確かに時間がかかるが、
 カレーライスは、ファーストフードの典型ではないかと思う。
 
 日本は、スローフードが、ブームになると、
 いつの間にか、スローフードだらけになってしまう。
 ファーストフードの文化を否定することでもないと思う。
 確かに、ファーストフード店は、
 中国のあたらしい食空間の変化を作り出している。
 日本の食文化においても、違った価値観を作り出したように思う。
 必要なことは、日本においても
 伝統的なファーストフードのより充実だとおもう。
そのことが、より鮮明なスローライフが浮かび上がってくる。

 (追補)少し付け加えます。****
 この日記を書いて、アップしてから、
 ちょっとまてよ・・・
 「スローフード」の定義は、なんだっけと考え、調べてみました。

 私の考えていたファーストフードは、
 手早く食べられるというイメージでとらえていた。
 そういう意味では、ゆったりと食べる食事のイメージが、
 スローフードと思っていたのですね。
 どうも違うらしい。

 スローフードは、本来「スローフード運動」といわれている。
 イタリアのブラという片田舎からスタートしたNPO運動だそうです。
 そして、3つの指針を掲げている。

 1. 消えてゆく恐れのある伝統的な食材や料理、
   質のよい食品、ワイン(酒)を守る。
 2. 質のよい素材を提供する小生産者を守る。
 3. 子供たちを含め、消費者に味の教育を進める。

 小生産者を守るということも、スローフード運動は行っているんですね。
 一番大切なのは、「味の画一化」に対する運動なんですね。
 詳しくは、・・
 http://www.slowfood.gr.jp/pages/whatslowfood/whatslowfood.html






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Last updated  2003/12/03 02:01:55 AM
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