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●まるで、経済大国みたいに・・
2006年10月中国の外貨準備高は 8700億ドルを超えて、日本を抜いて世界で一番となった。それ以降も増え続けて、1兆ドルの大台に乗った。経済成長が著しく貿易黒字がその推進力なったことは疑いのないことである。外貨準備金は、中国にとって、元高・ドル安の中では、デメリットも抱えている。このような豊富なドルを背景にロッキード社の飛行機を大量に買い入れたりしている。直接アメリカの企業を買収するということは、IMBのパソコン部門をレノボが買うという事例があるが、多くは失敗している。そのため、投資会社であるブラックストーン社に30%近く投資して、株式上場をさせ、5億ドルほど儲けた。また、ブラックストーン社は、約260億ドルでヒルトングループを買収するという発表まで行った。中国にある『ドル』が、牙を剥き始めている。中国の国家としての規模は、経済大国となっている。 ●環境汚染輸出国に 環境汚染は、急速に進み、世界銀行の『環境汚染のコスト』報告(案)では、環境汚染によって、毎年75万人が早死にしており、大気汚染が30万人、屋内汚染で、30万人、水質汚染で6万人という。実際北京や上海、広州では環境汚染が集中しており、無視できない状況も生まれている。河川は汚れ、魚がすめない環境となり、その魚を食べることもできなくなっている。経済発展と環境汚染が進行している。中国の環境汚染で、五島列島に光化学スモックが起こるという、環境汚染の輸出国にもなり始めた。中国の食品の安全性に関しても輸入国では疑念が多く出ている。 ●解決策が見えない農業 農業分野を見ると経済成長の発展の中で、『3農問題』が大きな問題となっており、(1)農業税の廃止で、農民の負担を減らす。(2)農業補助金の投入、農業技術導入の補助(3)穀物の安定買い入れなどをほどの対策を立てているが、温室資材や化学肥料や農薬の価格は上昇していることや、水不足、電力不足、エネルギーの価格の上昇など、農業をめぐる情勢は、総合的な対策がない限り解決できない様相を示している。補助金で恩恵を受けるのは、一部の農民に限られている。重慶での公務員の農民の殴打から、大きな農民暴動も報じられるようなってきている。要因には、貧困と水不足が農民を苦しめている。 雲南の花卉会社との話をする機会があるが、農産物で利益を上げるのは難しく、如何に補助金をうまく導入するのかというところにポイントが置かれている。経済大国となりながら、大きな矛盾を抱えながら、農業はさまよっている。 この文章は、農業経営者に投稿しました・・。 農業経営者は、農業を経営しようとする人にとって、 情報の宝の山です。 ご購読ください・・ ●中国で農民暴動が起こりますが・・ 土地の収用ということが原因のひとつですが・・ 水不足ということも 暴動の要因になっています。 昆明は、夕立が降って・・いい感じです。 重慶に、先週 雨が降り 大地が少し豊かになりました。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/09 03:53:39 PM
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