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丑寅おじさんの開業奮闘記

丑寅おじさんの開業奮闘記

介護事業の留意点

介護事業は社会性、公共性が高く、地域に密着した事業を展開します。
社会的意義を感じ、ボランティア精神を大切にされることは
会社理念に謳い、同時に、その手段としての利益を
考えなければいけないのです。

その前提で、介護事業を始めるにあたっての留意点を説明します。

1.法人でなければなりません。
  介護保険の指定事業者になるには、株式会社、有限会社などに限らず、
  NPO法人、社会福祉法人などの法人格をもたなければなりません。

2.事業者には運営基準が定められています。
  提供する介護サービスによって運営基準があり、
  これを満たさなければなりません。

3.地域の市場性を確認しなければなりません。
  介護事業の市場は地域的に限定されてきます。
  住み慣れた地域だからとか、知人が多いということで
  選択するのでなく市場としての分析を行ってください。

4.人材を確保しなければなりません。
  ホームヘルパーは介護事業になくてはならない人材です。
  ホームヘルパーは他の職種と比べても勤続年数が短く
  退職率も高いので、常に募集をしていくことになります。
  介護事業は人を通してサービスを提供するビジネスですので、
  人材を大切に考えなければなりません。

5.資金繰りに細心の注意を払いましょう。
  介護サービスを提供しても介護保険から支払われるのは
  2,3ヶ月も先になります。最大の支出は人件費ですので、
  このキャッシュフローを見極めましょう。

まず、介護事業に参入しようとお考えの方は、
以上の5項目は最低限考えておかなければなりません。



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