資本の払込み通常の会社では銀行等に資本金を払込み、払込保管証明書を発行してもらいます。 しかし、銀行によっては一定の取引実績がないと 発行してくれないことがあります。 信用金庫とか信用組合のほうが比較的発行はしてくれやすいとも聞いています。 ただ、確認会社(1円会社)では銀行等の発行する払込金保管証明書が 不要で、発起人や取締役の普通口座に、各株式引受人、社員が出資金を振込み、 その通帳のコピーと「払込みがあったことを証する書面」という発起人、 取締役が作った書面とを合綴させてハンコを押すだけでいいのです。 これは、大きなメリットになります。 通常は、多額の資本金を払い込んでも、 その資本金を下ろすには数週間かかることがあります。 つまり、その間は資本金を使えないことになります。 この点、確認会社の場合はある一定時点に資本金が発起人、 取締役の口座に振りこまれているという事を証明すればいいだけですので、 極端な話、振り込んですぐに全額を下ろせます。 確認会社にするかどうかは、起業する人が決めれば良いので、 これ以上は論じませんが、いずれにしても資本金を払い込んでから 登記申請をすることになります。 |