やわらかい風にはなれない・・
近づいてきている台風の影響で窓辺の明珍火箸の風鈴が時折、愛らしい音を奏でました無精ひげも蓄えず相変わらずのおもてなしでお殿様はわたしを迎えてくれました手作りの餃子冬瓜の煮物自分で干した大根の煮物ヨーグルトとクリームチーズのデザート「 こっちにいる間に2キロぐらい太れ!」そんな言葉も本当になりそうなくらいわたしは出される物を美味しくいただきました滞在中のほとんどの時間は家にいていろんな話と「 明智光秀 」についての情報インプットそれは映画であり大学教授の講義であり・・・ひとりの人物をこんなにも丁寧に知ろうとするんだきっとそれはすべての事に通じているはず「ジェロニモは日本人だった・・」 なんていうお殿様はその根拠になるお話を幾つも読んだに違いない昨日、播州には大雨警報が出ていたけれど止んでいる間に駅まで送っていただいたその時、やっと翻訳の話やりたくないと言ったわたしが今なら心を素直にして、「やります。」と言うのを知っていたようなタイミング帰って依頼された翻訳文を見てみると自分が間違っていたことに気づくその報告をすると以下のような助言をメールでいただいた契約書などの法的文章は「だろう進行」をせず既成概念を捨て、謙虚に綿密に見直すことです。報告をありがとう。じゃあ、改めて頼みます。お殿様に吹く、やわらかい風になりたいとそんな事を思って出かけて行った自分が恥ずかしいのでした