不要な抵抗を起こさないための言葉選び
こんばんは~。今日はお世話になってる研修会社さんのパーティーにいってきました!見渡す限りの講師、講師、講師。そもそも講師って熱い人材、くどい人材。これだけ講師が集まると、その場が熱いこと!そのパワーに圧倒されてきましたわ。さて、久しぶりに言葉ブログ書きますね。今日のテーマは、何を言っても聞く耳を持たない人の心を、どう掴むか、です。私にもたくさん経験がありますよ。講師業なんて、そういう受講者の抵抗にどう対処できるかで、講師の実力が決まると言っても過言ではない。講師が何を言っても逆らってきたり、または、冷めきっていて乗ってこない。こういう場面って、案外あります。こちらは結構、辛いんですが~。皆さんの職場にもいませんか?何を言っても突っかかってくる部下とか、何を言っても首を縦に振らないひねくれ上司とか。こっちが燃えて、「やろうよ!」とか言っても冷めたままの社員とか。。。まず、私が独断的に思うには、聞く耳を持たない人というのは、何かに対して怒りや不満を持ってる。私も時々、聞く耳持たない頑固者になっちゃうことがあるけど、やっぱり何かに怒ってたり、不満を持ってるから聞きたくないの。だから、きっと他の人も同じだと思う。怒りの原因はあなたかもしれないけど、もしかしたら違うかもしれない。単に不機嫌なんてこと、人間だから当然あるんですよ。理屈にあわないけどね。本人も抑えたいんだけど、うまくいかない。ただ、その人を刺激しちゃうことだけは避けたいよね。まあ、人の機嫌なんて、もともと勝手なもんなんだから、自分は悪くないと理詰めで行ってもしょうがない。こっちとしては「このわからんちん」と諦めてほったらかしてもいいけど、それで目的が達成できないようじゃ、プロとは言えない、素人でしょ? 何のプロかはその人それぞれですが。ということで、ここから先は必要に応じて努力すればいい。でも、毎回諦めてるようじゃ、人間が小さいぞ!さて、抵抗をすり抜け相手の心に楔を打ち込む方法ですが、私の経験から、こんな手があるよという話を探してみました。他にもあると思うので、是非教えてくださいな。みんなで共有して、ケースバイケースで試してみるのも良いのでは…。1.いったん受け入れて気をそらさせる何かに固執していて、その事に関しては聞く耳持たず、とにかく「嫌です」っていう場合。たとえばね、30人くらいの受講者を対象にセミナーを開催すると、中には、場の雰囲気についていけず、気持ちがネガティブな方に行ってしまう方もいらっしゃる。仕方ないことなんです。普段、頑張っている人ほど、真剣だし、繊細なんだから。もちろん、こちらの言動も要チェック!まずいことをこっちがしてしまっていたら、もちろん素直に謝る。でも、そうじゃないなら、この手です。まず、その人の固執しているものから気をそらさせてあげるんです。個人演習中、その人が何もできず困っている様子(実は困ったを装った反発している様子かも)が見られたら。…すかさず近寄り「あの~、どうしました~?」「うーん、よく、わかんないんだよね~、考えたことを書けって言われても何も浮かばないし、考えられませんよ」こういう時の最悪の対応法「いや~、そんなに難しいことじゃないんですよ。ただ、考えたことを書くんでいいんですよ、深く考えずに…」「浮かばないんですよね」「人間、何も頭に浮かばないなんて事、ありえないんですが..」正論ではありますが、正論を言えば言うほど、相手の心はそっぽ向きませんか?で、別のアプローチでは。「そうですか~。確かにそういうことってよくあるんですよ。(受け入れ) 分かりましたので、じゃ、その演習はまあ、しなくてもいいですので、せっかく時間ありますから、○○しませんか?(気をそらさせている。相手が必ずできそうなことを選ぶ) これならできますよね。(できないとは言わせない言い方)」これでうまくいけば、このあとにちょっとハードなことを要求しても、相手は聞いてくれる可能性が高い。相手のペースが変わればOK!なんですから。ここでのポイントは相手の心を支配しているなんらかのペース、それはもしかしたら怒りみたいなものに影響されてるんだけど、を壊すこと。こっちがして欲しいことを、今してもらう必要はないんですよ。ペースを変えることができれば、じきにうまく行くから。はい、今日はここまでね。もう、遅いので。では、また次回!