ビジョナリーライフ～自ら考え行動することで、人生がワクワクする～

最近になっても、会社ではまだ不景気な話が多い気がする。そういう状況だからだろうか、やれ給料をあげろ・処遇をよくしろとか、正当な人事評価をしろとかいうのをよく聞く。そのような声が大きくなってくると、給与体系を見直すといってみたり、人事評価制度を見直すといってみたり、という方向に話が移っていく。

確かに、人事制度を見直し、成果主義などを導入して、頑張っている人が正当に評価され、正当な処遇をうけられるようになれば、それはとてもいいことだと思う。

でも、それってちょっとおかしくないか？といいたい。
そもそもあなたたちは上司や先輩・・・何でもいいけど、他人に評価されるために仕事をしているのか？人から評価され、出世して高い給料をもらえれば、それで満足なのか？それでいいというなら何もいわないけど、それじゃあまりにも寂しいビジネスライフだなぁと思う。


そもそも給与体系や人事評価制度などは何のためにあるのか？ということをみんなもっと真剣に考えるべきだと思う。人事制度がどうこうというのは、あくまでも枝葉の問題であって、「この制度が悪いから・・・」というように議論の標的になっているのは本題から完全に逸脱している状態だと思う。


優れた給与体系や人事評価制度などがあるから社員のモチベーションがあがるというのではないと思う。社員の仕事に対するモチベーションを維持向上させる要因は他にあるはずで、それをどうにかしないと、根本的には何も解決しない。
給与体系や人事評価制度などは、本来はお菓子のオマケみたいなもの。だけど、オマケ目当てにお菓子を買ってしまうことがあるように（小学生の頃、ビックリマンチョコって流行ったな～）、本来オマケであるはずのことが、あたかも本題のように議論の的になっているのは、なんだかなぁ～、、、。


この手の話題は、みんなに直接的に関係することなので、取っ付きやすいから、こういう状況に陥るのも仕方がないといえば仕方がないんだろうけど、、、
「みんな気持ちは分かるけどさぁ、もっと視野を広く持って考えようよ」といいたい。