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カテゴリ:ビジョナリーコーチ
何かやろうと思う、またはやりたいと思うとき、人によって大きく2種類の考え方があると思う。
ひとつはできること、またはできそうなことから積み上げていくタイプ。もうひとつはとにかくベストケース、ドリームプランを考えて見るタイプ。 わたしはどちらかというと、以前は前者だったけど、最近は完全に後者になっている。 ベストシナリオを考える、ある意味ビジョナリスト的な思考のほうが夢があるし、思わぬブレイクスルーが生まれることがあったりして楽しい。 そんなビジョナリスト的思考もそのままでは限界がある。 あまりに現実とかけ離れすぎていて、実現性なしということで逆にモチベーションを下げてしまったり、あきらめてしまったりする原因になることがある。 そこで重要になるのが思考のオセロゲーム。 まずはベストシナリオで目指すべきゴール(WHAT)を明確にする。 その次はどうやったらそれができるのか(HOW)をとことん考える。 イメージでいくと山に登るときにどの山を登るかを決めて、次にどのルートで登るかを決めるような感じ。 どうやって実現するかを考えると、現実的なことと非現実的なことがでてくる。 そこででてきた非現実的なHOWに対して、思考のオセロゲーム開始! できないとしたら、その要因は何か?または、それがどうだったらできる? 時間、カネ、人脈、社会的地位、スキル・・・など。 例えば、1年で1000人の人脈をつくらないといけないという課題があったとすると、 1年じゃムリだけど3年あれば可能というような感じ。 非現実的だと思うことも、その制約条件を明確にして、オセロでいうところのクロをシロに変えていく。ある制約を除ければ、Aは可能、、、というようにしていくと、ひとつ解決できれば、一緒に2つ、3つと解決されることもあるだろう。 それを諦めずにすすめていって、思考のオセロ完成すれば、制約条件が全て取り除かれ、できないと思っていたこともできる条件が整う。 それぞれ見てみると、自分でできることもあるだろうし、ヒトに頼めばできることもあると思う。ものによっては100%は厳しいけど、70%ならできるかもしれないということもあると思う。 そんな風に再整理するとともにもう一度、ドリームプランを見直して、目標設定しなおしてみる。 そうすると今まではできないと思っていたことでも現実的な目標として見えてくる。 何かやろうとするときは、こんな感じでベストシナリオ&思考のオセロゲームをしていくと、ストレッチしつつも地に足のついた思考ができて、いいんじゃないかなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.15 20:58:37
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