DVD「小川町セレナーデ」
「小川町セレナーデ」を見ました。先日見た「亀岡拓次」に続き、安田顕が見たくてこれをセレクト。今回はオカマのスターダンサーの役。ストーリィは単純明快。借金抱えてつぶれそうなスナックを、おかまバーとして建て直そうとする話がメイン。それだけを聞くと特に「見てみよう」と思わないんだけど、ヤスケン出てるから、しかもオカマの役で、と借りてみたら、思った以上に面白い映画でした。見終わって、しばらく呆然として何も出来なかったくらい。そして翌日また見てしまったくらい。映画自体が面白かった上に、楽しみにしていた安田顕もすごかった。独自の美意識で生きてる、ややエキセントリックなおかま役。奇天烈な服ばっかり着て、コメディな流れの中、ときおり哀愁を漂わせ、抜群の存在感。超ミニのぴったりしたドレスを見事に着こなして踊るシーンと、子供が出来たと告げられた時のシーンは格別に綺麗だった。返すまでに絶対もう一度見よう。映画とは特に関係ないけど、私、メイクしている男性見るの好きだな。メイクしてれば何でもいいわけじゃなくて、男性として似合ってて、前も書いたけど、ただならぬ感漂ってる人限定。ビジュアル系やメタル系バンドのルックスとか、ドラァグクイーンとか、タイで見かける女性にしか見えない男性とか、そういうのではなくて、なんだろう、思わずドキっとしてしまうような好みのタイプがあるんです。「かっこいい」の原点がRC時代の清志郎なので、それがすり込まれてるのかもしれないな。おまけ:同居人が40歳になったので、昨日は恒例の誕生日鰻行ってきました。特上鰻重(時価:この日は3800円)@西陣江戸川美味しかった~。これでまた半年頑張れる。