2012/03/04(日)21:28
にぎり酒で天然酵母パン 再チャレンジ
にぎり酒(酒粕)から元種を作って、パンを作る第二弾。
前回は元種作りだけやって、後はホームベーカリーに丸投げしたら大失敗。
(慣れたらあの酸味が美味しくって、毎朝食べてますが。)
今回は、生地をこねる→一次発酵だけHBに任せて、
後は自分でやってみました。
【材料】
・元種 60g 前回作った残りにごはんと酒粕を少しづつ継ぎ足して、増やしておいた。
・強力粉(「とみざわからの贈り物」) 120g
・薄力粉(北海道産全粒粉) 120g
・黒砂糖 大さじ2
・塩 小さじ2/3
・水95ml
【行程】
・材料をHBのパンケースに入れて、“天然酵母生地作りコース”でスイッチオン。
ねりと発酵が行われる。
・4時間後、スイッチが切れて、生地はかなりふくらんでるけど、
発酵がまだ足りなさそうだったので、
(生地に指を突っ込んだら、じわじわ穴がふさがった。)
もう30分、スイッチの切れたHBの中に放置。
・30分後、かなり柔らかそうな生地で不安になりつつも、
フィンガーテストは良さそうだったので(あくまでも自己判断)、
ボールに入れて冷蔵庫で1時間寝かせる。
・1時間後 丸めて、オーブンを“スチーム発酵”モードで、30℃30分にセットして、二次発酵。
30分後にスイッチが切れてから、そのままで30分放置。
(二次発酵前)
・30分後、ふくらんでるんだけど、横にも広がってて、
「ひえー。」となりつつも、200℃で20分+180℃で10分焼く。
・できあがり♪
これね、「ハードタイプの全粒粉パンが、甘くないクッキーで覆われてる」って感じです。
写真でパンの質感が伝わるかな。
固そうでしょー。
手で半分に割れないし、
噛むと「バリッ。」って音が鳴るし、
パンの表面を叩くと「コンコン」って音がなる。
もちろん押しても、全然へっこまない。
何でこーなった?
レシピには書いてなかった砂糖を入れたから?
発酵不足か、表面が乾いてしまってたのか。
思い当たる要素が有りすぎてわからない。
でも、前回に比べて断然「パン」だし、
ラッキーなことに私は、ハードなパンが好きなので、まぁ良しとしよう。
噛むほどに全粒粉の素朴な味が広がって、
良い香りもするし、そこらへんは満足です。
【パン作り感想】
やー、難しかったです。
とにかく時間かかる。
1つ1つの作業は短いんだけど、
1時間後、30分後、など生地の様子を見てやったりする必要があるので、
出かけられないし、昼寝もできない。
昼間から、晩ごはんの準備などをしつつ、ずっと台所にいました。
料理だったら、材料をきちんと計らなくても何とかなるし、
おかしな味になっても、ある程度軌道修正できるけど、
パンやお菓子作りは、そういう適当さが失敗につながるよなー。
温度や湿度の影響も受けるし。
奥が深いわ。
パン、ヨーロッパでは、機械のない大昔から食べられてるみたいで、
この一連の作業を、主食のためにいつもやってたのかと思うと、
なんともすごいです。
それを思うと、ごはんは簡単だ。
そうそう、うちにあるスチームオーブンレンジ、
今日初めて、オーブンとしての役割を果たしました。
取説のレシピページ見てたら、いろーんなことができるらしいんだけど、
買ってから1年以上、レンジ機能“ごはんの温め”くらいにしか使ってなかったのよね。
パン作りは、とりあえず一旦良しとして、
(全然成功してないけど。)
次はにぎり酒クラッカーを作ってみよう。
おまけ:
パームシュガーがなくなったので、
てんさい糖で紅茶きのこを仕込んでみた。
これも大成功。
パームシュガーよりミネラル成分が少ないからか、
透き通った紅茶のままで発酵しました。
(無農薬の美味しい苺を入れて。めちゃうま♪)