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2016.07.31
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カテゴリ:本の話
ブログ用写真。

「木暮荘物語」(三浦しをん)
ミユキさんが面白かったって書いてはったので読んでみた。
三浦しをんの小説は初めて。

木暮荘というぼろアパートに住む4人の住人と、
その周辺の人達の話が7つの短編になってます。
どのストーリーにも、クセのある個性的な人が登場するので面白い。
共感したり、驚いたり。

「柱の実り」
やくざなおじさん前田の、すごく無防備な言葉にクラクラした。
いかにもそんなこと言いそうな人なら、「うざっ。」で流すけど、
この人なら、それがたとえ戦法だったとしても、ころっといくわ。

「黒い飲み物」
最後がやっぱり共感できなかった。
私がドライなのか?(裏切りは発覚した時点で終わり。)
一緒に過ごした年月の違いというか、
まだそこまでの歴史がないからってのもあるだろうな。
では、このままいって10年後だったら、どのような感想を持つだろう。

「嘘の味」
7つの中ではこれが一番好き。
並木のアホさと純粋さに呆れながらも、こういう人は好き。
恋人には絶対したくないけど。
「今度こそ、まちがえずにいよう。」
続きを書いてほしいってすごく思った。


「落下する夕方」(江國香織)
江國香織の本は、文庫になった時点でだいだい全部読んでると思ってたら、
これはまだやった。

8年一緒に暮らしていた恋人の健吾から別れを告げられることから、
物語が始まる。
彼が出て行ってしまってからも、友達として電話をしたり、
食事に行ったり、友達のような関係は続くんだけど、
梨果はずっと気持ちの整理がつかなくて、
「彼がいた時は・・・・。」
「ここに彼がいれば・・・。」
みたいな描写が何度も出てくる。
15ヶ月後、やっと現実のこととして受け入れることができて、
物語は終わる。

私も同居人と一緒に暮らして8年と数ヶ月。
梨果と同じ立場になったら、どうなるかなーと思いながら読んだ。
でもどうもしっくりこないというか。
15ヶ月もひきずらないだろうなぁ。


「ののちゃん10」(いしいひさいち)
朝日新聞朝刊の連載。
いっつも思うけど、いしいひさいちの主婦視点というか、
日常のものすごく小さなことをネタにするセンスがすごい。
ほんとに毎日、晩ごはんのおかず何にしようか頭悩ませてたり、
衣替えのたびに、何かを探し回ったりしてるしてるんじゃないかと思ってしまう。

実家を出てから、自分では新聞を取ってないので、
ののちゃんが読めなくて残念だったけど、
同居人がいしいひさいちの大ファンなので、コミックスが全部ある。
ありがたい。

次は角田光代のが3冊、私を待っている。
楽しみ。








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Last updated  2016.07.31 09:23:50
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