2007/04/06(金)15:15
出来ないことには、目をつぶる2:自分の強みを知ると、目をつぶれる
「出来ないことには、目をつぶる」について、考えてました。
不得手に見えること、欠点に思えることに
フォーカスをあてない。
機能的に見すごすというか、こだわらない方が大らかに楽しく進むことは
それが「欠点」に見えても、放っておいた方が
結果的にうまく行くって感じだよな~。
それでもって、
なんでもかんでも「OK」で、済ますことではない!
この相手と(または「ここで」とか「この組織と」)
自分がどんな関係を持っていたいのか、その「こういうのが、いい♪」方向に向かうのに
根本的な関係がなければ、それが自分の気に入らなくても
指摘しない・文句言わない・エネルギー注がない・・・って感じだと思います。
とはいえ、これって実はとっても大変。
ハラがたつのを抑えこんで、余計しんどくなったり
「も~、ど~でもいい!」と無視の怒りを決め込んじゃったり・・・。
経験者は語る・・・ってヤツです(^^ゞ。
そんな私のキリキリする思いを、かなり軽くしてくれたのが
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ~あなたの5つの強みを見出し、活かす~という本です。
え?
これって、自分の能力とか、才能を探す本と違うのって?
そうです。アメリカ調査大手のギャラップ社の統計に基づいた
人の才能を34個に分類して、自分の才能を知り
才能を、強みに育てていこうぜ!という内容です。
心理テスト、チェックものは数あれど
これはかなり穿ったところをついてきます。
本を購入すると、HP上で自分の5つの強みを探してくれる
「ストレングス・ファインダー」を試すパスワードがついていますので
気になった方は、お試しあれ!
私もやってみて、とても「納得!」でした。
納得しただけでなく、今年の目標の方向性を決める決定打は
この診断結果が、ずいぶん役立ってくれました。
「しんどい」だけの目標にならず、
自分がやりたいことにつながってるかも~と思える・・・そんな線引きが出来たと思います。
それがなぜ他人の「出来ない」に、目をつぶるのに役に立つのかって?
それがですね!!!!
「自分にはフツーに出来ることが、他人にはフツーではないこともある」
っていうことを、芯から実感できるツールだったんです。
言葉だけの場合は、みんな「そうだよね」と言えるけれど
行動・状況が伴うと、とたんに「そうだよね」と言いづらくなります。
「●●が出来ない!」と、相手にハラを立てる時って
「出来るのが当たり前じゃ~!」という気持ちがベースにあります。
だって、装備なしで空飛べないからって相手を怒る人は、
そうはいないと思います。
「アイツが空を飛べないのがイライラするけど、なんとか、目をつぶろう・・・」
と努力している人も、あまりいないでしょう(^^ゞ。
「出来るのが当たり前じゃ~!」という気持ちがある時って
実際、自分が出来ちゃうことが多いです。
いつも常に100%じゃなくても、ある程度出来るのが前提になってる感じです。
「出来るのが当たり前、目をつぶりたいけど、でも出来な~い!」と感じる時には
自分が出来なくて、他の人が出来るものごとで、立場を変えて追体験してみると
意外に「あ、そういうことか!」と気がついて、目のつぶり方がわかったりします。
この本は、自分がごく当たり前に考えたり、感じたり、行動していることが
他の人には、まったく想定外の発想だったり
わかるけれど、やるのは困難!だったりすることのトピックを
34個にわけて、説明するツールとしても有効です!
(「相手の発想を聞いても、自分には何のことかさっぱりわからない」ことが
どう役立つ可能性があるのかを知る、ヒント集にもなります。)
次回、私の事例を挙げてみますね。