カテゴリ:本
昨日1人で呑みすぎて(あちきは家で1人で呑み潰れることがあるでござる),今日は朝から何もする気が起こらなかったでござる。
そこで読んだのが「人造人間 キカイダー」(石ノ森章太郎 秋田書店)でござる。 全6巻で構成されていて,テンポよく話は進み,あっという間に読んでしまうでござる。 操られることを目的とした「機械」と心をもった「人間」との狭間で揺れ動く感情,同じ父から生まれた敵ロボット(いわば兄弟でござるな)との戦い,良心回路をもった機械「キカイダー」の悩み。シリアスなストーリーでござるよ。 最後は,「いかがなものかな・・・」と思う部分がござるが,悩みを背負って旅に出る?主人公の後ろ姿はいいものでござる。 5巻には「サイボーグ戦士 真空戦争の巻」これはサイボーグ009でござるね,6巻には「胎児の世紀」が挿入されているでござる。「胎児の世紀」は正直言ってあまり好きになれない物語でござったが,1巻が昭和47年が初版で,平成17年4月までに30版を数えるところを考えると,長く愛されている証と言える作品でござるね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.08 11:23:09
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