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ひとくふう-かの巻


コンポストによる生ゴミ堆肥化
<生ゴミ入れていいもの、悪いもの>
たいていの家庭の場合、生ゴミはキッチンシンクに置かれた三角コーナーに集められますよね。 そして、その三角コーナーの中身をコンポストにほうり込むのが一般的だと思います。 でも、料理素材と一緒に付いてくるもので、堆肥にはならないものが意外と多いですよね。
まず、包装に使われているラップ等のビニール類。
これは、絶対入れてはいけません。 ビニール類は土中で分解されないから。
次に卵1個1個に付いている「賞味期限」シール。
1個1個剥がすのは面倒くさい。「シール剥がし」 なんかやっていたら、そのうち「生ゴミ堆肥化」そのものが面倒くさくなってしまうに違いない。
そこで、「賞味期限」シールはそのままコンポストに放り込む。
特に問題はありません。

さらに、蜆(これで<しじみ>と読むらしい、知ってた?)、あさりの貝類の殻、 蟹(これは<かに>って判るよね)等の甲殻類の殻。
これらも殻そのものは堆肥になり辛い。 でも、殻の周りには養分が付着している筈です。 この養分を使わずに捨ててしまうのは勿体無い。 それに三角コーナーの中から分別するのは面倒臭いはず。 殻は堆肥にはなり辛いけれど、別に土の中に混ぜたって害は無いんじゃない? 「大森貝塚からダイオキシン発生」って言うニュースも聞かないし・・・
それに生ゴミが堆肥化された後に、残った殻を土中から拾い上げるのは、それほど大変でも ないし・・・
実際、やってみると甲殻類の殻と二枚貝の殻はコンポストの中での数ヶ月でかなり脆くなります。 殻を土中から拾い上げる必要は全くありません。 しかし、巻き貝は数ヶ月くらいでは全く脆くなりません。 これはコンポストの中に放り込まずにゴミとして捨てたほうが無難です。
Comp0
<生ゴミの水分除去>
コンポストの注意事項に「水切りを良くおこなってから」と書いてある。 至極もっともです。
水分が多いとコンポストのお腹のなかでウジ、ハエが湧く。 実際に[つくほびと]家ではウジはないがハエが湧くことはしょっちゅうです。 でも、生ゴミに水分が多いのは当たり前。 [つくほびと]家では三角コーナーから生ゴミを取り出し、 一晩だけ新聞紙の上に放置しておく。 翌朝、たとえまだ、水分が多くてもお構い無しにコンポストの 中に放り込む。 「水分が完全になくなるまで放置しよう」などと考えたら大変である。キッチンに ゴミの山が出現してしまいます。 その代わり、週末には枯れ葉、土、芝生屑、雑草等の比較的乾燥しているものをかなり大目に入れる。 そして、ショベルでグリグリ掻き回す。この時に卵の殻をシャベルを使って粉砕すると良い。
もし、水分過多でコンポスト内がベチョベチョになってしまったら・・・
コンポストの中を棒で突ついて穴を空けてください。これで生ゴミの水分が穴ににじみ出てきて 水分過多が解消されます。
また、ウジ、ハエが湧いた時はコンポスト用の消臭剤を生ゴミに振り掛けましょう。



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