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7月29日から二泊三日で岩手の安比高原に宿泊して、観光をしてきました。
あいにくの豪雨で中日の30日にいろいろを見て回ろうとしていた旅程は大幅変更をしてしまいましたが、それでも、自家用車で行ったため、「今日、行けないのなら明日にしよう」と考えられたので、行こうと思っていたところに行くことができました。 行こうと思っていたのは尾去沢鉱山と鍾乳洞(龍泉洞、安家洞(あっかどう)、滝観洞(ろうかんどう))です。 尾去沢鉱山は砂金取りができます。 30分取り放題で、息子は4個でしたが、眼の色を変えてやっていた妻は14個も取りました。 その後、鉱山跡を見学しました。 銅鉱脈は上下にあるため、上下に掘った後が無数にあり、その深さ30m以上とのことです。 マインキャニオンと呼ぶそうです。 銅鉱石を掘り出すために人工的に作られたキャニオン(渓谷)なのですが、人工物といっても表面を滑らかにする、なんて作業は一切なく、削ったまま、掘ったままなので、逆に自然を感じることができて面白かったです。 本当はこの日に鍾乳洞も行きたかったのですが、豪雨で高速道路が50km/h規制で、実際、高速走行に身の危険を感じるほどでしたので、目的地へ行くことを断念しました。 翌日、龍泉洞に行きました。 地底湖で有名なところです。 地底湖は澄んでいてきれいでした。 吸い込まれるような透明度です。 深さもかなりあるようで、できることなら潜ってみたい、と思うほどです。 とは言っても、水温が低いだろうから、潜れないでしょうけれど。 その次に安家洞へ言ってきました。 龍泉洞は日本三大鍾乳洞とのことで、賑わっていましたが、龍泉洞から14kmほどのところにある安家洞まで足を伸ばす人はあまりいませんでした。 どちらかというと、寂れた感じがしました。 この鍾乳洞はヘルメットを貸してもらって入洞します。 鍾乳洞内部には整備のための道具が無造作に置かれていましたが、別に気になりませんでした。 鍾乳洞には泥も進入してくるみたいです。 土の上を歩く鍾乳洞というものを初めて体験しました。 石灰の成分が鍾乳洞を作って、泥が進入してきてそれを覆おうとして、人間は観光のために泥の進入を食い止めたりコンクリートで階段を作ったりしてと、と三者のせめぎあいのような鍾乳洞でした。 人間の力が勝つのかと思いきや、天井からの雫がコンクリートに穴を開けていたりして、自然の力もすごいものだと改めて感心しました。 安家洞の見所は神殿です。 つらら石が無数に垂れ下がっているようすはシャンデリアのようです。 見ていて飽きないですね。 とても綺麗でした。 あ、そうそう、ネットで事前情報を調べると「内部は埃っぽい」とありましたが、大雨が降った後だった為か、下の土も湿っていて全く土埃はあがりませんでした。 ラッキーでした。 最後に滝観洞へ行きました。 こちらはヘルメットとレインウエアと長靴を貸してもらっての入洞です。 安家洞ではヘルメット無しでも大丈夫かなと思えましたが、滝観洞ではこちらは必需品でした。 しゃがんで通る箇所が何箇所もあり、家族全員がそれぞれ十回以上ぶつけていました。 そんなわけで、地底の滝を見たいがためにひたすら進むという感じでした。 そんな苦労をしながら、進んでいくと、鍾乳洞の最後に滝が現れました。 地底の滝は素晴らしかったです。 水量も豊富でした。 ひょっとしたら、この水量も大雨が降った後の結果なのかしらとも思いました。 地上の水系だって夏の時期は水量が減りますし、そういった意味では、豪雨のおかげでいいものが見れたのかもしれません。 それからこの鍾乳洞は観光地化され、旅行本にも紹介されていますが、幼児は無理、乳児を抱っこして入るのも無理、妊婦も無理、お年寄りも無理、と人を選ぶ鍾乳洞です。 鉱山跡、鍾乳洞といった地底って、日常世界から離れたところなので、とっても楽しいですね。 学校の夏休みの時期でも結構すいていたので、家族全員で地底を堪能することができました。 ※薄着で鍾乳洞に入られるかたがいましたが、内部は10℃以下です。夏の服装のまま入ったら寒いのは当たりまえです。これから、行かれる方、しっかりと長袖を着て入りましょう。 ※龍泉洞、安家洞を見てから滝観洞へと一日で見て回りましたが、時間配分を考える必要があります。 龍泉洞と安家洞は至近距離ですが、滝観洞へは安家洞から3時間くらいかかります。 滝観洞が夏場で4:30閉門なので1時前には龍泉洞と安家洞地区(岩泉)を出発しないと1日では見られなくなります。 龍泉洞では、何もつけず。 安家洞ではヘルメットを着用。 滝観洞ではヘルメット、レインスーツ、長靴を着用。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月01日 10時14分57秒
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