我が家の
ルドルフ、である。去年の夏、道端でぼんやりと私を見ていた子猫。か弱かった。病院でぶっとい注射を打ってもらい、看病した。漫画”じゃりん子チエ”に出てくる、お好み焼き屋のアントニオJr.に似てるので、同じ名前にしようかとも思ったが、「強く逞しくなるのょ」とゆう願いから、名馬シンボリルドルフから名前をもらう事にした。今ではすんごく元気だ。いや、やんちゃ坊主だ。文句があるときは、猫キック猫パンチ、そして噛む。毎日一緒に寝てるのだが、その時は、私の腕枕に頭を乗せ、私と向かい合わせに寝る。丸くなって寝るなんて事はしない。前足を私の胸にあて、体も後ろ足も伸ばして寝る。前にならえ、の格好を想像して頂くと分かりやすいと思う。布団からはみ出てしまった時は、寝てる私の顔を、どちらかの前足でトントンと叩いて起こす。「我輩を布団にいれるのだ」の合図である。トイレで用を足してると、毎回ドアの外で鳴く。「ドアを開けるのだ」の合図だ→開けて差し上げると、ユニットバスの浴槽の縁に飛び乗り、洗面台に前足を乗せ、こちらを見る。「喉が渇いた、水を出すのだ」の合図だ→洗面台の蛇口からチョロチョロ流れる水を飲み終わると、自分でドアを開けて出てゆく。・・など・・・話は尽きないルドルフ、とは”皇帝”という意味だそうだ。まさに、我が家のルドルフである。