子育ち支援グループ「モモ」

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• 初めて会った気がしない。

  フェアトレード＆エコロジーショップ「さくらんぼ」青森市桜川にあるお店です。ず～っと前から行きたかったのですが、なぜか行けないまま数年。布ナプキン、ノンカフェイン・コーヒー、噂に聞けば聞くほどのぞきたかったのに。フェアトレードにも興味はあるのです。自然育児のお友達のOさんが、この前うちに遊びに来た時に、「さくらんぼの店主さんが、２階スペースを何かに使いたがっていた。となり組の話、マメコさんの話をしたら、他の人にもマメコさんのことを言われたことがあるって」と話していて、あ、店主さんとは近いうちに会えるかも、と直感。ちなみに店主さんは、私達くらいの年代の女性です。で、NHK「すくすく子育て」の取材のお話も進んでいるのですが。参加者目線から追いかけたい、ということで、取材OKな方を探したところ、桜川のIさんにお願いすることに。せっかくだから近場で・・・そうだ、さくらんぼ！と、思い立ってお電話したら、店主さん「ちょっと休んでいたんだけど、渡りに舟のお話！ありがとう！」と、快諾していただき、来月初めに初の「子育てとなり組in桜川」を開催することになりました。それが３日くらい前。で、今日は桜川に用事があって、りっちゃんとお休み中の「さくらんぼ」の前を通過。すると、建物の裏の方から女性がすたすたと・・・。「もしかして・・・店主さん！？」と声をかけて名乗ると、ええ、そうだったんです。「ものすごいタイミング！」と二人で驚いてしまいました。いろいろなお話をしたんですが、前々から知っている間柄のような錯角をしつつ、ぽかぽかお日さまの下、集まりのお願いをあらためてして参りました。ちょっとテンション上がって、ラグノオでケーキ買って、つしまでおかずまで買って帰りました。不思議な縁もあるものです。

  2006.02.24

• 初めての人にウェルカムな場。

  昨日K田さんと、となり組について語ってて、少し気づいたので覚え書きしておきます。各地域の集まりについて↓↓↓・初めて来た人にウェルカムな雰囲気。　→何かするとしても、初めての人が楽しめて、かつメンバーも楽しめる内容で。・何かたいそうなプログラムをやる時は、別枠で。　→講師呼んでワークショップ、とかは市内全体の人に呼びかけて、特別企画にする。こんな感じでいけば、チームごとに活動や内容が違っても、いいんじゃないかなあ。となり組は、地域の子育て中の人が知り合う、というところが大切なので、初めての人が居心地いい、ってのが必須。学校に例えれば、ホームルーム。好き嫌い、価値観の相違、学歴職歴、家庭環境、有職無職、国籍、体質etc。いろんな違いはあれど「近所の子持ち」という共通点だけで集まって来る場。市民的共生。で、「ヨガがやりたい」「お料理したい」という人達は、目的が違うのだから、部活化してしまって、同じ目的同士の人が集えればいいのでは！と思ったのでした。余談。ど～っといろんなことが押し寄せてくるにつれて「ウェルカム」とか、あいまいな英単語で、ぼんやり表したくなるんですよね。ちょっと長島茂雄さんの気持ちがわかってきた、今日この頃です。

  2006.02.22

• となり組＝ノンプログラムの育ち合う場。

  今日は、子育てとなり組の青森市全体のミーティングでした。わけあって、私と沖館の二人と、初参加の方一人の４人のみ。（子どもの不調、夫の休日、東チームの集まりと同日、などなど）アコールは場所が不便、というのもあるけれど、おもちゃと敷物を用意しなくても良い、そして飲食自由、貸きりOKなので、子連れでじっくり話し合うにはもってこい。今後は便の良い中央部と・・・２ケ所開催にするしかないかな？初参加の方はハレプロ（高野優さんトークショウ企画）にも参加希望で、となり組の話も含め、じっくりお話できました。みなさんにこれまでの各チームの活動を振り返り、今後どうしていくかご相談。今までの集まりの傾向は、以下の通り。・自己紹介系（偏愛マップで交流、など）・地域の場所紹介系（子連れで集まりやすい場所に行ってみる）・自宅でランチ系（車のない人の家におじゃまする）・テーマで語る系（語ることで体験を分かち合ったり、情報交換）などなど。すべて初顔合わせの人を含んでいて、誰でもウェルカム、知り合う段階。さて、知り合ってきたココからが、問題です。これからの活動の柱にしたいな、と思っているのが、次の３つの言葉。１、ノンプログラム（直訳＝番組なし）２、モチベーション・アップ（やる気を高める）３、シェアリング（分かち合い）１について。「親子で体操！」とか「読み聞かせクラブ」みたいなプログラム（番組）は方々であって、そういうのが必要且つ躊躇なく行ける人は、それぞれお世話になってると思うんです。子育ての会だけでなく、託児付きセミナーなどのプログラムも増えて来てるし。モモでも「親子で楽しめるプログラムの提供」などもしている、してきたのですが、この子育てとなり組プロジェクトに関しては、モモ側で何らかのプログラムを用意するのは、最小限にしていきたい、と考えています。となり組は「仕掛ける側の表現の場ではない」「来た人が楽しみながら育ち合う場」です。（用意しすぎると、サービスを提供する人、される人に分かれちゃう→目的はフェアな相互支援！）２について。「何にもしないんだったらプレイルームと変わらないじゃない」・・・ここが難しい。あまり大人数だと成り立たない、自己紹介による面通しは必須、名札もいるかな？プログラムはいらないけど、なんかやろう、って、集まった人が思えるような仕掛けはいる。例えば「おさがり交換デー」にするとか、地域の情報マップをみんなで書き込む、とか簡単なこと。そこから「きれいなおさがり余ったからどこかに寄贈する？」「せっかくマップができたから配ってみる？」とか、自主的に発展していくといいなあ。さりげなく、ひとりひとりのモチベーションがアップするような場にしたいです。３について。体験をシェアする。技術をシェアする。思いをシェアする。「あの人ばっかりズルイ」とか、「私は何にもできないんです～」とか、そういうところから一歩抜け出せば、もっと風通し良くなると思う！そのためには、今までの体験を語り合ったり、自分が勉強したり仕事にしてきた技術をみんなに教えたり、教えてもらったり、子どもを預け合ったり、情報をあげたりもらったり、そういう「分かち合い」をすることから、子育ての社会化って始まるのかもしれない。これを突き詰めると、起業などにもつながっていくし。（無添加の手作りケーキをお裾分けしてたら、それが仕事になったり）以上、まとまっているようで、まとまっていない考察でした。ちなみに、本日はギャラリーRABBITにて、東チームの集まりが同時開催。８組の親子が、あのスペースで楽しんだようです。東チームは昨年末から、偏愛マップで交流→近所の場所開拓、と今回で３度目の集まり。実行委員I田さんがまとめてくれていて、今回はすごくいい雰囲気だった、とか。私ひとりの切実な思いで始めたプロジェクトが、私のいないところでも動かしてもらってる。それでいて、東チームが一番となり組の目指す感じに近くて、勉強させてもらってます。中央チームなどでも、助け合いをしている人達がいて、見習わなければと思っています。モモメンバー、実行委員のみなさんへ。自分のチームに限らず、行ける人は他チームへも参加してみよう！ということになりましたので、よろしくです。

  2006.02.20

• １０日間のできごと～発作から取材まで～

  １０日分、まとめて私日記＆活動報告です。先週中頃、りっちゃんのアレルギーの発作が起こって、通院。とうとう吸入器を買いました！これのおかげで、夜中の救急病院行きを逃れられました。２／８（水）市内の幼稚園で、わらべうた等の合唱と遊びをやってきました。今年で４回目、いつも歌わせていただいた後には、元気になる幼稚園です。リクエストいただいた「青い森のメッセージ」は、今まで歌ったことのないジャンルでしたが、いつも園で歌っているとのことで、とても喜んでいただきました。まだまだ拙い私の司会でしたが、長女まーがサクラなみの合の手を入れてくれ、助かりました。２／９（木）はモモの定例会。代表と事務局（私）は不調のため欠席させてもらいましたが、それぞれが議題を持ち寄って、さかさかと進めてもらったようです。軽くぜんそくの発作ぎみ。２／１１（土）「さんぽぽ」アドバイザー。建国記念日のせいか、人手は少なめ。３／３わらべうたミニコンサートの受付、始めました。（詳しくは掲示板をどうぞ）手作りおもちゃを作りにKさんが来て、３歳くらいの子達が喜んで遊んでいました。「エレベーターのわきに指が吸い込まれた」とあわてて子どもを抱えて戻ってきた人がいて、鉛筆にぎらせてみたり、機嫌をみてみたり、救急病院を紹介したり。「ひとりでどうしようかと思ったけど、大丈夫かな」と、落ち着いて帰って行きました。そう、外出先で何かあると、あせりますよね。２／１２（日）～２／１４（火）いろいろ行かなければならないところがあったのですが、ちょっと心も体も疲れたので、りっちゃんの養生をしながら、今日のための片付けをのろのろしながら、家にずーっといさせてもらいました。片付けても片付けても、片付かな～い。月曜には、きゅめ太さんが来てハレプロの後援・協賛に関する打ち合わせ。遠くまで、ありがとう。２／１５（水）大野市民センターの、となり組南西チーム集まりへ。新しい方が二人、前回から参加している人達、既に仲の良い人達など１１組。来なかった人も何組かいたので、このチームはやっぱり人数が多いんだなあ。そして、けっこう出かけ慣れている方が多く、あちらこちらでワイワイ交流してました。どんな人がどんな感じで来ているか、というのがわかったので、これからは実行委員のSさんと相談しながら、集まっていければ、と思っています。１月初めにカドリーユで破水した友人も無事出産し、近所の実家から遊びに来てくれました。母子ともに、ちょっと早めのおでかけデビュー。「いろいろ話は聞いてたけど、実際に自分が子どもを連れて行く立場になると、改めてこういう活動の必要性を実感するね」と。で、本日２／１６（木）沖館にて、となり組西・西北チームのお茶会。３／２１放送の「市民の窓」にて、子育てとなり組の活動を紹介していただけるということで、今日のお茶会は、いつもとは違う雰囲気。もともとモモのお茶会でもあったので、モモメンバーも集まり、ぜんぶで１３組の参加。「バレンタインの思い出」を語り合う、ということで始めて、だんだんと情報交換。取材の話は事前にみなさんにしていたのですが、やはり緊張ぎみのみなさんでした。午後は私んちにて、撮影の続き。ピンポーン、出て来る私。家事をする、寝かし付ける、パソコンする私。いつも何気なく流れているお茶の間の映像は、こういう積み重ねでできているのですね。りっちゃんが寝ちゃったので、急きょ近くのモモメンバー二人＆お子達に来てもらい、心強かったです・・・ひとりだともっと緊張してたかも～。何はともあれ、当事者の相互支援の必要性について、広く知ってもらえるきっかけになれば、と思います。撮影に来ていただいたみなさま、映っていただいたみなさま、ありがとうございました。なんとこさ、乗り越えた～という感じで、だらっとしている今日の夜です。

  2006.02.16

• となり組中央チーム、集まりました。

  今日はカダール小会議室にて、子育てとなり組中央チームの集まりをしました。会議室なので、テーブルを動かしてスペース作って、敷物しいて、おもちゃ出して。即席の遊び場＆ミーティング場に。人が集まり始め、自己紹介。前々から友人だったり、支援センターで話したことがあったり、まったく初めて同士の人は、少ないもよう。９人＋子ども１０人。私から「となり組って、こういう近所の人が顔を合わせる場、ハコを用意するのと、なんかやりたい、という時はお手伝いするよ、という場です。なんかやりたいことあれば、どんどん言って。急に言われても困るだろうけど、徐々に」というようなことを話させてもらいました。で、結局となり組はどうしていったらいいか、という話になって、「公園やどっかに集合して、とりあえず一緒に遊ばせたら？」「いや、そういう楽しみの場とは違うものを、となり組は目指している気がする」「だからと言って、あまり交流のない人の子どもをいきなり預かるのも、ひくよね」「やっぱり預け合うくらいの信頼関係を作るには、時間と場数が必要」「じゃあ、こうやって知り合ったり、遊ばせたりするんで、当面はいいかな」というのが、大方のご意見。「宣伝はどうしてるの？」「ホームページ作ったら？ちょっとなら手伝えるよ」みなさん、真面目に考えてくれて、ほんとに嬉しいです。「やりたいこと、なんかある？」という私の質問に、「体を動かしたい」「ヨガ」「お誕生会」「同じくらいの子どもと遊ばせたい」「ずっと引きこもっていたので、こういう場に出て来れるだけで・・・」さまざまなのでした。お弁当やパンをアウガで買って来て、みんなで昼食。１～２才の子ばかりなので、静かなもんでした。いつもモモの４才児のパワーのただ中にいるため・・・。で、とりあえず次回は、２～３月のお誕生日の子ども（母も）のおめでとう会に決定。少人数単位で、まずは各地に基地作り・・・かな。まだソフトは置いておいて、今いる人達がちょっとずつ関係を築いていってくれれば。その都度、まじめに話し合うこと、が基本だなあ、と思いました。ヨガを欲している人、多し！どっか場所を借りて、講師の先生を呼んで、託児付きでできないかしら。

  2006.02.06

• 家族みんなでわらべうたであそぼう

  青森市の、カダール市民活動企画展で、わらべうたのワークショップをモモがやりました。男女共同参画がテーマの場所なので、いつもやっているわらべうたの会に、「お父さん、兄弟姉妹も一緒にどうぞ」と、土曜に開催。家族も、というのは初の試み。さくらんぼさんと、モモのニューカマーがリーダー。作業やら担当やらも、すべてのメンバーでやったので、私は久々に、気楽に参加者気分。準備・片付けは「パパモモ」（モモメンバーの夫達）に手伝ってもらい、とってもスムーズ。子どもへの目が多い、というだけで、かなり助けられました。開始１０分前から、ポツポツと人が集まり出しました。「久しぶりのわらべうた！」と嬉しそうな、つぼみの会参加者のみなさん。「さんぽぽ」でイベントを知って来た人、通りすがりの人、自然育児友の会で会ったことのある人、いつも赤ちゃんと来ていた人が、子ども４人全員と夫を連れて参加・・・圧巻！参加人数は、大人と子どもで５３名。さくらんぼさん主導で、わらべうた遊びが始まると、父さん兄姉も楽しんでいる様子。父さんと一緒だと、とてもリラックスしている、母も子ども。父さんと一緒でない人も、とてもリラックスしている。不思議な光景。さくらんぼさんの進め方、歌い方、間の取り方など、素晴らしいなあ、と見愡れる。休憩をはさみ、モモメンバーによる読み聞かせ（彼女の４才娘がとなりで一緒に読み出す）、豆まき（折り紙のチビ風船とマシュマロを豆がわり。鬼は父さん達）して、「早めですが、これで終わります。場所はまだ借りてあるので、どうぞごゆるりと」となり、ほんとににぎやかな交流タイム、と相成りました。「どこの子も言うこときかね～な～。うちだけじゃないんだな～」という父さん。自分の子と、その友達と、一緒に遊んでくれる父さん。趣味のお話で盛り上がる父さん同士。夫同士が話している姿、実は「いつかモモでも実現してみたい」と思っていたのですが、思いの外、早くにこんな場ができて、良かったです！私、子どものいる女性を「お母さん」「ママ」などとはあまり呼ばなくなったのですが、子どものいる男性のことは、いまだに「父さん」と呼んでしまいます。あの子のお父さんだからこその、私達と「父さん」達との出会いだから？ややこしい。とにかく、家族同士の付き合いっていいもんだなあ、と思った一日でした。うちの父さんは、いつか混ざってくれるだろうか・・・。

  2006.02.04

• となり組、東南チームinドリームプラザ

  今日は、子育てとなり組の東南チーム（自由ヶ丘、駒込、筒井、南佃あたり）の集まり。と言っても、どこかの場所を借り切ってではなく、自由ヶ丘の町民会館である「ドリームプラザ」の乳幼児に開放されている日に混ぜてもらった。結論から言うと、まさにここは「つどいの広場」。母を普通の大人扱いしてくれる管理人、準備・片付けを普通に行う利用者（母）、その大人達が、共同の場で子ども達の育ちを見守りながら、時を過ごす。運営について。ドリームプラザでは、毎週木曜と土曜の１０～１３時に２階「ゆめ文庫」という図書室と、１階のだだっぴろいジュウタン敷の部屋を、遊び場として解放している。自由ヶ丘となり組リーダーのSさんが、そこを管理している方と知り合いで、となり組のことを知ってもらいたい、自分の家を近所の子育て中の人にも利用してもらいたい、というようなことを以前から相談していて、とにかく「わらべうたでもやりに言ってみる？」なんてことになって、今日はとなり組のSさん、駒込のFさん、私の３人で、おじゃまをした。１０時に開館し、１０時半頃からポツポツ親子連れが、２階の文庫に集まって、それぞれ本を返却、物色、子どもに読んであげたり。２歳の娘も手を出しやすいような、小さい本ばかり集めた小さい棚があり、自然と子ども達が本を持って来て、母が読む図になってた。誰かが来る度に「こんにちは～」「久しぶり」など、母同士、管理人さんと、声をかけたり、会話をしていたり。やはり、この近所の方達の利用が多いようす。「ゆめ文庫」は１０畳ちょっとの場所。ドアを開けるとダイニングテーブル、右奥に貸出カウンター。左側に書棚が四つ、低いテーブルを囲むように「ロの字」に並んでいる。ドリームプラザに入る時に靴を脱ぐので、あずましく（きもちよく）いられる。１１時をちょっと過ぎた頃に、紙芝居と絵本の読み聞かせを、本棚に囲まれたスペースで、貸出スタッフの方がやってくれる。子ども達、じっと聞いている。「あ、ねずみ出てきたね」「なんだろうね～」と母達がこそこそ子どもに言っている。パペットなど使いつつも、淡々と進めてパチパチと終わり、母達も「おもしろかったね～」とにこにこしながら、立ち上がる。そのタイミングで、管理されているWさんが、「今日はモモの方達が来ていて、わらべうたをやってくれるそうだよ。下に行ってみたら」と、紹介してくれて、私たちと６組くらいの親子がぞろぞろと１階の遊戯室へ。遊戯室と言っても、さんぽぽくらい（１００?）のだだっぴろいジュウタン敷の部屋。物置きから母さん達が、ズルズルとミニジャングルジムやミニボールプール、ままごとやボールなどを出してきて、子どもも手伝って、即席の遊び場ができあがり。２階文庫のせまい空間から、１階だだっぴろい大広間に来た子ども達は、いつものように、うわ～っと走り回る、母おいかける・・・私もついつい駆け回りそうに・・・。なったけれども、わらべうただった、と気を取り直して、「子育てとなり組プロジェクト、というのを始めまして、市内各地に、このドリームプラザのような場所や集まる機会があれば、すごくいいと思って、参考にさせてもらいに今日は来ました」とあいさつするも、管理人さんに「モモさんはわらべうたを広めている団体ですよね」と言われる。そういう印象が強いですよね、最後までとなり組のことは伝え切れなかったかも。Sさんと始めると、子どもを押さえ付けてまでやってくれようとする方もいて、「いいですよ、無理にやらせなくて」というと「あ、いいんですか？」と、子ども放流・・・５曲くらい紹介して、その頃にはもうみんな走り回っている。管理人さん「なんだか知らないうたばっかりだね～」と笑っている。ふだん、ノンプログラムが心地よく成り立っている場に、新参者の私たちがいきなりプログラムを持ち込んだのは、明らかに違和感だった。でも「そこにいる人達が、どういう目的でここへ来たのか、というところを感じて、自然にやめられたのは、よいことを学んだね」とSさんが話して、なるほど、と頷いた。普通に話すと、みなさんとてもフレンドリーで、子ども達もリラックスしてる。そんなに仲良し同士、という感じではないんだけど、週に一度、場所と時間を共有する者同士の、ゆるやかな連帯感がある。母のために、とか、子どものために、とか、どうでもいいような感じ。ちょうどよく両方が楽しめてる。週一とはいえ、近所に定期的に来られる場所があるというのは、やはりすごいことだ。管理人のWさんのお人柄も素晴らしい、と思った。Wさんは会館全体のお仕事も担っているので、２階の文庫にいることが多く、遊び場にはいたりいなかったり、母とも話したり話さなかったり。その「かまわなさ」が、ちょうどいいんだと思う。土曜には、小さい時に母親と通っていた子ども達が、小学生になっても本を借りにやって来る。自分が母や友達と過ごした場所へ、大きくなっても出入りできるって、すごいことじゃない？このドリームプラザは町民会館なので、運営費は町民持ち。町会費は月１０００円とか！（青森では高い方です）でも、誰かの税金でなく、地域の住民のお金で運営される場所が、各町会にあって、地域の子育て中の人達（もちろんその他の人達も）が出会える場所になれば、ほんと、となり組はいらないくらいだな、と思う。「ノンプログラムで心地よい場所」というものをこの目で見ることが出来、とても刺激になった一日でした。

  2006.02.02

• 浮き沈みの激しい一日。

  青森のみなさん、雪がとけたり運ばれたりして、だいぶ道路がいいですね！このまま春になりますように・・・。今日のできごと。午前中はある会議に行って、号泣・・・おとなげないですが。「サンダカン八番娼館（映画）を見た後のような気持ちになって」ダラダラ泣いてました。要するに、大きな力の前でなすすべなく、情けなくて、やり切れなかったってこと。今年度、３回目の「人前号泣」です。来年は泣かなくて済むように「責任をもって」やりたくないことは無理ない程度にやります。で、ピタパン弁当をりっちゃんと食べて、市の子育て関係の方に会いに行きました。ハレプロの後援や、いろいろご相談させてもらいました。１時間ぐらいもおじゃましてて、きゅめ太さんもまざってくれました。それからまーちゃを迎えて、送ってもらって、茶わん洗ってたら、午前中一緒だった人が来て。「どうして泣いたの？つらかった？」と心配してくれたようです。しばらくお話・・・子ども達が「お母さんを返せ！」とばかりに玄関でひっぱるひっぱる。その後、昔からの友達から電話が来て、私が出産前に働いていたディスプレイ会社が青森から撤退した、とのこと！そして、一緒に組んでいた営業の人が会社をおこしたことも知り、感慨深かったです。父ちゃんが「ただいま～」と来て、開口一番「大変なことになった」・・・なに？と聞くと「わけあり中古住宅を買うように、社長に勧められている」とか。けんけんがくがく。今日はなんだりかんだりで疲れたなあ、とほうけているところへ、一本の電話。「○○○○子育て」という国営放送の番組のスタッフの方から、となり組を取材するかも、と。２０分くらい、ああでもない、こうでもない、と説明をさせていただいて。のあ～、メジャーな番組だあ。浮いたり沈んだりの、変な一日でした。明日はりっちゃの彼氏（ぷっ）のけん坊を預かることだし、もう何も考えずに風呂入って寝ま～す。

  2006.01.31

• 「スロウスケッチ」第２号、できました！

  個人的なニューズレター「スロウスケッチ便」の第２号ができあがりました！創刊号の発行から２ヶ月ちょっと経ってしまいましたが、ちょっとずつ描いたり書いたり準備をして、印刷を終えることができました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「スロウスケッチ便」vol.2　もくじ☆特集「場所」・ある喫茶店の風景～名曲喫茶スカラ座（新宿）・家は生きている～中古住宅探訪～「ものおもいにふける家」（青森市南佃）・生活雑貨廃棄日記　～籐の洗濯カゴ～・３０代からのビューティー道　～説得力のある格好の巻～・「子育てとなり組プロジェクト」～これからの日程～※A５サイズ４ページです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそのうち会える方々にはモジモジと手渡しますので、受け取っていただきますよう・・・。もしも遠方などの方で「読んでみたい」という希少な方がいらっしゃいましたら、私書箱までご連絡ください。送料のみで、お分けします。創刊号を配って歩いていた時に、私をよく知っている人には、「い、いつ作ってるの！？寝てますか～？」と心配されました。考えたこと、感じたこと、おもしろいなことをノートにメモ、ということは日常的にしていて、それがたまってきて、誌面の感じがイメージできるようになったら、文章、スケッチ、イラストなどを作り始め、２週間くらいでできる感じです。その期間は寝る時間を削ってやってます。おととい仕上げをした時は、明け方までかかりました。でも自分が好きでやっているし、自分が見えてくるので、やめられないです。自分しかできない仕事を始めよう、と思い立つきっかけにもなりました。私をよく知らない人に渡すと、「生活や時間に余裕があるんですね」と言われて、エ～ッと顔が真っ赤になったりしています。ところで。昨日は弱気な日記を書いてしまいましたが、もう立ち直りました。とりあえず悩み過ぎずに、課題としていろいろなことを頭のスミに置いておいて、３年ぐらいやり続けてみることかな、と。集まりなどあったら、集まったあとでさまざま振り返って、課題を見据えて、次の集まりをまたやってみる、で、また振り返って、考えて、またやってみる。とくり返すことでしか、まだ何も見えてこない状態、と気づきました。みんなで相談しながら、ね。登録者のみなさま、モモのみなさま、お世話になっているみなさま、もうしばらく、この状態におつきあいください。子育てとなり組を、女性が地域で自立していく仕組みにしていきます。人のせいにしたり、社会のせいにしないで、自力で変えていく私達になっていくために！

  2006.01.29

• ことを始めると、起こる現象.

  「さんぽぽ」当番。午後の人口密度、高し。さいきん、何となく人と話すのが、こわい。「こうすればうまくいく！」みたいな強引な話し方になっているかも、自分の思いだけで突っ走っているかも・・・と思ってしまい、黙ってしまう。何かを始めたり、人前で自分の考えを述べたり、たくさんの人と毎日会ったり、そういう風になっていくと、自分の行動に対しての反応がある。自分の精神安定にとって、良いことも悪いことも、何倍もの数になるんだなあ、と実感中。それを乗り越えないと、これ以上の進展はないわけで。今日、テレビ番組に田嶋先生が出ていて、「専業主婦を優遇する配偶者控除を廃止して、それを育児支援にあてて、女性も働き続けるべき。男性と同じように大学まで出ていたりする女性達を、立派な大人を、家に閉じ込めておくのはおかしい。もっと自由にできないと」というような主張をしていて、そうだと思います、とうなづく。そうだと思います、というのはけっこう前からなんだけど、そのために「女性の精神的自立」を考えて、となり組やらハレプロを始動させたけど、もしかしたら、私のやっていることは、まわりくどいことなのかなあ。「知り合う」～「楽しむ」～「助け合う」なんて段階までつけちゃったけど、地域の子育て世代の相互支援、というところは、ボヤけちゃったかもなあ。今日はちょっと、弱気。こんな日もあるさ。とりあえず「となり組、再就職・起業部」として、ひとり活動は着々と進んでいます。そのご報告は、また今度・・・。悶々としているけど、となり組で知り合った人達が家を行き来していたりすると、楽しそうでいいな～、と思います。そして、モモのメンバーの明るさに、助けられます。いつのまにか、私や彼女達は精神的に自立をし始めているようです。今までにない楽しさを感じています・・・高校の部活みたいな。「楽しい」ことは力になる。「楽しい」ことは、いいことだ。「楽しい」ことで生まれた力を、どの方向に向かせるか、というのが大事なのかも。

  2006.01.28

• 暮らしを楽しむ人にインタビュー。

  今日、一緒に合唱をしているメンバーの車に乗せてもらったのですが、お話をしていて気づいたことがあるので、ここに書き留めておきます。この方は、ふだん２才の次男君と家で過ごすことが多いのですが、家での毎日（家事・育児・散歩など）を子どもとゆったり楽しんでいます。「家の中で息詰まることはないの？ご実家によく預けてる？」と私が聞くと、自分の用事で子どもを預けることは、ほとんどない、とか。「子どもとの生活を楽しむ秘けつみたいなのは、ありますか？」とインタビュー。その方の答えは、私にとっては意外なものでした。「町中の狭いアパートにいた時は、もっと居心地がわるくてイライラしてた。郊外の一軒家を借りてから、ものがあふれてイライラすることもなくなったし、窓からは山や林や空が見えて、車もほとんど通らないから、子どもとゆっくり散歩もできる」前におじゃましたことがあるけれど、素敵なお宅なんです。ちょっとレトロなこげ茶の窓枠のついた、大きな窓。畑も少しやっている庭。そこから道路を挟んで崖に面し、林～森～山～空と、遠くまで見渡せる絶景。いつかこんなところに住みたいなあ、と思わせる、おうち。すべての人に可能な環境ではないし、働いている人には当てはまらないかもしれませんが、なぜ家にいて辛い人がいるのか、という一因に、気づかせてもらいました。私自身のイライラの原因も、部屋のちらかり具合に比例しているかな。片付けても片付けても、小さい人達がパタパタやってきて、元の状態に・・・。合唱の練習では、来月の幼稚園での演奏に向けて、スキップやギャロップもしました。下の部屋の方々には、ドタバタと聞こえたかな？

  2006.01.27

• 発言して行動したら実現、する仕組み

  ハレの日プロジェクト第一弾「育児マンガでトークショウ！？」に、漫画家の高野優さんに、来ていただくことになりました。すべてのはじまりは、去年の夏。わらべうたの会で、長いこと参加者として来てくれていたきゅめ太さんに、私「何かやりたいことない？」きゅめ太さん「やりたいことって言っても、モモのような何とかの先生の講演会とか、高尚なことにはついていけない、という感じで」私「別に高尚じゃなくていいんだよ。子どもと生活してる私達が、本当にほしいものや、困ってることをちゃんと声に出して、それを実現していけば、子育てしやすい環境を作っていけると思うんだよね」きゅめ太さんとO石さんが、私の話を聞いてくれた時の真面目な顔、よく覚えています。で、次の週の何かのイベントの準備中。手伝いに来てくれたきゅめ太さんが、こそこそと近寄って来て、「青森で、高野優さんの講演会なんかできないですかね」とささやいたんです。その時期の私は何かあるたびに、子育て中の人に向かって、「なんかやりたいことあったら、やっていきませんか」というメッセージを発してましたが、ほんとに言ってきたのは、きゅめ太さんが初めてだったので、正直、心の中で「わ～！ほんとに言ってきたよ～、この人！」と感激していました。あれから５ヶ月。きゅめ太さんを実行委員長にして、ハレプロは動き出しました。最初の講師交渉の時点で、まず失敗（今思えば私の説明不足・・・）。行政での主催にしようとして、頓挫。苦し紛れに応募した助成金、そのための資料作り、プレゼン、そして、助成決定。再度、高野さんにお願いをし、資料を見ていただき、ある日電話がなった。「高野優と申しますが」柔らかい高野さんの声が電話口から聞こえ、講師をやっていただける、とのお返事。きゅめ太さんの携帯にかけて報告、ふたりで感極まってしまったのでした。そんなこんなで、今日は第３回目の実行委員会。実行委員は今現在１０人ほど。どんな講演会の形を取っていくか、後援・協賛のこと、広報のこと、誰がどんな担当をしていくか、など話し合いました。やっとここまで辿り着きました。「高野さんのマンガがほんとうに好きなんです」という初参加の方も来てくれました。当日、参加する人達が「託児をしてもらいながら高野優さんのお話を聞けてリフレッシュ！」ということだけが大事なのではなくて（それもあるんですけど）、「発言して行動したら実現しちゃったよ」ということを、同じ子育て中の人の前で、体現していきたい。子育て中でも、何でもできないことはないし、やろうと思えば何でもできる。子育て中だからこそ、得ている視点もあるし。世の中の問題って、ハード（いれもの）とソフト（中身）をごっちゃにしていることから、複雑化したり対立を生んで、問題解決から遠のいていく傾向がある、と思う。当事者のためのハードを作る、という視点と、当事者のためのソフトを作る、という視点は、似ているようで、まったく違うと思うのです。例えばハレプロは「子育て中の人が主体的に生きるための自立の仕組み」＝ハード、を作る企画で、子育てとなり組も「地域に子育て仲間を作る仕組み」＝ハード、を作る企画。ソフトを作るには専門性が大事だけど、ハードを作るには市民性が大事なのかな。どちらも必要なんだけど、私がしたいのはハード作りなんだな、と思う。ソフトは、どんな人でも、一つや二つはたいがいもってる。それを社会的資源として使っていけるハードを作って、起業・事業まで結びついて、経済的にも自立できるとこまでいければ。ソフトを磨くか磨かないか、はその人次第ではありますが・・・。４つ葉プロジェクトの杉山さん、びーのびーのの奥山さん、大日向先生、尊敬するみなさんを見てみると、やはり仕組み作りをコーディネートしてきた方達で、ソフトを提供をする方達に比べると、わかりにくいお立場にあるのかもしれません。しかし、仕組みが用意されていることで、どれだけの後を行く人達が助けられたことか。私もそのひとりです。（そしてもちろん、モモの先輩方に切り開いてもらった道があったから！）いつのまにか、そんなわかりにくいポジションにいながらも、やりがいを感じている自分がいます。

  2006.01.26

• さんぽぽに、中学生ボランティアが。

  さんぽぽに、夏にボランティア講座を受けた中学生の男女が、二人一組で来てました。こどもランド主催の講座だったので、そちらから指導の先生もいらして。広場にまざり始め「どうすればいいの？」と顔を見合わせる女子二人。「自然に遊んでて」と言う先生。受付側にいた私、ボーッと様子を見てましたが、今考えると、利用者のみなさんにさりげなく「中学生のボランティアです」なんて紹介して歩けば良かったかな。そうすると、母側も「お、何とか盛り立ててやらんと」と思うもんだし。どんなもんですか？中学生は、母や子を見て、十年先のモデルとして取り込む体験ができるし、母は、中学生を見て、十年先の子どもの姿を取り込む体験ができる。子どもは、なんかお姉ちゃん達がいて、嬉しいな、うちのまーちゃん４才はお留守番でしたが、連れて来たら喜んだだろうな。お手伝いに来ていたKさんが、とっても自然に利用者の母さん達とお話していて、自分も鍛練せねばなあ、と刺激になりました。先日、つどいの広場のビデオを、家に借りてきて見たのですが、つどいの広場に大切な要素を、びーのびーのの奥山さんが紹介されていました。１、情報提供２、安心感３、親子が過ごす場４、つなぐ５、親自身の力を育むこのすべてを満たしていくために、「さんぽぽ」の中で、私ができることって、何だろう。と、久々に考えてしまいました。ある会社で働いた時に、営業部が二チームに分かれていたんですね。「営業推進」と「営業開発」。前者は現在、取引のある顧客への対応・業務の推進、会社の運営、後者は新規の取引を探す、お金になることを見つけて仕事を作り出す。常に守りながら、攻める、みたいになってた。お金で言えば、まわしながら投資、まわしながら投資、ということになるのかな？そういうことが「さんぽぽ」等の運営でも当てはまるかなあ、と思いました。「現状維持」と「現状を良くする」こととの共存。ちなみに私は「企画開発部」だったので、精神的にはまだゆるかったですが・・・。営業部の人達は、社長に怒られて泣いてたりしたな～（男子が）。

  2006.01.21

• ありがたいお仕事話を通して。

  水曜日だけは、どうやら家にいられることが多いらしい。と、気づいた今日この頃。今日はひと月ぶりくらいに、りっちゃんと二人きりで家にいました。二時間おきに、おっぱいを飲みに寄ってきてました。そして、久々に絵本もたくさん読まされました。りっちゃんなりに、私にくっついて普段とのバランスを取っているのだと思います。たぶん私も・・・。りっちゃんにベッタリ追跡されながら、いろいろとお仕事してました。いろいろ頭の中で、考え事しながら・・・。お仕事。「ボランティアなんだから責任ないんでしょ」と言われるが、私にとってはお仕事だ。月給もらって会社員してた時より、大きな責任、大きなミッションがある。そして本気で、世界平和につながる、と信じてやっている。実際、今現在お金をもらってやっている仕事と同じレベルでやっている（それ以上？）。斎藤孝さんの「働く気持ちに火をつける」を読んだのも、「収入を得たい」というよりも「今の仕事（無給）に活かしたい」という気持ちが先だった。一方。市民団体やNPOが果たす役割は、企業や公ではなく第三の活動であって、それは非営利だから、本当に大切な理念をつきとおせる、ということもあるけれど、「ボランティアではなく対価を得るべき」ということも、これからは大切なのだと思う。そうでないと、せっかくいいことやってても、次につながりにくいし、正当な評価を得られにくい。で、いろいろと考えた結果、モモは「稼げるNPO」になっていかないとなあ、と。なぜ、こんなことをいきなり考えだしたか、というと、今日、ある人から「週４日勤務、月収１４万」のお仕事をやらないか、誘ってもらったのです・・・。私の専門・得意分野もからんでいて、明らかにはできないけど確かな仕事で、正直、お、おいしい・・・三年前なら飛びついていたかも！ところが、三年前の「自分のことしか考えていない私」には、きっとお誘いはこないわけで。こんなお話も、モモでいろいとさせてもらったからあったわけで。本当に、ありがたいことです。しかしながら。始まったばかりの「子育てとなり組」、これを地域に根付かせるまでは、フルタイムは選べない・・・パートタイムで苦しくなってきた生活費を少しでも稼ぎながら、無給だろうがなんだろうが「子育てとなり組」（助成金申請中）をやっていくことが、今の私のミッションなんだと思う。月１４万、稼ぐことよりも！バカかもしれないけど・・・こんな自分がけっこう好きだ。未練がましく「週２日で月給半分とか、ダメ？」とか質問しちゃってますが。

  2006.01.18

• 一週間まとめて近況報告。

  一週間ぶりの日記なので、まとめて近況報告。火曜日、午前中は生活クラブ会議～タクシーと汽車を駆使して沖館へ～音楽クラブで発表の練習。水曜日、前日のハードスケジュールがたたって、母子３人だらつく。木曜日、沖館でモモ＆つぼみ＆となり組西の合同おちゃ会。今年の抱負、語る。きゅめ太さんが、ひとりひとりの抱負をビデオ撮り・・・年末が怖い。金曜日、高校からの友人（臨月）とだんなさんが来て、みんなでパン作り。友人の「砂糖はイーストの栄養になるから隣合わせにボールに入れて」「生地をあまりさわりすぎると元気なくなるから気をつけて」という言葉に静かに感動。私が以前やっていた自己流パン焼きの、何と乱暴だったことか！もちろん、焼き上がったパンは、と～ってもおいしかったです。土曜日、終日「さんぽぽ」当番。利用者数はふつうでも、みなさんの滞在時間が長くて込み込み。常連のYさんが、２０才年の離れた妹さんと来ていた！日曜日、県のあしゅまるイベントに、音楽クラブの親子で発表に参加。小４の姉さんのしきりの元、わらべうた遊びをステージ上で披露。荒川の小学生女子による獅子舞など、すごいものも見れてラッキーでした。で今日は、となり組の顔合わせ＆作戦会議。働く女性の家の託児室は、以前、園のお別れ会でお借りしたことがあるんだけど、０～４才児といっても居心地よかった～！なんでって貸切でまわりの配慮はいらない上、おもちゃや遊具がいっぱいで子ども大喜び。だもんで、親同士も楽なのです・・・ここなら託児はいらない感じ。心配していた駐車場も、８台くらいまでなら停められることが判明。毎月の顔合わせ＆全体会議は、こちらをお借りすることに決定しました。モモでもつぼみでもなくて、HPやさんぽぽがきっかけで登録した初対面の方が、３人、やって来ました・・・！秋に始めた頃は、身内や旧知の仲間、友達の友達、という人がほとんどだったのですが、年末くらいからポツポツと、チラシを見て、というような全然知らない人の登録も増え、そんな人達にお会いできる、と、ちょっと昨日の夜から興奮してた私。ちょっとハイテンションぎみで、みなさんとお話させてもらったのでした。「子育てとなり組リーフレット」（案）というものを、試しに配ってみました。その中の登録後の活動として、「知り合う」「楽しむ」「助け合う」という３項目をあげてみています。初参加の人達（お子さんは１才前後）は、やはり近所に子持ちの友達がいない、ということで、同じくらいの子どものいる人と「知り合う」ことを求めている。で、歩き始めくらいから３～４才までの母は親子で「楽しむ」ことを求めている。それ以上、もしくは子どもが二人以上のいる人は「助け合う」に興味あり。と、いう傾向が強いかも～と発見。私なんかはすぐに「子どもはおいといて母自身はどう？」みたいな話題になりがちなのですが、生物学的にも、子どもが歩き出す前は、母子の精神はまだ完全に分離していないから、母子共に、同じような親子と時間・場所を共有したい気持ちがあって当たり前で。これが「私が」とか「自分で」とか言い出す頃には、母と子は別物になってて、「たまには子どもと離れて、自分のことがしたい」という気持ちも出てくるのかも。子どもも四六時中、母に付き合うよりも、自分は自分で遊ぶ時間・場所を欲してくる。この辺りの母子の関係性の変化も、忘れがちだけど忘れちゃいかんなあ、と思いました。２月上旬までに、各チームの集まる時間と場所を決定します。なんか楽しくなってきた！夕方、先週パン作りに来た友人からメールが来て、「カドリーユで破水した」今、１０分おきの陣痛がきてるそうです！のあ～、がむばれ～。いでべなあ。

  2006.01.16

• 妻の初産を前にした、後輩の話。

  今日も今日とて、そり遊び・・・外に行った後は子ども達は長い昼寝をします。さっき、だんなの後輩（２０代後半・男）から電話がかかってきました。東京在住で、最近、彼女が妊娠して結婚したんです。多分、まわりに子どものいる知り合いがいないみたいで、それから「つわりがひどい」「遠出してもいいかな」とか、私に相談が来るようになりました。後輩「母親教室ってさあ、行かなくてもいい？」私「初産だし、赤ちゃんの世話も体験できるし、行っておいた方がいいよ」後輩「友達の車で送り迎えしてもらってるから、面倒で。でも病院的には行かなくても産ませてもらえるんでしょ？」私「私が行ってた助産院は必ず受けて、って言ってた。その方が妊娠期間の生活を見直せるし・・・状態悪くなると、帝王切開とかにもなりうるよ」そこで、後輩からびっくりする言葉が・・・。「でもさ、帝王切開の方が良くない？苦しまずに産めるでしょ？」な、なんてことを～！それから「帝王切開は緊急手術なんだよ」「お産は生き死にに関わることだよ」「赤ちゃんが自分のところに産まれてきてくれることで、父母、まわりもみんな幸せで楽しいけど、初めてだと世話がすごく大変だよ」と、思いつく限りのいろんなことをまくしたてて、後輩に「ん～、じゃあ行けって（妻に）言っておく」と納得してもらったのでした。自分にも覚えがありますが、ぽっと妊娠したところで、そんなもんだよなあ、と。妊娠期間から、情報収集しやすい環境にあるといいのだけれど・・・。「さんぽぽ」でできること、考えていきたいです。あと、となり組に関しての覚え書きですが、自分達だけ楽しければいいコミュニティと、自分達が犠牲になってまで社会のために活動するコミュニティ。その中間を目指すのが、子育てとなり組、かもしれない。

  2006.01.09

• あけまして、さんぽぽ。

  青森市つどいの広場「さんぽぽ」、新年は４日からやっております。お父さんと子どもだけで来てる人が、多かったです。９日までお父さんがお休み、というお宅も多いのでしょうか。お母さんが、新年は先に仕事が始まった、というパターンもあるかな。私の高校時代の部活友達H（今は横浜在住）が、青森に帰省していたので、「さんぽぽ」ってのがあるよ、と教えたら、さっそく姉妹を連れて遊びに来ました。で、もうひとり同じ部活だった友達Aちゃん（臨月妊婦）も顔を出して、プチ同窓会に。みなさんに妊娠中から「さんぽぽ」を認識してもらいたい、と考え中だったので、妊婦友達（パートナーも）はどういう反応を示すかな、と入ってもらいましたが、あまり見ないし居づらい、というか、まだこういう場所に縁遠い感じがあるみたいでした。産前にこういう場（明るくて蛍光色おもちゃとか）には、あまり来ないもんね。もし妊婦さん企画をやるのであれば、見学というより工夫が必要かも、と。モモのY田さんも来てて、ちょっとお話したんだけど、「モモに入ったのは、もともと栗拾いとか、子どもと楽しみたかったから、なんだけど、いつのまにか違うことばっかりやってて」と言われ、ちょっと目が覚めました。私もそうだったはずなんだよなあ。でも、そういうコミュニティに馴染めず、モモに辿り着いて、ひとり目の時にそれができなかったのは、なぜか、というのを考えて、「子育てとなり組」を思いついたところもある。栗拾いとかクリスマス会とか、楽しみたい人達がいるのなら、こちらができることは何か、というのを、初心に戻って考える必要があるのかな。年末年始、実は悩み抜いていた問題に、少し明るい兆しが見えてきました。ご心配をかけたみなさん、ありがとうございます。では話を戻して・・・「さんぽぽ」のからのお知らせです。来週１５日（日）１１：３０から「さんぽぽ」にて、アドバイザーによる、ストレッチ（母向け）をやります。動きやすい格好で、参加してみてはいかがですか。

  2006.01.07

• 念のため。

  このブログは、マメコバチ個人が運営してまして、紹介する本なども「マメコバチ個人のおすすめ」となってます。子育ち支援グループ「モモ」は、何にも属さないゆるやかな団体ですので、アート、自己啓発などとは、直接関係がないことをご了承ください。「モモ」自体のHPも、そろそろ形にしていきたい、と思っています。私自身、ここ最近、アイディアを企画化する機会に恵まれ続けたので、その反動か、本やら何やらを、さらっと見たり、ぐっと読み込んだりすることに、時間を使ってる感じです。昨日、紹介したのも、その中から任意で選んだ３冊です。今度は、もっと違うジャンルのものも、紹介したいと思ってます。何かに傾倒しすぎているわけでも、はまりすぎてるわけでもなく、「あ、これいいかも」と思った時に、スッと試したりやめたりしてます。「偏愛マップ、やりません？」とK村さんが言ってくれたように、集まって来た人達で、情報やら何やらを分かち合う機会も作っていきたい、と思っています。念のため、でした。

  2006.01.06

• 

  年末年始に読んだ３冊。

  年末年始、子ども達の遊ぶ足下に寝転がって読んだ３冊を、ご紹介。まずは、太陽レクチャー・ブック「アートの仕事」平凡社。「絵画、彫刻、デザイン、写真、映像、漫画など、さまざまな表現方法で作品を発表するアーティストたち。創作活動をいかに仕事として成立させているのか、そして創作への熱い思いを率直に語ります。」講座太陽でのレクチャーをもとに出版されているシリーズ。ちょっと前に吉岡マコさんがブログで紹介されていて、知りました。都築響一さんが言ってたこと。ネガティブ勝負のアート（神様の写真にオシッコかける、みたいな）は、それで金儲けする人、少数の金持ちのコレクターはいいけど、ふつうに金持ちじゃない若者とかが「この世界はいかに悲惨か」という作品を見せられても、「オマエに言われなくてもわかってるよ！」という感じ。「明日も新聞配達で３時に起きないといけないけど、がんばろう」みたいに、ポジティヴな気持ちにさせてくれるのが、本当のメジャーなアートだと思う。都築さんの写真集「TOKYO STYLE」を見ると、その言葉の意味が伝わってくる。無数の、普通の狭いアパートの部屋の写真集・・・不思議な肯定感。MOTOKOさんのお話。芸大生時代に「芸術って、自分が選ぶことじゃなくて、選ばれるんだな」「今の自分が作品を発表するなんて、おこがましいな」と思った。写真集を出していても、個人的な発表にしたくなくて、プロジェクトとして、世の中に投げるべきテーマをいつも考えている。ものすごく共感しました。私も学生時代から、芸術に選ばれた人達を間近に見ていたので・・・。都築さん、MOTOKOさんみたいなところを、目指していこう、と思いました。で、アートというフィールドにこだわることはない、とも気づけました。他にも会田誠さん、グルーヴィジョンズなど、今をときめく方々が登場。おもしろい、おもしろ過ぎる・・・。「アーティストって、アートの可能性を本気で信じている、信じることができる人だと思うんです」とは、伊藤弘さん（グルーヴィジョンズ）のお言葉・・・名言ですね。次は「大好きなことをしてお金持ちになる」本田健／フォレスト出版。～あなたの才能をお金に変える６つのステップ～お友達の漫画家マツモトサツキさんに、「お金と言えば、本田健さん！」とすすめてもらい、図書館で探したところ、ものすごい人気・・・市立図書館では出払ってて、県立図書館で借りることが出来ました。大好きなことで成功するステップが、紹介されているのですが、今の発展途上の自分にピッタリの内容で、心がスッと軽くなりました。「雇われて、お給料をもらう」というだけが、仕事ではないこと。自分の特性に合ったことをやっていると、楽しみながら成功してしまう。普通の人生から、ライフワーク中心に生きていく人生に移行するには。「私の仕事は、育児家事だけなの？」と悶々しがちな人にも、オススメです。１０の特性自己診断チェックをしたら、意識していなかった自分の一面がクローズアップされ、びっくり。「問題解決する人」「コミュニケーター」「クリエイター」というのが高かったんですよ、私。確かに、問題解決策を考えて、人と人をつなげたり、そのためのツール作りなどは、楽しくて時間を忘れているもんなあ。「サポーター」「オーガナイザー（まとめ役）」「物をつくる人」が低い。目的もなく物をつくることが苦手、ということに気づいた。好きなことをお金にしたい、好きなことってなんだろう、という人にオススメです！さて、最後にもう一冊。「働く気持ちに火をつける」斎藤孝／文芸春秋～ミッション、パッション、ハイテンション！～本田健さんの本の近くにあり、サブタイトルにひかれて借りちゃいました。ミッション＝期限内に期待のものをもたらすという「使命」パッション＝ネガティブ体験（受難）を反転して、情熱にするハイテンション＝上機嫌でオープンな身体（ハイテンポと連動）というようなことですが、流れるような文章で、一気に読破。「偏愛マップ」もすぐに読んでしまったけれど、こういう風に書きたいものです。「仕事ができる・できない」「上機嫌・不機嫌」のチャートが、笑った＆納得でした。「上機嫌」で「仕事ができる」ようになりたいなあ、と思わされました。長嶋茂雄さんが例にあげられていて、なるほど、と。「自分の等身大の実力をいつでもさらします」というガラス張りの身体。で、２００６年はいきたいです。長くなりましたが、読書感想文３冊分でした。青森のみなさん、「アートの仕事」は市民図書館、あとの２冊は県立図書館にあります。

  2006.01.05

• 

  初春や、初売、飲み食い、そり遊び。

  あけましておめでとうございます。新しいことをぞくぞく始めた昨年でしたが、今年はその芽が育つような活動をしていきたい、と思ってます。どうぞ、よろしくお願いします。私の年末年始は、大晦日：平内のだんなの実家へ→元日午後：帰宅、夕方：私の実家へ（日帰り）→２日：じゅんじゅんと初売行って、同窓会へと、ばたばたながらも楽しい数日間でした。友達と二人で初売行ったのが、ひさびさで新鮮だったなあ。同窓会（と言っても高校の部活の仲間うち）はおもしろかった。先生からライブハウスオーナーまで、おんなじ部室にいた人達も、１２年もすればさまざまで面白い。当時はあまり話さなかった面々とも、気軽に情報交換できるお年頃ですね。去年の正月はのんびりし過ぎたので、今年は４日から始める気分で。高野優さんトークショウ（開催決定！）の場所取り・助成条件の確認、んで、とりあえず、そり遊びもしてきました！長女まー、喜んですべるすべる。次女りーは、とにかく雪を食べる食べる。日も暮れてきたから、帰るべ～。例年になく穏やかな、青森のお正月の午後です。

  2006.01.04

• 声をあげた一年、みなさんありがとう。

  明日は大晦日。うちは家族で、夫の実家（通称：海の家）に一泊して、新年を迎える予定です。今年一年、私にとっては大変動の一年でした。「もっと子育て中の人が、地域で分かち合いながら、社会と関わりながら、自分らしく生きられる場所やチャンスが、必要」その一念で、前年から温めてきた思いを、企画にしたことによって、さまざまな人達に助けてもらいながら、活動をして来られました。「声をあげなければ何も始まらない」という、びーのびーの奥山さんの言葉通り、大声をあげてみたら、ドカドカいろんなことが始まってしまって、あっちもこっちもで、対処が追い付かない状態で、ご迷惑もおかけしました。賛同して集まって来てくれた人、いつも励まして助けてくれた人、ちょっと違うんじゃない？とご意見をくれた人、だまってニコニコ子ども達をみてくれたみなさん、当事者が動くのがいちばん！とチャンスを与えてくれたみなさん、私達にすてきなモデルを示し続けてくれた先輩方、世話かけた家族、元気をくれた友人、その他たくさんのみなさん、本当に、ありがとうございました。そして、来年もよろしくお願いします。これからモモの元事務局（現モスクワ在住）の、Mさんを囲む会に行ってきま～す！みなさまも、良い年越しをお過ごしください。

  2005.12.30

• 

  「お母さん」で一括りにすることの限界

  「女の産みどき」大内悦子著（WAVE出版）を少し前に読みました。「結婚したから次は」、といった時間の経過という一般論ではなく、ひとりひとり違うはずの「産みどき」を、その人の価値観と経験値から割り出し、具体的にその人にあった答えを出す、初めての書。（出版社からのコメント）大事なのは、年齢や時間の経過ではなく、人生の価値観。1. 恋愛満足度2. 仕事達成度3. 家事適性度4. パートナーの育児協力度から導く、あなたの「最高の産みどき」とは?産みどき、ということだけど、もう既に産んでいる人が読んでも「なるほど」です。産むとか産まないとか、選ぶのはおこがましいですが。産後の女性のネットワーク作りに、これが活かせますよね。１～４のどの項目が高いか、低いか、で、同じ子を持つ女性としても、状態が違う、と思うんですよ。例えば、結婚前に２０年専門職をしてから結婚・出産をして、「もうフルタイムの仕事はしなくてもいいや」って人（２が高い）と、いい仕事をした、という実感を持たないまま、結婚・出産して、「仕事したいけどできないかも」と言う人（２が低い）では、同じ専業主婦でも、これからの課題が違ってくる。例えば、週一でパートナーが子どもをみてくれて、半日ひとりで出かけられる人（４が高い）と、パートナーが忙しかったりで、ほとんど協力してもらえない人（４が低い）では、日常の中で、物理的にも精神的にも、必要なことが違ってくる。・家事育児を分かち合うことが必要な人・子どもの預かり合いが必要な人・再就職・起業の情報が必要な人などなどそういう個々の状態を、見合いながらの「子育てとなり組」にしていきたい。家が近いと、それができやすい。今までの支援やサークル活動の見落としは、「お母さん」「ママ」と一括りにしてしまうことで、うまれたのかも。くどいかもしれないけれども、時間があれば、どんどん言っていきたい。言っても伝わらないかもしれないけど、言わないよりはいいかなあ。自分の課題としては、年が明けたらさまざま整理を始めて、「子育てとなり組」のための時間を空けることから・・・ですね。

  2005.12.29

• これからの子育てとなり組。

  「近所に子育て仲間を作りたい人、この指とまれ～！」の、子育てとなり組。今日はムックマミさんと「さんぽぽ」で待ち合わせ、これからについて語りました。モモの数名も参加して、今の状態、これからどうするか、など、確認。子育てとなり組で、こだわっていきたいこと。・地域にこだわる（誰でも歩いて行ける距離で集まることができる）・助けてあげるのではなく、助け合える関係を作る・その人らしさを、引き出し合う（再就職・起業にもつながる）例えば、今、青森市や県が行っている育児支援として、１、つどいの広場、乳幼児のプレイルームの開設（自由に遊べる）２、子育て支援センター（指定保育園による、サークルなど）３、一時保育（一時間５００円ぐらいで預かってくれる）４、専門家の子育て相談（保育士、保健師など）５、乳幼児医療費助成（３才までの医療費が全額戻ってくる）６、育児手当（月５０００円）などがありますよね。子育て中の私達は、これらを日々、利用させてもらっているのです。１、２にポンと行って、友達作って、子どもの預かり合いまでできる関係を作れる、という人は、子育てとなり組はあまりいらないでしょう。つどいの広場「さんぽぽ」に、アドバイザーとしてお手伝いに行くようになって、いろんな人と出会って、どうにもならなそうな人が来たりして、「私がこの人の友達になれば、すべて解決なのでは？」と思うことが多く、だからと言って、そう思った人と友達になって預かり合いなどをして、という時間も車も私にはぜんぜんなく、それならばシステムを作ろう。というのも、子育てとなり組を作る、ひとつのきっかけだった。もうひとつのきっかけは、イベント重視、プログラム先行の子育て支援の現状に、強い疑問を持っていたから。七夕イベントをたくさんの人とざわっとやるよりも、イベント的なことをする労力を排して、ひとりひとりと話をすること、その人の本当の声を引き出すこと、日常的なことの方が、大事、と気づいた瞬間があって。そもそも、そういうつもりで始めたのだ。好奇心旺盛で、すぐに人と仲良くなれる人が、全体の半数だとすれば、数カ月で「預かり合ったり、おさがりあげあったり」みたいな関係は、市内全域に広がるんだと思う。でも、長女が生まれてからの４年半、自分やまわりを見ていて思ったのは、自然に子どもを預かり合う関係になるまでには、３年くらいかかるってこと。で、３年もたてば入園で、子育ては一段落。そうなると預かり合う関係まで行かずに「まあ乳幼児期も楽しかったわね」と、自分の辛かった部分を、次の子育て世代にそのまま遺しちゃう。今、青森市で子育て中の私達が、もちっとそこを改善しておこう。私達が、子どもを産んでひとりぼっちで過ごした経験を、次の人達がしなくていいように。・１０年後も考えたネットワーク作り（子どもの年齢が上がると内容も変わったり）・ひとりひとりが最終的に自立できるような支援（誰かにやってもらうだけでなく）と、思ってます。そしてこれは、仕掛ける側がなんとなく思っておくこと、ですね。今まさに０～１才の赤ちゃんと暮らしている人に言っても、「なんのこっちゃら」だろうし、そこまで考える必要もないし。子どもと仲間と、たまに社会の中の自分の立ち位置を確認しながら、アンテナはって、楽しみを分かち合っていければ、と思います。今まで、青森市で子育てをしていて、「近所の子持ちと知り合う機会」は、皆無に等しかった。行政や誰かにやってもらうんじゃなくて、自分達で「近所の子持ちと知り合う機会」を作った。子育てとなり組の第一目的は、達成できた。「顔合わせができたら、モモメンバーはなるべくフェイドアウト」（すべての市内の集まりに顔を出すことは物理的に無理）と思っていたけれど、知り合うだけでは関係ができないことが、やっぱり判明。来月、とりあえず私がまわれるだけまわってみることにします。ひとりひとりとまず話す、ということをしなかったのは、私の一番、甘かったところ。抜かった。

  2005.12.28

• 試しに、偏愛マップで交流！

  子育てとなり組の東チームの集まりを、合浦の「ギャラリーRABBIT」をお借りして、行いました。登録が合浦２人、港町２人になり、そこの顔合わせをメインにやるつもりでしたが、天候のせいもあって、合浦から１人、あとはモモの東チームの人達４人が参加。それでも子どもをいれて１２人で、わやわやと交流しました。今日の集まりの前に「できたら、好きなものを紙に書き出して持ってきて」と。K村さんが提案してくれた、斎藤孝さん考案の「偏愛マップ」による交流をしました。一枚の紙の中に、その人の好きなもの、嗜好、考え方、心の状態がつまっている・・・。「１人で温泉に行きたい」「ナチュラル＆シンプル」「ピエール瀧」「ケンジワールドにはまってます」「玄米ごはん、スイーツ全般」「がっちりマンデー」順不同に並べてみました。話がつきない、つきない・・・。今まで暮らしてきた土地＆年数、を書いてくれた人もいて、それだけで、その人のことをかなり知るきっかけになりました。ある人が、手相が見れる！とばれた途端、全員が並んでみてもらったりして。私も、びっちりとA4を埋め尽くす「偏愛マップ」を作ったのですが、作った方としても、見てもらっての反応で、その人を知ったり。「私もこの人の曲、聞いてました」「ずいぶん古い映画が好きなんだね」「あ、この雑貨屋はいいよね」とか言ってもらうと、ああこの人も好きなんだ、というのがわかる。好きなものがわかると、話が早くて深くなる。私的には「本棚にハンス・ベルメールとターシャ・チューダが並んでる」というフレーズが自分をよくあらわしているなあ、と思っているので、いつか、それに気づいてくれる人に出会えるかも、という楽しみもあります。それはさておき、ただ「お話しましょう」の会よりも、「この人のこの専門を活かして、企画化できそうだ」とか、「そんなに雑貨屋が好きなら、巡るために共同保育してみるか」とか、どんどん面白いことになっていきそう、な感じ。偏愛マップ、いいよ～。他のチームでも使ってみたり、全員分のを冊子にしても面白いね。１、近所にいざという時に頼れる「子持ち友達」を作る。２、母や妻として、だけでない「自分らしさ」を持ち続ける。３、子どもの遊ぶ、食べる、眠るなどの権利を守りながら動く。この３点が、子育てとなり組をやっていく上で大切なこと、と言ってもよいでしょう。２がわかりにくいかも・・・これを早急に説明できるようなるのが、私の課題です。広報の仕方も、本当に必要な人に届くようなやり方を、もっと考えます。

  2005.12.26

• 一週間の報告。

  あっという間に、一週間。月曜に、保育所にて合唱団の演奏、火曜に次女りっちゃが発熱＆ゼロゼロして、二日間、自宅療養。木曜は長女まーちゃの園のクリスマス会、そして子ども預かりデー。（一才男児になつかれて・・・嬉しかったです）金曜の今日は、勤務日でもないのにお給料をいただきに行って来ました！「これをもらわないと、年が越せないので・・・」という私に、「まったまた！そんなことないでしょ」「昔話じゃないんだから～」と突っ込むお二人。いや、まじなんですって・・・。午後は、まきば保育園にて行われる幕内秀夫先生の講演会に行く予定でしたが、りっちゃが調子がイマイチだったので、断念しました・・・またの機会に！今週、私が出かけられなかったので、「さんぽぽ」しゃべり場、赤ちゃん待ち合わせ、ハレプロ運営委員会など、みなさんで進めてもらってました。「さんぽぽ」は冬になって出足が鈍ってます。春～秋に徒歩で来ていた近所の人達が、雪で出にくくなったのでしょうか。しゃべり場、赤ちゃん待ち合わせも少人数だったもよう。来月からはテーマをもうけて、子連れボランティア進行、というのを前に出し、もう少し工夫して、参加しやすい雰囲気を作ってみます。子育てとなり組で申請中の助成金は、第一関門を突破したもよう。登録人数も二ヶ月で、始めた時の１０倍、４０人になりました。来月は、となり組の体制を立てていく時期、かな。まずは市内の各所の、メンバー宅近くの「たまり場」を探す作業です。ほんとに、ひとりひとりの状況があって、心持ちがあって、ひとりひとりの気持ちをくみとることはできても、そのひとりひとりをつなぐ、という作業は、難しいなあ、と実感中。どんな地域にも集まれそうな場所があって、子持ちの人も数人はいて、でも出会えてない。出会えた、としても、関係が発展しない。「人」「場所」「時間」は、誰にでもどこにでもある。あとは、それをつなげて、中身を作っていくことだ、と思うのです。

  2005.12.23

• ハレプロ実行委員会、日時訂正です。

  ハレの日プロジェクト第一弾「育児マンガでトークショウ！？」、第２回運営委員会ですが、当ブログで時間を間違えてお知らせしていました。正しくは、１２／２２（木）１０時～　しあわせプラザにて行いますので、よろしくお願いします。昨日今日と、りっちゃんが熱とせきで様々、休ませてもらいました。ついでに、たまった洗濯、掃除機がけなどしていると、あっという間に時は過ぎ。普段、毎日家にいないのに、よくまあ回っているよなあ、と。まあ、家事はなんとかなる、って話ですよね。個人的に、食事はもうちょっと手間ひまかけたいです。二日間も家から出なかったのは久しぶりなのですが、その間に、子育てとなり組への登録希望の電話が２件、ありました。もしかしたら、留守中に電話をいただいたりしてたかもなあ。どんどん人数が増えてきて、あまりいろいろ決めずにやっていきましょ～、なんてことも言えなくなってきたので、次の子育てとなり組作戦会議では、実行委員を数名決めたいと思います。「やらされている」という感じをお互い持たないように、委員の義務は最小限（連絡が主な仕事）にして、チーム毎の企画・運営は、みなさんでできるように・・・と考え中です。子どもを産んでも（産んだからこそ）、自分の考えで、時には仲間と一緒に、時にはひとりで、子どもとの暮らしに必要なことをしていけるんだなあ、と気づき合えればいいなあ。「ピンでも動ける子育てネットワーク作り」が、裏テーマ・・・ですね。子育てとなり組の。

  2005.12.21

• 「抱っこ法ってな～に？」

  「さんぽぽ」図書コーナーにて、青森で抱っこ法の体験会などを行っている、鳴海さんをお招きしての、「抱っこ法ってな～に？」という講演会を行いました。講演会・・・と言っても、場所は「さんぽぽ」図書コーナー。最初は土曜の午前、ということもあって、３組ぐらいでしたが、開始１０分を過ぎた頃には、１０組の方が参加されていました。私は「ダダこね育ちのススメ」という本で、抱っこ法を知って、子どもと向き合うのが、とても楽しくなりました。うまく説明できないので、興味のある方はぜひ関連書を読んでみてください。いつもは半プレイルーム状態の「さんぽぽ」ですが、この日は遊びに来た方にも「ご一緒に聞いてみませんか？」と声をかけると、「抱っこ法って、この前テレビでやってましたよね」とか、「１２時まで？聞いてみようかな」とか、みなさん、興味のある様子で、こちらも勉強になりました。スタッフが多めにいて同室託児をしていたのも、参加しやすかった理由かも。図書コーナーで、お話シリーズ。やるまでは不安でしたが、やってみたら、いい路線かも知れませんね。ちょっと話はそれますが、「さんぽぽ」ならでは、ということで、「母、講師制度（謝金アリ）」はどうでしょうね。

  2005.12.17

• 来年度の予定。

  先週土曜に燃え尽き、ちょっと白い灰になりぎみ・・・です。昨日はお友達が遊びに来てくれて、今日はオープンハウスでいろいろ食べて来ました。灰になりながら、いろいろな人とお話するのも、また楽し。ぐでんぐでんで、ごめんなさいね。でも、いろんな人と話すことで、自分のこれからについて、考えるきっかけになりました。私の来年の予定。来年度、りっちゃんを４年保育にする！と決めたのですが、そのことで、「通園費を稼ぐ」という必要が生まれて、自分の中でいろいろと葛藤がありました。稼ぐにしろ、何をやるか、就職なのか起業なのか、などさまざま。妊娠・出産で得たものは果てしなく大きかったですが、好きな物事の多数を、おきざりにした５年間でもありました。その中で、おきざりにしなかった物だけは、手元に残っています。なので、仕事に関しては雇われてもフリーでも、しょぼくても収入少なくても、「好きなこと（おきざりにしなかった物）で、稼ごう」という結論に至りました。しょぼくても続けていく覚悟、しました。実は今、月収５０００円弱。あと１５０００円を、何とかすればいいんです、当面は。で、モモは今年度中にNPOを取得する予定で、助成金をいただいた処理もあるので、事務局業はさらに忙しくなるかもしれませんが、子育て当事者が主体的に動けるように、いろいろ続けていくつもりです。モモの活動に関しては、私達が「先の人達」や「地域の人達」にしてもらったことを、「次の人、社会に還元しよう」という意味もあります。私がしてもらったように、事務関係、託児などのフォローをしていきたい（あと数年は）。「子育てとなり組プロジェクト」も、来年度中に市内に根付かせるつもりです。ひとりぼっちで子育てする人が、少なくなるように。次なる課題は、市内の子育て当事者へのメッセージをいかに伝えるか・・・ですね。中途半端でもしょぼくても、とりあえず、「家の人」「仕事人」「地域人」という三足のわらじをまずはいてみよう！というのが、来年度の目標です。そうすることが、今の私には必要なんだ、と根拠はないけど思い込んでます。宣言することで、自分を追い込んでみたりして。てへ。ぐわ～っと動いて、できたらたまに、ヨガで内に向かいたい！

  2005.12.12

• 実録！助成金プレゼン。

  本日は「さんぽぽ」当番をお休みし、初めて、助成金申請のためのプレゼンテーションなるものに、行ってまいりました。１０月なかばに社会福祉協議会から送られて来た、助成金情報の中に、「青い森ファンド」＝公益信託　青森県ボランティア基金、それの募集を発見し、１０日後のしめきりに何とか間に合わせ、応募。次月には一次審査を通り、本日の二次審査のプレゼン出席、と相成ったわけです。きゅめ太さんと私が２ヶ月かけて練って来た、助成金獲得準備も、シロクロつくわけで。来年度の助成予定総額やらプレゼン出席団体やらを計算したところ、可能性は五分と五分。前夜はあまり眠れず、珍しく昼食も食べられない緊張状態で、当日会場へ。アウガのAV多機能ホール、床がフラットな状態で、正面にスクリーン、下手に演台。向かい合うように６人の審査員の席があり、その後ろに全団体が座るイス席５０くらい。一次審査の時に提出した、各団体の企画書類・添付書類が、冊子にされて配られる。定時に開始。司会の方は審査員のみなさんをご紹介。なんとその中に、おっぱいでお世話になった助産院の松江先生が！まーの断乳の頃からのことを思い出したり、ほっとしたりで、やばい、泣きそうになる。さあ、各団体の５分間プレゼンが始まりました！いろいろな団体が、いろいろな活動をしているものです。知的障害児のための土曜余暇活動、太宰や津軽三味線を活かしたまちづくり、高齢者・施設入居者のための音楽活動、などなど。知的障害者オープンカレッジ、という活動をしているすごくパワフルなおばちゃんがいて、障害のある方とボランティアさん２人と来ていた。「障害者を支援するっていっても、健常者だって生まれてから今まで何かの支援はされてるわけで、どんな人でも、いろいろな人に助けられて生きている。支援じゃなくて、障害者にも地域で何かさせてほしい！」と言っていた。「来年夏に、県立美術館がオープンするってので、これに乗っからない手はない！」「去年は落とされたので、今年はちょっと低めの金額で申請してみました。謙虚な感じで♪」などなど・・・きゅめ太さんが隣で「すごいプレゼン力・・・」とつぶやく。さて、とうとう私達モモの番に。ええい、ままよっ！きゅめ太さんが審査員に資料を配り、まずは私が演台へ。「子育て当事者による相互支援の推進／ハレの日プロジェクト」ということで、５分間、二人でかわるがわる話させてもらいました。声、震えぎみ。私達が今回、助成を申請した活動は、ハレの日プロジェクト第一弾「育児マンガでトークショウ！？」です。「子育てとなり組」の活動による「ケ」、「ハレの日プロジェクト」による「ハレ」、その中での第一回・・・という位置づけ。プレゼン後の質疑応答。「あのね、」さっきから他の団体に鋭い質問を浴びせていた、ひとりの審査員さんが口を開く。審１「青い森ファンドは、講演会を開くためにあげるお金じゃないんだよ？こういう仕組みを青森に根付かせたい、という活動に対してのお金なんですよ」私「・・・は、はい」審１「でも、当事者が出て来たことは、すごいことです。私はそれを評価して、応援したい。」審２「１年だけの助成申請（希望すれば３年までできる）ですが、その後は？」私「乳幼児の子育てをしていても、子育てが一段落すると離れて行ってしまって、のどもと過ぎれば熱さ忘れる、でとても難しいんですよ。だから私も下の子が２才ですが、あと一年やった後で、次の人達が何がしたいかにもよるし、でも人も育ってきて、あ、「育って」とかエラそうでイヤなんですけど、きゅめ太さんもモモに来た頃は（育児疲れで）ひどい顔してたけど、こうやって、ねえ、主体的に活動してますし。何とかやっていきたい、と思っています。」審２「はい、わかりました。がんばってください」・・・わ～、何言ってるの？自分・・・。あっと言う間のプレゼン、その後、すべての団体が終わるまでイス席で聞いてる。ある育児支援団体の方が、「最近のお母さんは「ものづくり」が下手。カッターもうまく使えない。でも使えなくて当たり前。私達もそうだったから・・・いろんなことを伝えてあげたい」と言っていて、なぬ～！とちょっと憤りました・・・いい！伝えてくれなくても。開始から二時間後、すべての団体のプレゼンが終わりました。「これから別室で、審査員による判定が行われますので、２０分ほどお待ちください」あー、何かだめっぽいね。と、きゅめ太さんと話しながら待っていると、結果を示したボードがガラガラ入場。助成決定団体には、当確さながら赤いリボンがついている。うちは・・・？私が見つけるより先に、ニヤッとするきゅめ太さん。え、まじで！？はい、本当に、モモのところにも赤いリボンがついていました！！結局、一次審査を通った１２団体中、１件棄権。二次を通ったのは、そのうち９団体でした。審査員のみなさんが興味をもって、点数も一番高かったのが、五所川原すてっぷの「公園を元気にし隊！」事業。いろいろな事件もあり、子どものいない閑散とする昨今の公園ですが、公園でおはなし会をすることで、子どもの外遊びのきっかけにして、地域で子どもを見守る体制を整えていく・・・という事業。私達は今、産後の女性の相互支援、乳幼児まわりのことの当事者ですが、子ども達が大きくなった時は、きっとこのような活動に興味が移っていくのだろうなあ。初のプレゼン、さまざまなことを感じ、さまざまなことを知りました。私的には、憧れの「びーのびーの」奥山さんに一歩近づいたような、そんな気持ちです。奥山さんのように、愛あふれるクレバーな活動をしていきたい。そのためには、助成金は必要不可欠ですからね。何はともあれ、きゅめ太さんのひとことから始まったハレプロも、来年度にはお金をいただくことになり、やっとここまで辿り着けました。次は講師交渉です。楽しむ感じで、ボチボチがんばりましょ～！

  2005.12.10

• 無条件で、というバトン。

  高校時代の友人シネマンさんから、バトンというものを受け取りました。1）無条件でトキメク○○な人三人 1.わたし2.あなた3.みんな 2）無条件で嫌いな○○なものを三個 1.戦争 2.暴力 3.専制 3）無条件でお金をかけられる○○を五個 かけられるお金はないですが・・・しかも結局条件付き1.納得した上での医療費2.おさがりがない時の子ども服購入費 3.生活クラブでの食料品購入費4.服の福袋１個分（自分用）→毎年、正月のお楽しみ♪5.世界平和への投資4）無条件で好きな○○を三つ 1.スケッチ（絵を描く楽しさを、筆を持って１３年目の今年、気づいた）2.喫茶店（名曲喫茶からドトールまで。ピンで時間があるとすぐ入る！） 3.スニーカー（ここ数年はプーマがお気に入り。月イチで洗うのが目標）5）無条件でﾊﾞﾄﾝを受け取らせる五人 とりあえず、無条件って難しいので、私でストップしてみます。

  2005.12.09

• 「子育て」は基本、楽しい。「子ども」は基本、かわいい。

  午前中は、生活クラブの来年１月に行われる「大試食会」の話し合いに行って来ました。T村さんが、りっちゃにカプラ（創造性の高い積み木。一見ただの小さい板）を持って来てくれて、めずらしく「かあちゃんかあちゃん」と言うりっちゃに付き合って、家とか作ってみたり。お、おもしろい・・・ほしいなあ。お昼を福祉プラザの２階で食べて、アピオできゅめ太さんとプレゼン打ち合わせ。とりあえず、プレゼントークしてみたりして。その後、となり組中央で活動しているKさん、Sさんに来てもらって、いろいろと語りました。楽しむ意欲満々のKさんの背骨になっている、大切な話を聞かせてもらいました。お二人は本当に子育てを共有していて、いつ見ても楽しそう。「本音で語り合える人がいる」ということの大切さを、思い知らされます。私は、長女の赤ちゃん時代、本音で語り合える母友達がいませんでした。自分の長女が１才半になるまでの毎日の心境を思い出してみると、まあ・・・ひどいもんでしたね。外出する時は、注意してくれるおばさんや、走り回る小学生がおっかなくて、プレイルームに行って、母グループが向こうで盛り上がっていると、「私のことを笑っているのかしら？」とおっかなくなり、行かなくなりました。家の中では、自分のご飯ができてから、子どものことでバタバタとして、結局、食べるのは完成から２時間後、ということもザラで。軽くストレスで。専門家のおばさんに相談する気にもなれず、母グループにもなじめず、ネットや読書で育児のモデルケースを探す日々でした。そんな病的な時期を、どうして乗り切れたのか。それは、未熟な母である私を、ただひたすら信用して許してくれる、わが子の存在が、寝ても覚めてもあったから、でした。「子育て」は基本、楽しい。「子ども」は基本、かわいい。これはすべての人に当てはまることだけど、そうでない状況の中にいる人もいる。「子育て」を楽しいと思えないのは、なぜか？「子ども」をかわいいと思えないのは、なぜか？その人その人にとっての解決法は、すべて違うわけで。その辺をていねいに汲み取っていくのが、大切かなあ、と思いました。よくある苦労話で失礼しました。

  2005.12.08

• 月に一度のとなり組作戦会議。

  昨日の日記がどんよりしているので、急いで更新♪大荷物での、りっちゃん連れ乗車もなんとかクリアして、会議３０分前に到着。ぽつぽつと人が集まり始め、いつのまにか母２０人のすごい事態に。今日は念のため、託児のみなさん３人に来ていただいていたので、助かりました。それでも全員は隣のさんぽぽで見切れず、半数の子どもは多目的室で親と一緒。わやわやの中、全体顔合わせ＆作戦会議は行われました。自己紹介、各地区の活動報告、チームに分かれてのお話、など。（２２地域３５人が、東、西、中央チームに分かれて、活動しています）今日、気づいたこと。１、集まる人数が多すぎると、託児してもらったとしても、子どもに負担がかかる。２、「地域で」ということではなく、「月齢で」集まりたがっている人もいる。３、大雑把なチーム分けになってることで、まとめている人の負担が大きい。１に関しては、来月からは、チームリーダーと顔合わせの必要な人のみ、集まることにします。その方が全体の意識統一もできるし。２に関しては、オプションとしては「月齢で」だろうが何でだろうがいいんだけど、基本的に「地域で」というところをメインにやっていきます。地域を抜いちゃうと、既存の「来られる人だけ来てね」サークルになっちゃうから。３に関して。西・東はモモメンバーも多数入っているので、ノロノロと進んでます。中央チームは、となり組で初めて参加してもらっている人達が中心にやっていて、「このチームは勢いがあって楽しそうだなあ」と思っていたんだけど、知らず知らずのうちに、まとめ役をやってくれている人に無理をかけていてた。そこで、中央チームは３つくらいに分けることにしました。そうすることで、連絡やらの負担を分散させます。で、進めがたいチームには、モモメンバーを入れることにします。本当は「チームリーダー」をはっきり決めてしまわないで、なるように、とも思っていたのですが、それでは「できる人」のみが任されてしまう。そのことに気づいたので、あえて「チームリーダー」＝「実行委員」を何人かにお願いしてみます。やってみて、いろいろとわかってきました。

  2005.12.07

• ひとりごとです。

  明日はとなり組、あさっては生活クラブ、しあさっては合唱団（演奏会のために一時復活させてもらいます）。三つの異なる活動の切り替えをがんばって乗り越えて、さらに次の日は、人生初の、助成金のためのプレゼン・・・！ハレの日プロジェクトの前途が、私ときゅめ太さんとにかかっているわけで。５分間トークの原稿＆ツールを作らねば、なんだけど、ぜんぜんやる暇がない！今日はついつい、突然のゲスト、じゅんじゅんと楽しく語り合ってしまったしね。とりあえず明日のひと山越えてから・・・な～。明日は、登山リュックにとなり組資料を詰めて、あげる約束をしたバウンサーも背負って、りっちゃの手をひいて、電車に乗ります！みなさん、成功を祈ってて・・・がんばらなければいけない自分に、ちょっとひきぎみですが。もうちょっと何とかしないと、自分、まずい。かも（黄信号）。すべて、タイムデザインが下手、断り下手の自分が招いている事態。

  2005.12.06

• 表現ワークショップ＆読み語り・歌語り

  先月、こどもの城主催で行われた「子育てサークル学習会」。そのオプションとしてのワークショップが、今日アピオで行われました。講師の「ツルサンズカンパニー」の田村耕一さん、田村安都子さんは、障害を持つ方々と一緒にミュージカルを作る、といった活動をしているそうです。前半、表現ワークショップ、ということで、お手玉を投げ合ったり、手をつないで縄跳びを飛んだり、手拍子足拍子で合奏したり。安都子さんの進行で、お手玉を使って、コミュニケーションの取り方、みたいなのをしました。キャッチボールから始まって、背中合わせに投げて取り合う！みたいな。そういうのとか、縄跳びを一緒に飛ぶ人数をだんだん増やして成功して喜ぶ！とか。これがね、驚くほどの会場の熱気。一体感。なんなんでしょう。マリンバ（現地ものっぽい）を叩く耕一さん（ちょっとゲージツ家のクマさん似）の周りを、３パートに分かれて、それぞれが違うリズムで手拍子足拍子しながら、一人一人がぐるぐるとその辺を歩き回るのが、すごく面白かったです。合唱と同じで、自立して聞きながら動きながら、しないといけない。５０人あまりの人がいっせいに奏でるので、大迫力でした。K村さんが「産後とか体動かす機会がないから、こういうのいいかも」と。なるほど・・・産後の心身のリハビリにいいかも。後半は、アコーディオン、鉄琴、太鼓、鈴などを駆使した読み語り。有名絵本のビッグブッグを、演奏、歌いながらお二人が読み聞かせをしました。役者さんよのう、と感心しました。こういうのって、公園や神社で小中学生が見れるといいよなあ。私は小汚い小劇場にばかりいた人間なので、きれいな施設での鑑賞に今だなじめません。前半のワークショップは産後の母向けにいいかも、と思いましたが、全体的になぜ「サークルリーダー学習会」の受講者に向けて、この内容なのか？というのが気になりました。あの連続４回の講座はなんだったの？と。こどもの城の担当の方がパネルディスカッションの前に言っていた、「この４回講座で、子育て中の人が主役になれる支援のあり方を、青森の人に知ってもらいたい」と今回の目的が、このオプションで一気に逆戻り。参加した支援者の方が「私も読み聞かせやってるので、こんな風にやります！」というような感想を言っていて、まあそうなるよなあ、と脱力しました。「ツルサンズカンパニー」は素晴らしかったです、それは本当です。せっかく「子育てサークルリーダー研修」のオプションなのだから、それを受講した人達が主役になれるようなプログラムにすれば、この講座自体のミッションが完結できたのではないかな？ともったいない気がしました。いつも４つ葉のブログから引用しちゃいますが、今日の杉山さんの日記から。目黒区のみなさんが、地域の子育てマップを作ったお話。8回連続講座で、「途中何度も迫ってきた危機を乗り越えて」プロが作るようなのではない、手作りの趣きのあるすばらしいマップが完成したそうです。「プロの仕事は結果がすべてだけど、こうやって各地域でそれぞれがアイディアを出し合ってつくるしごとは、プロセスが大事。」本当に、そうだと思います。胸につかえていたものが、スッとおちました。「プロである自分の仕事」と「一市民である自分の仕事」は、目的が違うのです。私は、育児支援にプロとして関わる気は、さらさらないのだなあ、と実感。一市民（子育て当事者、経験者、近所のおばちゃん）として、関わっていきたい。そうと決めたからには、この分野でプロをふりかざさないように、気をつけたい。

  2005.12.05

• 第二回「さんぽぽ」お茶会。

  午前中、カダールにて二回目の「さんぽぽ」お茶会。前回来た４名に、こどもランドの方が４名、茶を飲みながら「冬の過ごし方」などお話しました。「子どもの長靴の上部にクシュクシュのカバーをつけた方がいいのか？」「１０ヶ月の赤ちゃんを、外で遊ばせた方がいいのか？」「母がはくおしゃれな長靴は、どこで売っているのか？」と言った、とても素朴な疑問が飛び交いました。子育て支援センターについて、断乳について、なども話せました。子連れのランチ忘年会によいお店、子を預けての夜の忘年会によいお店、など、元気なKさんがいろいろお話＆質問してて、盛り上がり。Iさんから、八甲通りに新しくできたアメリカン・スタイル・カフェの紹介も！アメリカ人とバイリンガルのスタッフがいて、来た人と英語でおしゃべりしたり、子どもの遊び場や託児もあって、雑貨や本も売っているとのこと。みなさん、くいついてました。私もついつい、チラシを借りて、コピーさせてもらいました。英語でどうの、というのはぜんぜん興味のなかった私ですが、「さんぽぽ」に関わるようになり、外国人の方と接する機会が増えました。でも、言葉の通じ合わない方とのコミュニケーションがやっぱり難しく、なんとかしないとなあ＞自分、と思っていたところでした。そういうカフェなら、言語がわからなくてもコミュケーションできるようになれる！？と、ちょっと修行しに行きたい気まんまん。お茶会、前回と今回と２回会ってるので、緊張もなくとても和やかでした。やはり、一度ではなく、くりかえして何度も会うことの大切さを実感しました。お茶もおいしく、持ち寄ったお菓子（手作りゼリーやクッキーも！）おいしかった。こどもランドのみなさま、ありがとうございました。終わってから子ども達と「さんぽぽ」へ。珍しく土曜日休みの父ちゃんに、まーとりーを引き取ってもらい、私は「さんぽぽ」当番。吹雪なので少ないかなあ、と思いきや、やはり１６時前には人が多くいつも通り。先週、今週の土曜日は、ずいぶんお父さんと子どもの組み合わせが多いです。あ、アウガがバーゲンだから？？？１２／１７（土）１１時から、抱っこ法の鳴海先生が「さんぽぽ」に来て、お話をしてくれます。詳細はそのうちBBSに書き込みますので、ぜひどうぞ～。

  2005.12.03

• ヨガっちゅうもの。

  幼稚園の保護者研修で、ヨガの先生をお呼びして、一日体験をしました。園の自然給食（卵・牛乳・肉を使わない）を作っていただいている、青森市佃の「ナマステ」さん。そこではヨガ健康クラブというのをやっていて、向井昭子先生が、私達保護者のためにいらっしゃいました。沖正弘先生の愛弟子で、インドへ何度も行かれ修行されたそうです。「一銭にもならないことを、どれだけ続けられるかで、その人の人格が上がる」向井先生は昔、小さい子どもを連れて、ヨガの修行に広島（？）まで通い、お金を払って、ごはん作りなどボランティア状態。最初は「何でお金を払ってるのに・・・」と思ったけれど、ごはん作りの中にも学びがあることに気づかれ、それからは積極的にボランティアしていったそうです。それから今までの半生は、男前、ならぬ女前・・・！インドに何度も修行に行くために借金をして、だんなさんの稼ぎだけではどうにもならず、それを返すためにご自分で「白いごはんの弁当屋」をやって、お金を稼いだ。それが「ナマステ」。弁当屋をやりながら修行を続け、今ではお店は従業員に任せ、ご自身はヨガを続けられる毎日。「やりたいことをやるためには、稼がなければいけなかった」というシンプルなお言葉。今の私には、すごく胸に響きました。これからの自分のやるべきことが、見えてきた。向井先生のお話を聞けただけで、参加して良かった！「弁当屋をやって、どれだけの人に白いごはんを食べさせたか・・・。これからは、その数だけの人に玄米ごはんを食べてもらうようにしたい」ともおっしゃってました。ナマステの給食、食べたけどおいしいんですよ～。肝心のヨガ体験も、体へ痛みを与えて呼吸で外に吐き出す、という感じで、終わった後はほぐれていました。ヨガはやっぱりスピリチュアルだな～。体、心、頭はつながっている、と実感しました。心身のセルフケアのために、ヨガ学びたいなあ。チケット制なので、考え中。アシスタントに来てくださった方に、始まる前に「あ～っ、こんにちは～！」と驚かれ、どなただったっけ？つぼみ？さんぽぽ？どこで会った？とヨガの最中も気になっていたんだけど、終わってから話しかけたら、シュタイナー教育交流会で以前お会いした方だった。びっくり。その話を聞いた保護者のひとりKさんは、とても感激。「青森に転勤してきてから、シュタイナーの話をできる人がいなかったの！」と興奮しちゃって、青森のシュタイナー事情にくいついてました。アシスタントさんにむりにポスターをいただいて、ヨガの日にちを確認。「ヨガ、すごく行きたいんだけど・・・」という母が、「ひとりだと行きにくいから、一緒に行こう」と。「うん、行けそうな時に連絡する～」と言ったものの、はっ、りっちゃがいるんだった！と気づいたのでした・・・春過ぎてからかな。そう、この日りっちゃんは、園のご好意で先生に託児していただきました。同じ２才の男の子３人と遊び、絵本を読ませ過ぎて先生は声ガラガラ。りっちゃは他の子達を「あかちゃん」と呼び、お世話したとか・・・。いつも４才のお姉ちゃん、のんちゃん、あおちゃんと一緒に遊んでるから、自分を４才くらい、と思っているのかもしれないなあ、とおかしかったです。

  2005.12.02

• わきあいあいと、わらべうた。

  今日のつぼみの会は、こんな歌で始まりました。♪お正月ええもんだ一列になって進んで、左、右と交互に分かれて列の後ろに戻って、次は二列になってくりかえし、四列になり、八列になり、今度は分かれて四列、二列、一列になる・・・遊びをしました。小さい子と一緒に歩くので、大変だけど、壮大な遊びでした！♪うまはとしとし母の膝の上に子を乗せて、最後にどすん！と落とします。「♪○○ちゃんもつ～よ～い！」部分に、一人一人の名前を入れました。あの子は大きくなったよなあ、この子もお姉さんになったよなあ、と、子どもにとっての一年の大事さを、思い知らされました。♪どんどんばしみんなの大好きな門くぐり遊び。門が落ちる時、駆け込んで入ってくる子もいっぱい。お母さんに抱っこされたともちゃんは、面白かったのかケタケタ笑ってました。H田さんが「クリスマス」というな絵本を読んでくれました。かすやさんの美しい絵に、H田さんのやわらかな優しい声。すてきなひとときでした。続いて、さくらんぼさんの伴奏で「荒野のはてに」を歌いました。ちょっとクリスマスらしい感じになりました。持ち寄りのお菓子で、お茶をしました。K谷さんの手作りパウンドケーキ、とてもおいしかったです。あれやこれやお話しているうちに、あっという間にお昼になって、みんなでごはんを食べて解散。今年最後のつぼみの会が終わりました。今回来てくれた方も、今年のどこかで参加してくれた方も、ありがとうございました。来年は２／４（土）「家族みんなでわらべうたであそぼう」というワークショップを、カダール研修室にてやります。土曜日にやりますので、お父さんやご兄弟もぜひご一緒に、わらべうたしてみませんか。０～３歳の家族であればどなたでも参加できます（できればご予約ください）。詳しくは掲示板をどうぞ。

  2005.12.01

• さんぽぽ利用者ミーティング。

  朝、だんなが「おい、雪つもっちゃあど」と・・・。「ここにきて！なぜ今日！」とか叫び、笑われました。そう、今日は初めての「さんぽぽ利用者ミーティング」。１０時半開始なんだけど、雪のせいか、６名（内モモ５名）＋スタッフのみ。とにかく、始めることになりました。Y田さんの山形のつどいの広場全国セミナーの報告も交えて。「つどいの広場＝行政がやってて無料」では必ずしもないこと。にY田さんは驚いたそうです。高齢者の施設に間借りしてたり、家賃を捻出してたり。まずは主体的な活動があって、それを何とかして根付かせようとした結果が、さまざまな運営形態、となっているのでしょう。ところが、青森市つどいの広場「さんぽぽ」は、まずハコありき。青森市が新町商店街に運営を委託、モモとこどもランドがアドバイザーを派遣。スタッフがさんぽぽの日常を整えている。主役である現役母は、主役であることにすら気づいていない状況です。実際、つどいの広場は主体的に関わることのできる場、ということを、「もっと子育て中の人に、広く知らせる必要があるのでは？そこからなのでは？」という声も、今日のミーティング参加者から多々ありました。もっともです。１１時頃になると、遊びに来る人もポツポツやって来たので、資料を渡して、「さんぽぽをどうしていこうか、というミーティングをしているので、良かったらどうぞ」とお誘いするも、遊びに来た人からの参加はなかったです。まだ「利用者ミーティング」という形は無理かも、と思いました。まずは「さんぽぽと、ヨーカドーの遊び場の違い」について知ってもらうため、利用者が集まっている場で、情報を伝える機会作りをしていく必要を痛感。それでも今日来た人が、つどいの広場について知っただけでも、「さんぽぽ」作りの見通しは、ちょっとだけ明るい・・・ですね！

  2005.11.30

• 初の、一日「さんぽぽ」当番。

  午前の人のかわりで、初めて朝９時半～夕方４時「さんぽぽ」の当番に入りました。朝オープン前に３０分のおそうじ・・・この面積に掃除機かけるだけでも一仕事。床ぶき、上ぶき、おもちゃふき・・・朝当番の方、毎日ご苦労さまです！「天気がいいからかな～」出足は遅く、T川さんとボールプールの赤のみ拭きました。午前中、ほんとに人が来ないので、家で作って来た来週の利用者ミーティングの資料を、カダールの印刷機で３０部すりました。３０部で足りなくなるか、やっぱりあまるか・・・どうでしょうね。来週３０（水）の利用者ミーティングでは、「つどいの広場と、ヨーカドーの遊び場の違いは？」というところから始まって、「びーのびーの」などの活動の紹介を、情報として利用者のみなさんに渡したいと思います。それから「さんぽぽ」をどうしていくか、をみんなで考える予定です。先にお昼休みをいただき、図書館でだんなの実家のあたりの民俗研究の冊子を見つけ、にこにこ借りて、１階のパン屋カフェでお昼をしました。・・・一人でパンを食べながらアイスティーを飲む・・・ぜいたくだ。午後はまたたく間にいっぱいの人・・・お父さん＆子どもが多かったです。ラビットの大沢さんもいらして、シュタイナーの集まりのお話などお聞きしました。一日入るのと、半日入るのとでは、大違いですね～。そうじ、みなさんとお話、ミーティングの準備、トイレに行った人の子をみたり、なんだかいろいろなことをした気がします。いつも午後にぼけ～っと来て、母達とおしゃべりして帰る私って、気楽よの～。さくらんぼさんやKさん、みなさん、毎日毎週おつかれさまです。でも、子ども達と一日離れてお仕事をするのは、とても楽しかった！帰ってから、子ども達とも新鮮な気持ちで向き合えました。来年はりっちゃんを４年保育にして、こういう働く日を作ります（宣言）。

  2005.11.26

• となり組の動き「おうちでしゃべり場」

  今日は、自由ヶ丘のS藤さん宅で、となり組東チーム「おうちでしゃべり場」をしました。風邪でお休みした人もいて、いつもの面々でしたが、持ち寄りランチ楽しかったです。その時、K村さんの提案してくれた齋藤孝さんの「偏愛マップ」をやろうとして、「ちゃんと書きたいので、それぞれ家でみっちり書いて今度持ち寄りましょう」ということに。私も前日に図書館から借りて、一気に読みまして・・・すごくおもしろいコミュニケーション術。東、西、中央、と、とりあえず市内を大雑把にわけて、となり組は活動中です。東チーム。自由ヶ丘のS藤さんは、けっこう長くモモのメンバーですが、車がなくて、なかなかモモの活動場所（沖館）には来られなかったり・・・でした。S藤さんは早い時期から「家のまわりでなら何かできるかも」と言っていて、今回のS藤さん宅での「おうちでしゃべり場」の前日に、近くのドリームプラザに出向き、自由ヶ丘の乳幼児の母に「こういうのがあるので、どう？」とチラシ渡して声をかけたり、心当たりのおうちにピンポ～ンと行って、必要な人を探し回ったりしてくれました。（S藤さんは普段控えめだけど、本当に必要と思ってるからできるんだ、と感動した！）次の日・・・ということもあり、自由ヶ丘の人は来なかったけど、S藤さんの行動は、確実に次につながっていくものだ、と思います。何でも、やってみないとわからない！中央チームは、１歳ちょっとくらいまでの子が多く、先週、個人宅で集まりを開き、５人が集まってわいわいやったそうです。で、来週もアピオで集まるそうで、活発に活動しています。スーパーにもとなり組チラシ貼ってくれる人もいました。西チームはまだ人数が少ないので、広報活動中です。１２／７（水）に、また全体ミーティングがあります。中央チームは、そろそろ分かれてもいい感じかな？「さんぽぽ」へ登録用紙を置いて、自由に登録する方式も提案するつもりです。

  2005.11.25

• 定例会でした。

  モモの定例会が、もりもりと行われました。で、嬉しい報告がいくつかあったので、こちらでもご報告。嬉しいこと、ひとつ。子育てとなり組が、市の子ども支援センターに、一支援団体として協力してもらえそう！ふたつ。ハレの日プロジェクト第一弾「育児マンガでトークショウ？！」、ある助成金の一次審査を通って、１２月初めにプレゼン決定・・・！みっつ。やっと連絡網を作れることになりました（＾＾）・・・みなさんご協力ありがとう。いつもさくらんぼさんが持ち歩いてくれてた託児用おもちゃも、分散できました。１２／１（木）のつぼみの会は、おちゃ会も兼ねてクリスマスな感じでします。来られそうな人は、ぜひ遊びに来てみてくださいね。モモの方々、１２月の予定が少し変更になりましたので、後で連絡します。よろしくです。

  2005.11.24

• めざせ、説明上手。

  近所に子育て仲間を作る「子育てとなり組プロジェクト」。いろいろな人が集まって、いろいろな風になりそうな感じになってます。昨日、となり組の説明を、モモ以外の人に説明する機会があったんだけど、うまく伝えられたかどうか・・・。この前、となり組会議を見学してくれた友達からメールをもらい、やっぱり、私が説明をしきれなかった風の感想で。みなさん、言葉足らずでごめんなさい。子育て中の人、子育て体験がまだ生々しい人、子育てを支援している人、そんな人達には「こんな感じで～」とぼんやり話して通じることでも、それ以外の人には「？」なことって、多いと思う。どんな分野でも。プレゼン能力を高めたい！高めます。ところで、「母親はニーズもあるが、リソース（資源）もある」と、４つ葉のブログに杉山さんが書かれていました。この意識があるかないかで、子育て支援は天地ほど違うのではないか、と思います。スーパーで、道端で、「さんぽぽ」で私の前にいる子どもを連れた人達は、私以上でもなければ、私以下でもない。あなた以上でもなければ、あなた以下でもない。そして、何かを既に持っている大人の女性達。なんですよね。

  2005.11.23

• 専業主婦、ってなんだろう。

  今日はまた、ブログを読んでいろいろと感じ入るところがありました。お時間のある方は、ぜひ↓↓↓４つ葉プロジェクト「海外事例の取り扱い方」マドレボニータ・プロジェクト「地域に根付いて楽しく暮らすには」おお、こうなれたらいいなあ、と思います。家庭、仕事、地域の豊かなおつきあい。例えば私やまわりの人達のように、家庭と地域活動を持っていて仕事を持っていない。そういう場合に、いかに自分のスキルに対価を得て仕事にしていくか、ということを、子育てとなり組やモモでも、ひとりひとりが考えて行動にうつせるようにしたい。そう思わされました。いろいろ試しながら、ですね。K村さん提案のプロフ作りだっけ？自分に目を向ける、という初めの一歩でやってみたいね。

  2005.11.20

• 山形の、つどいの広場全国セミナー。

  私、実はこの土日に、山形のつどいの広場全国セミナーに参加させていただく予定でした。なぜのんきに日記を更新してるのか、と言いますと・・・。先週はばたばたと家族が風邪に倒れ、父ちゃん、まーちゃんが仕事と園をお休み。「ごめん、りっちゃん（山形に同行予定）さえ元気ならおいていくよ」と言ってたのが、りっちゃん出発２日前にまさかのアレルギー発作・・・。息苦しくて眠れずにいるりっちゃんの横で、山形行きはあきらめました。連日の吸入とお薬のおかげで、今はすっかり落ち着いていますが。前日の朝、いきなりふられたY田親子が、山形に行ってくれています。事前にピンチヒッターを決めておかなかったため、迷惑かけてしまった。それでもY田さんからの「山形に来た甲斐があった」という携帯メールに、少しほっとしているところです。Y田さん、のんちゃん、ありがとう！さまざま自分でやらないで、どんどん手放していくきっかけにしていけるかな。これも自然の法則？と思ってます。

  2005.11.20

• お取り寄せじゃないけど、スィーツ。

  おちゃ会しました。お取り寄せスィーツを取る予定でしたが、わけあってコージーコーナーのケーキ。５種類を８等分して、１切れ１５０円でむしゃむしゃいただきました。コージーコーナーの長いケーキ、初めて食べたけどおいしいね～。テーマは「子どもの名前の由来」ということで、ひとりずつお話を伺いました。「読みをまず決めて」「画数にこだわって」「決めてもらって」「海が好きだから」などなど、名付けって、父母の性格や人間関係など、いろいろなものを背負っている。ということに気づくような、さまざまなエピソードが飛び出しました。改名経験、シングルマザー体験、ロシア革命（？）まで飛び出し・・・。来月のおちゃ会、何しましょうね。

  2005.11.17

• 子育てとなり組、初顔合わせ＆作戦会議

  初雪？の降る中、青森市内で「子育てとなり組」に登録している人、興味のある人が、カダールの多目的室に集合して初顔合わせ＆作戦会議をしました。託児をHさんにしていただいてましたが、２０名近くと予想以上に参加者が多く、子ども達が行ったり来たりで、隣の「さんぽぽ」スタッフにはご迷惑おかけしました！次回からは、もうちょっと考えます。自己紹介、ご近所の状況などをそれぞれ話し、これからできることを探りました。以下、出た案です。・地域で「おうちでしゃべり場」のような告知をして、近所の人を集める→まずは顔を合わせて「子育てとなり組」を知ってもらい、必要な人は登録→自分達の必要なこと、したいことなどを、やっていく・シッターさんなど知らない人にいきなり子どもを預けるのではなく、まずは親子共々慣れている知ってる人に預けたい・車を使えず家にいることが多いので、近くの子育て中の人達に遊びに来てほしいまた、町内の回覧板で必要な人を探したり、近くの公民館やスーパーに置いてもらって、「子育てとなり組」を必要としている人達に、まずは知ってもらおう！と。とりあえずの地域分けですが、中央チーム：久須志、千刈、長島、旭町、大野、安田東チーム：合浦、造道、南佃、自由ヶ丘、筒井、駒込、大矢沢、野木西チーム：沖館、富田、新城となりました。今月中に、中央チームと東チームは、個人宅で集まります。興味のある方は、私書箱までご一報くださいませ。とりあえず集まってみたり、とりあえず周りに広めてみたり、「来る者拒まず、去る者追わず」で、ご近所仲間を作っていきます。どうなっていくか、はひとりひとり次第で。アピオの情報誌「あのね」の取材にも来ていただきました！（次号に掲載）。私の友人も見学してくれました。友人は子どもはいませんが、こういうコミュニティに関心をもっていて、いろいろな意見を、違う立場から聞くことができました。長距離のつもりで、短距離のつもりで、走り方はさまざまですが、走り方はそれぞれに任せて、このプロジェクトの社会的使命だけはブレないように、民主的に、ファシリテートしていきます。またご報告します。

  2005.11.16

• みぞれの日の、しゃべり場。

  青森は朝から、みぞれ。みぞれ空。こんな寒い日だから、誰も来ないかな～、なんて「さんぽぽ」に行きましたら、しゃべり場にはモモの人も含め、それでも１０人くらいが参加。保育士さんと託児ボランティアさんに子どもをみてもらいながら、いろいろとお話させてもらいました。今日でた話題。○寒くなったら、子どもが朝遅く起きるようになった。夜寝るのも１０時くらい。→ほとんどの人がそうで「冬はしかたないか」という感じ。○青森の冬の遊び方、遊び場は？→転勤族の人には、「公園は雪捨て場になり遊べない」「近場の移動はそり」というのが、とてもびっくりだったみたいです。○美容院、どうやって行ってる？子どもと行けるところは？→ちょうどお休み中の美容師さんがいて、美容院事情もいろいろ聞けました。○小児科・歯科情報。→ほとんどの人がたまたま「工藤こども医院」にお世話になってた。合う人や合わない人など、ちょっと盛り上がり。○焼肉屋情報。→いろいろ話した結果、沖館？の船の博物館向かいの「牛かく」が、すいてるので子連れで行けて、美味しい・・・とのこと。こんなところでしょうか。たまにぼーっとしがちでしたが、Y田さん、きゅめ田さんも助けてくれて、和やかにお話できた気がします。で、私が持参したおさがり段ボールにして二箱分を、「持ってって～！」とさんぽぽの中心にぷちまけ、３／４は持って帰ってもらえました。意外と喜んでもらえて、良かったです。残りは「さんぽぽ」着替え、どうしようもないのは持ち帰りで。いつもはしゃべり場の後に、保育士さんの個人相談に列ができるのですが、今日は天候のせいか、しゃべり場に来て帰る、という人が多かった。１２時半頃には、私達以外にふた組残ってたくらい？託児の手が多いと、やっぱりゆっくりお話できますね。ありがとうございます！

  2005.11.15

• 「さんぽぽ」でしゃべりまくる。

  午前中、母に誘われて子を二人連れて、産業会館の青森県産品フェア？へ。すごいことになってるのでは、と思っていたが、すごかった。人、人、人・・・子どもも疲れるし、しばらくいいやあ、と思いました。そして午後はひとりで「さんぽぽ」当番へ。行ったら「○○ちゃんのお母さん、来てますよ～」と教えてもらい、ん？誰だっけ・・・と目で探すと、前にモモのイベントに来ていただいてた人。あれから１年、当時４ヶ月だった娘を「すぐに保育園に預けて仕事するから」と言っていたので、すっかり働いてるだろうな、と思っていた。けれど、休職中は保育園に入れられなかったり、二人目はどうする？と迷ったり、結局まだ働いてなくて、来春くらいに動き出すかも、とのこと。冬場の子どもの遊び場に困りそうなので、となり組に興味を持って来てくれて。しばらくして、ドタバタした感じがあって、さんぽぽの真ん中で怒ってる母が。どうやらお兄ちゃんがわんぱくらしい。弟君が私と遊びたがったので、一緒に遊びながら、いろいろお話できた。ちょうどうちと同じくらいの兄弟で、しかも男二人だから、まるで子犬がじゃれあってるように、プロレスみたいに、転げ回る。「ここで発散して、早く寝てくれれば！」と。ちょうど生活クラブで一緒の0さんも来てて、お話できた。いつも預けて会議とかに来られるので、３人もお子さんがいてびっくり。紙芝居の時、親子が３組。１組の父母と男の子が、一緒に聞こうね、という感じで促され聞こうとするけど、まだ２才くらいであまり関心なくてパタパタして、父が「帰るか」と。それまで何時間もいて、子どもの遊ぶ様子を夫婦で静かにず～っと見ていたので、気になっていて、紙芝居の後になんとか声をかけられた。ちょっとだけお話して、無口だったわけも何となくわかった。だからと言って、今すぐ何かをできない感じだ。また来てくれるといいなあ。話しまくった日でした。ヴィレッジ・ヴァンガード？で、羊の写真のノートなど買って帰りました。まーちゃんへのおみやげは、りんごのヘアピン。

  2005.11.12

• 大人数で、ご～ろごろ♪

  つぼみの会inしあわせプラザです。モモ６組、常連さん６組、見学６組、みたいな・・・おおにぎわいでした。前半、私は部屋のスミでアピオの「あのね」に取材してもらってたので、ちゃんと参加できなかったのですが、今日はみんなテンション高め？後半、♪いもむし、ご～ろごろ、ひょうたん、ぽっくりこと歌いながら、みんなでごろごろ転がって気持ちよくなってしまった。♪いちばちとまった♪どんどんばしちょっと休憩してから、絵本の読み聞かせ。ちっちゃい子達も、熱心に聞いてましたね。それから、落ち葉の押し花→押し葉とハガキ用紙を配って、作り物。パリパリなので、まずは破くのを楽しんで、貼ったり散らしたり。ビリビリ押し葉＋クレヨン、という秋な感じを楽しみました。お昼はみんなで食べて・・・解散でした。人数も多くなってきて、前みたいに年齢別に分ける？という話も出始めてます。

  2005.11.12

• 

  個人的なニューズレター、創刊しました。

  「ブログあまり書いてないね、疲れてる？」とメールをいただいたりしましたが、実は、個人的なニューズレターなるものを作成しておりました。マドレボニータ主催の「ニューズレターコンクール」に応募するため。と、いうのはきっかけで、モモでもなく、さんぽぽでもなく、生活クラブでもなく、今の自分を確認するための、何かがほしい！なんて思っちゃったんです。自己紹介がわりに、こんなのをお互い渡せたら楽しいし、「特に、聞かれなかったら言われてなかった事実」なども判明して、きっと風通しがよくなるんじゃないかなあ。かなり楽しかったです。久々にデッサン、スケッチして、思想がなければ絵は書けぬ。みたいなことを思いました。以前よりもず～っと筆が進むのは、そのせいでしょう。昨日あたりから、会った人に「コレ～よかったら～」と、モジモジ渡してます。これから会う方は、ご覚悟を・・・。

  2005.11.09

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