善福寺日記

仙台に日帰り出張、
取材先は泉区の「ル・ミュウ」
http://www.mni.ne.jp/~lemieux/

新しい分譲地（一軒一軒の家の立派なことったら！）にたつ、
新鮮野菜を使ったフレンチが評判のレストラン。
いやいや、新鮮なんて、カンタンにいえたものじゃない。
お父様が240坪の畑でせっせと野菜を育て、
お嬢さんがフレンチに仕立て、
お母さんがサービスをする。
家族の連係プレーが実に見事！

まず、畑に行く。
不断草（茎を食べる）や青茄子、
菊芋など、珍しい野菜もごろごろ。
モンシロチョウがひらひら飛び、
ぎりぎりまで農薬をおさえた野菜がのびのびと育っている。

この野菜のほとんどが、お店で消費される。
とうもろこしは2種類。
絶品スープになるのだが、
8月初旬から2週間くらいの限定だとか。
本気で旬の野菜と寄り添うと、
わずかな期間だけの命に奇跡的に出会えていることがわかる。

四葉きゅうりをスライスにして、
お皿の真ん中で輪になるように立て、
堤防を作る。
その中に、葉物野菜をたっぷり。
生の水茄子、オクラ、モロッコいんげんなど
野菜がどっさりの前菜は、
見た目に「多い！」けど、
野菜だからぺろり。

鴨のステーキは、軽く燻製がかけてあり、
香ばしさをやはりどっさりの野菜とともに。
ああ、シアワセ！

デザートはルバーブのタルト。
野菜とは思えない、さわやかな酸味。
ごちそうさまでした！

いいレストランに出会えました。
都内にも、こんなお店があるといいのに。

こういうお店が都内にできればいいなぁ