善福寺日記

１週間ぶりのS先生のお稽古です。
合宿でご指摘いただいたことを、再現したい！
と思って臨んではいたのですが。。。
難しいですね、改めて。

今日はいろいろと派手にやらかしました。
矢の失・・しかも、矢道まで落ちてしまいました。
こういうとき、射場の端まで行って、
矢を拾う努力をするのは、マナーなんですね。
はじめてやってしまったことで、わかりませんでした。
同期で弓を飛ばした男子がいて、
彼は、どうにか裏はずに手が届き、
弓を取り戻していたんです。努力！　努力！

そして、打ち起こして大三、までいったのに
「はい、やりなおし～～」。ほえ～～。
弓手を突っ張り過ぎないように気をつけていましたが、
馬手の軌道問題は解決されていませんでした。
馬手の張り上げから直されたので（もう何度になるでしょうか・・・）、
張り上げの角度なんでしょうか。
いろいろと、やってみよう。
今度のチャンスは火曜日です。

お稽古後、師範が弓を飛ばした同期の男子に
「ゆるまないから、的にとらわれていなくて、いいんだよ。
今のままの元気は離れを、続けるんだよ。
参段を受けるときに考えればいいんだからね」と言っていたのを聞いて、
私は、思い切って先生に伺ってみました。
「先生、私のゆるみ離れのクセは、的にとらわれてしまっているのですか」。

通常では、あまりこういうことを聞かないタイプなので、
それはそれは、勇気がいることでしたが、
先生「そうだよ。的に向かっちゃいけないんだよ」。

「それには、胸が上がりすぎないことだね。
中てようと思って、どきどきしちゃうだろ・
肩の力を抜いて、胸を澄ますんだよ。
そしたら、的に向かっている気持ちも少なくなって、
たーんと離れるようになるよ」。
胸を澄ます。
中りの楽しさを知ってしまった私にとっては、難しいことです。
けど、しばらく中りは放っておいてみようかな。。。
書くのは簡単だけど、できるのかなぁ。。。

胸を澄ます。
課題と目標を得られました。
今日も、収穫の多い一日でした。