カテゴリ:投資
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不動産ランキング ※ブログは隔日18時に更新してます。 不動産投資において減価償却はかなり重要(だと思ってます) 自分が説明するのも変な話ですが、いま改めて減価償却についておさらいしたいと思います。 wikiより https://ja.wikipedia.org/wiki/減価償却 長期間にわたって使用される固定資産の取得(設備投資)に要した支出を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分する手続き (抜粋) えぇ、よくわかりませんよね。 例えば1000万円の機械を買って製品を製造するとして 機械の償却期間を10年とした場合 ※物によって償却期間が法的に決まっている 1000万円を10年で割り「年間100万円を経費計上」できる。という感じです。 なぜこんなややこしい事をするかというと 1000万円の機械を購入した年で一度に償却すると、決算がマイナスとなり金融機関の評価が悪くなったり 企業だと大規模な投資によって大赤字となり、あらぬ噂から取引先が一斉に手を引き経営破綻という可能性もあります。 ※もし悪用した場合、大きな利益が出た年に、相殺できる設備を購入すれば…延々納税せずに済みます。 そこで設備などを購入した場合、あらかじめ決められた年数に分割し 年毎に決められた金額を経費計上できるというわけです。 ※過去には定率法と定額法の2種類の減価償却方法がありましたが、新規の減価償却は定額法のみです(毎年一律なので簡単) 不動産投資においては 木造 22年 鉄骨 34年(厳密には鉄骨の厚さで償却期間が異なるので注意) RC 47年 となってます。 もし、中古物件を購入した場合、取得時に下記の計算式によって対応年数を再計算できます。 (法定対応年数ー経過年数)+経過年数×0.2となります。 築10年のRCの場合 (47-10)+10×0.2=39年 ※2年未満となる場合は原則として償却年数は2年 ここまでは、わかった。 じゃぁ一体それがどう不動産投資とむずびつくのか? という話をしていきます。 ・銀行融資=減価償却期間 基本的に銀行融資は減価償却期間までしか融資してくれません。 築年数が古くなればなるほど、銀行融資期間が短くなります。 なので利回りの高いボロ物件を購入するために、銀行融資を使う場合 かなりハードルがあがります。 ※資産背景によって融資年数など変わるので参考程度に ・税金が行って来い 減価償却期間中は、減価償却分の税金を払わなくて済みます。 もし利益100万円あっても、減価償却が100万円あれば 100万円全額が課税対象とならないため、お金が溜まりやすいです。 逆に、償却期間が終われば一気に税金が上がります。 ちなみに住宅ローン控除は10年で最大500万円までが住民税から控除されるだけなので 所得の低い方は恩恵に得られず、減価償却とは比べ物にならないレベルの不公平…以下略 ※これ以上しゃべると抹殺されます(賢い方は察してください) 融資を受ける際、融資期間が長ければ長いほどCF(キャッシュフロー)がでます。 なので融資期間の長い物件(築浅やRC)が好まれる傾向があります。 ただ、そのような物件はなかなか売りに出なかったり 売りに出ても比較的に割高だったりします。 またRC物件においては、減価償却期間が終わった瞬間税金が上がり CFが出なくなる、デッドクロスと呼ばれる恐ろしいタイミングもあります。 自分個人として言える事はただ1つ 銀行融資=減価償却期間が一番良いw ローン長すぎると元本が減らない ローン短すぎるとCFが残らない 銀行融資=減価償却期間が丁度良いわけです。 ただ、一番良いというのは全員に当てはまりません。 不動産投資初期は、少しでも長くローンを引っ張りCFを貯め、実績を作ります どんどんB/Sが棄損していくので ある程度規模が大きくなれば、今度は短いローンでB/Sの棄損を相殺していきます。 最終的には全体(ポートフォリオ)のバランスをとる事で 銀行融資=減価償却期間という丁度良いもので資産を好きなだけ拡大していくとよいと思ってます。 ブログランキングに参加しました。ポチっとな! 人気ブログランキング twitterはじめました。 https://twitter.com/tsuna_i youtubeはじめました。 https://www.youtube.com/channel/UC4mKo5A4fS_7wNwoZ89qTFQ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/04/16 06:00:09 PM
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