2005/05/23(月)20:23
紙の図面
測量という業務により作り出される商品というか成果は
1)数字:地球上での絶対的位置。
ある点→ある点の相対的位置関係
2)図面:上記を踏まえた平面図及び断面図
↓こんな感じの図面をつくるのだ。
渦巻きグルグル=“等高線”
一昔前はアナログな機材を使用して測定したデータを
紙のうえに展開。手書きで下絵を作成してから、
ポリエステルフィルムに透かして清書してた。
現在はデジタルデータをCADに展開・調整して、
電子媒体にて納品するのが表向きには基本。
計算簿等も汎用の閲覧ソフトのフォーマットに。
本当に“紙類”の消費量が減った。
でも実際に電子媒体だけで済むのはごく一部で、
手に取ることができて、容易に書き込みが可能な
“紙ベース”を併せて提出することを大体要求されます。
ってことは“従来の成果”+“電子媒体”の両方を作成しなきゃ
いけないわけで・・・。作業量は増えてんじゃん!
しかし我が家の設計について考えてみても、打合せを
重ねる毎にイロイロと書き込みが増えてく図面を見ると、
とっても楽しくてワクワクしちゃうのが本心。
故に、重厚な“簿冊”の類は決して消滅はしないと思う。
だって、頑張った結果がCD-ROM一枚じゃ、作成者側もチト淋しい・・・。