とうとう暫定税率復活かよ! ~国民の敵は政治屋ども~
悪名高き暫定税率がとうとう復活しますね。これの復活を喜ぶのは、政治屋とそれにぶらさがっている土建屋、高級官僚だけですよ。こいつら、大多数の国民の「痛み」を全く感じないんですね。 というわけで、今日はホント、ボヤキます。「あなたは間違っている」的コメントはご遠慮下さい・・・。【暫定税率が加算されなくても・・・】 ボヤく前にもし、暫定税率が加算されなかった時を考えてみます。 世界的な原油高(これだって他に原因があるわけですけど)のおかげで、元売り各社は値上がり分を加算できていないと言われています。よって、暫定税率が加算されなくても、いずれは値上げになっていたかもしれませんね。それはある意味仕方ないかなぁと思ってしまいます。 だって、「値上げの原因=世界的な原油高」という図式が成り立ちますからやむを得ないかなってね。当然、企業努力もした上での話しですけどね。【野党も協力して暫定税率をどうにかできなかったのか】 次に悪名高き暫定税率について廃止するのはわかるとしても、それに代わる最適な方策を野党も協力して審議できなかったのかということです。 与党は「暫定税率ありき」としか考えていないおめでたい連中ばかりなのに対して、野党もその対極で「それじゃあ、審議しない」というのであっては国民の代弁者ではありません。 いつも言っていることですけど、本当に必要なものはどれだけあるのかしっかり精査した上で、また現状の財政状態でいくら不足するのかきちんと精査した上で、暫定税率に代わる最適な方策を考えることが、国会議員の仕事だと思うのです。 そう考えれば、与党は論外としても野党ももう少し賢くなって欲しかったかなと思います。【でも、諸悪の根源は自民党と公明党】 まず「暫定税率ありき」で、この1ヶ月間何ら有効な手立てを打ってこなかった与党の責任は大きいと思います。先日の山口での衆院補選での有権者の怒り、与党には全くわかっていなかったのですが、今回の衆議院での再議決でも採決に欠席者はいなかったようですから、自民、公明の議員は次の選挙は覚悟しておいた方がよさそうですね。有権者に対して何を言っても言い訳にしかならないし、「国民の敵は自民、公明の議員」というのが明白になってしまいましたからね。 それにしても、自民党の道路族議員の馬鹿さ加減はホントあきれますね。フクダに至っては『明日から暫定税率が復活し、再びガソリンの価格が上がる。国民1人1人が家計のやりくりに苦労する中、家計に再び負担をお願いするのは本当に苦しい判断だった。』とコメントしているようですけど、「国民が家計のやりくりで苦労している」ってわかっているんだったら、なんで暫定税率をあげるんですかねぇ。言っていることとやっていることが矛盾していることがわからないのかな・・・。バカにターボがかかったかな? 公明党も自民党の腰ぎんちゃくで存在感もなにもないですが、支持者のみなさんはホントにこれでいいんですか? いいんだったら、あなた方だけで約30円上がると言われている価格で支払うんじゃなくて、たくさんの新しい道路ができるように30000円くらい上乗せして払ったらどうですか? 矛盾と言えば、ガソリンの値段が上がる事に合わせて、ここぞとばかりに「地球温暖化防止」とのたまうヤツもいましたね。そこまで地球温暖化防止に貢献したかったら、政治屋の黒塗り車を全て自転車に替えるだけでなく、洞爺湖サミットにおける移動手段も「人力車」とか「かご」にしたら実にエコロジーだと思うんだけど、どうだろう? 暫定税率が復活してガソリン価格はレギュラーで約30円値上がりして160円くらいになるそうです。これによって受ける市民生活への影響は、かなり大きいと思います。これを機会に自動車を手放す人もでてくるでしょうね。 この国はこの先、どうなってしまうんでしょうね。国民の代弁者たる政治屋がこの体たらくですからね、何も期待できませんね・・・。