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あけやんの徒然日記

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あけやん2515

あけやん2515

2008年12月09日
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カテゴリ:雑感
 「パパ、『上』という漢字の一画目はどこでしょうか?」
 私の子どもたちが私に質問します。

 「『上』やろ、横線から書くからそれが一画目。」「ブーッ! 縦線でした!」

 子どもたちは学校では縦線が一画目と習ったそうですが、私は横線が一画目って習ったんですよね、間違いなく。妻も同様でした。書き順が変わったのかな? そう思って調べてみると、NHKの「週間こどもニュース」において紹介しているところを見つけました。それによると、1958年に文部省が制定した「筆順指導の手引き」が基本になっているようです。

 たとえば、「上」という字は、縦線から書く、横線から書く、という2種類の書き順が世の中で広く使われていた。「手引き」では、縦線からにすることになった。どうしてそうしたかというと、「止」「正」「足」などの、「上」という字と同じ部分は、縦線から書くという1種類の書き順しかない。そこで「上」の字も統一したというわけ。
 ただ、あくまでこの手引きは日本の学校用だから、書道などの世界では違う書き順をする場合もある。


 このように『上』という漢字の場合、本来は横線からでも縦線からでもOKなんでしょうね。ただ、学校で教えるのは縦線からで、書道の世界では文字のバランスも必要だろうから横線から、ということがあるのかもしれませんね。
 そういえば、『長』の一画目も私や妻は横線が一画目って習ったのですが、今は『上』と同じく縦線からのようです。私が小学生の頃は1974年から6年間ですから、当然その頃には「筆順指導の手引き」によって教えてもらっていたはずなのに、なぜここまで違うんだろう?

 それを解明するページを見つけました。「K’sBookshelf」というところでして、そこの解説によると次のように書かれていました。

 筆順につきましては、1958年に文部省が示した【筆順指導の手びき】が標準になっております。
ただ、この指導書には、文字通り「手引き」であって、「ここに取りあげなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとするものでもない」と書かれているそうです。(江守賢治著【筆順の解明】日本習字普及協会)


 ということは、前出の『上』も『長』も一画目は私が習った書き順でも間違いではないし、有効だということですね。ひとまずは、よかった~

 なぜ、こんな話しになったかというと、TVのクイズ番組で「『上』の書き順の一画目はどこか?」という出題があったそうです。私なら迷わず「横線!」ってなるでしょうけど、そのクイズ番組では「×」だったそうです。でも、正しくはどっちも正解なんですよね。
 だから、もっと正確に出題しようとすれば、「文部省が制定した『筆順指導の手引き』において、『上』という漢字の一画目はどこか?」となるのでしょうね。

 漢字って、知れば知るほど奥が深いものです。私は小学生の頃は友だちと競って覚えていましたけど、今の子どもたちはどうなのかな? 少なくとも私の子どもたちは、もっとがんばらないとダメなんだけどね・・・。






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最終更新日  2008年12月09日 22時35分19秒
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