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テーマ:今日のこと★☆(103997)
カテゴリ:雑感
「パパ、『上』という漢字の一画目はどこでしょうか?」
私の子どもたちが私に質問します。 「『上』やろ、横線から書くからそれが一画目。」「ブーッ! 縦線でした!」 子どもたちは学校では縦線が一画目と習ったそうですが、私は横線が一画目って習ったんですよね、間違いなく。妻も同様でした。書き順が変わったのかな? そう思って調べてみると、NHKの「週間こどもニュース」において紹介しているところを見つけました。それによると、1958年に文部省が制定した「筆順指導の手引き」が基本になっているようです。 たとえば、「上」という字は、縦線から書く、横線から書く、という2種類の書き順が世の中で広く使われていた。「手引き」では、縦線からにすることになった。どうしてそうしたかというと、「止」「正」「足」などの、「上」という字と同じ部分は、縦線から書くという1種類の書き順しかない。そこで「上」の字も統一したというわけ。 ただ、あくまでこの手引きは日本の学校用だから、書道などの世界では違う書き順をする場合もある。 このように『上』という漢字の場合、本来は横線からでも縦線からでもOKなんでしょうね。ただ、学校で教えるのは縦線からで、書道の世界では文字のバランスも必要だろうから横線から、ということがあるのかもしれませんね。 そういえば、『長』の一画目も私や妻は横線が一画目って習ったのですが、今は『上』と同じく縦線からのようです。私が小学生の頃は1974年から6年間ですから、当然その頃には「筆順指導の手引き」によって教えてもらっていたはずなのに、なぜここまで違うんだろう? それを解明するページを見つけました。「K’sBookshelf」というところでして、そこの解説によると次のように書かれていました。 筆順につきましては、1958年に文部省が示した【筆順指導の手びき】が標準になっております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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