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テーマ:今日のこと★☆(104006)
カテゴリ:雑感
1995年1月17日、当時神戸三宮に勤務していた私にとっていつもどおりの朝がやってくるはず、でした。でも、あの強烈な揺れはその前の日までの私の生活を一変させるくらいの出来事でした。私の自宅は大阪の堺市にあって、あの強烈な揺れは堺でも同じでした。揺れが収まって外を見てみると、その揺れが何だったのかわからないくらいの状況でした。寝ぼけているのかって思うくらいでしたが、居間のテーブルの下で腰が抜けて震えている母親の姿を見れば、やはり夢なんかじゃないって思いなおしました。
地震の状況を知るためにテレビをつけても、速報では神戸のあたりで被害っていうくらいでよくわからなかったのですが、時間が経つにつれてただ事でないことがだんだんわかってきて、「これからどうなるんだろう」って不安に感じました。 あの朝から早いもので14年も経つんですね。その間に私は結婚して家庭を持ち、子どもも産まれたわけですが、あの震災の記憶だけは一生忘れる事はできないと思います。93年8月から初めて神戸勤務となって、それまであまり縁のなかった神戸の街のいいところをいっぱい感じて、この先も神戸で勤務したい、できれば神戸に住みたいって思っていたのに、その思いをあの震災が一変させてしまったわけですから。もっとも、実際に住んでおられて肉親を失ったり、家を失った方にとってはもっと辛い思いをされておられるんですけどね・・・。 私は前出のとおり、震災当時は神戸勤務だったわけで神戸在住ではありませんが、毎年この日は5時半頃に起きて地震のあった午前5時46分には神戸の方を向いて黙祷を捧げていまして、今日も黙祷を捧げました。 地震は予測ができませんし、いつ何時やってくるかわかりません。そのための備えもしておかなければならないのですが、震災の数日後に神戸へ行き、自分の職場の惨状をみて地震の破壊力を目の当たりにした私にとっては、如何に対策をしても自然のパワーには逆らえないのかって思いましたので、実はあまり対策をしていないのです。何らかの対策はしておかないといけないのでしょうね、気にはなっているんですけど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月17日 06時27分41秒
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