今日は成人式。どうも私の世代では「成人式=1月15日」のイメージですから、「1月第2週」というのは何だかしっくりきませんね~
私は今年43歳ですが、私が成人式を迎えたのは1988年1月15日でした。もうその頃には勤めていて3年目に入ろうとしていました。だから、新成人が真新しいスーツで成人式へ向かう光景があちこちで見られましたが、私は普段の仕事へ行くスーツでした。改めてスーツをつくる必要もないですからね。
ところで、この日の様子を当時の日記にて改めて見てみると、この日は昼から堺市民会館で成人式があったのですが、市民会館は新成人の人数に対して収容人数が少なかったのか市民会館の前はさながら即席の同窓会状況だったことが書かれていました。そして、その同窓会状況の中で、幼稚園から高校まで同じだった同級生のナカシン君(このブログにも時々コメントくれています)らと会って、もらえる物はもらって式典には出ずにカラオケや食事に行きました。
さて、成人式というと最近は「荒れる成人式」ということで、昨日も福井県で逮捕者がでていますし、沖縄県では恒例の光景として有名になっています。そんなことで有名になってもらっても困るんですけどね・・・。
それにしても、成人式というのは祝日法によると『おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます』という目的があるそうで、古くは「元服の儀」という儀式が基本になっているそうです。私はそれらに加えて、ここまで育ててもらった親に感謝する日でもあるんじゃないかって思っています。私の当時の日記にも両親に感謝する一文が書かれていましたよ。
ところが、最近の成人式って「20歳になったけど、まだまだ子ども」っていうのかな、大学に行っている人はまだ学生ということもあるんだろうけど、成人という自覚はないみたいですね。だから、バカ騒ぎしても「若いときのいい思い出」って思っているんでしょう。でも、20歳になったら、バカ騒ぎして人様に迷惑をかけ警察のご厄介になるようなことになれば、見事に「前科者」の仲間入りですわ~ いい思い出どころか取り返しのつかないことになって後悔してもどうしようもない、ということですね。
成人式といっても私の場合は前出の通り高卒で勤めていたので、「もうすでに勤めているのに成人式というのもな~」って思っていましたし、このところ(大人の仲間入りという)20歳の自覚のない連中も増えていることから、もうあえて成人式ってしなくていいんじゃないかなって思います。私もそうでしたが、せいぜい「税金を使った同窓会」になってしまっているからね・・・。
だからといって「成人式を廃止する」となっても、誰も困らないのではないかな。むしろ、規模の小さな自治体にとっては経費節減になっていいのではないかなってね。
まぁいろいろ書きましたが、今日成人式を迎えられたみなさん、おめでとうございます。