|
テーマ:ニュース(99433)
カテゴリ:ニュース
大阪市から土地の明け渡しを求められた訴訟で7月に敗訴が確定した大阪・道頓堀の名物たこ焼き店「大たこ」が、元の場所近くに新たな屋台を出して営業を続けていることがわかり、市は25日、店側に屋台を撤去するよう文書で指導した。
平松邦夫市長は「法秩序に対する挑戦で、到底許されるものではない」と憤っており、年内にも行政代執行による強制撤去に踏み切る。 大たこは1972年頃、大阪市中央区の太左衛門橋の南側の市有地(約4・4平方メートル)に開業したが、大阪高裁が今年1月に不法占拠を認めて明け渡しを命じ、最高裁も店側の上告棄却を決定した。 市によると、11月22日、大阪地裁の執行官に、店側から自主的に撤去したという連絡があった。ところが同日、市職員が現地を確認したところ、フェンスで囲まれている元の場所よりさらに市道中央寄りに約1メートルせり出す形で新店舗を設置してたこ焼きを売っていた。 店側は「最高裁の決定通り、市有地は明け渡した。路面での営業は暫定的なもの」としている。 【読売新聞ネット版から引用】 大阪・ミナミに1972年から営業しているという「大たこ」という屋台のたこ焼き屋。雑誌等にも紹介され、HPもあるそうですね。週末となれば長蛇の列だそうですが、実は関西人の私は1,2度しか買ったことがないのです・・・。今から15年くらい前に在籍していた部署で本社の方が来られたときにご案内したのが最後かな。その時も長蛇の列でその方はとても喜んで食べておられましたが、私はそんなに印象に残らなかったものです。 だって、大阪には他にもおいしいたこ焼き屋さんってありますから。私のお気に入りのお店は移動屋台だったので今は営業されているかどうかわかりませんが、ソースが無くても十分に食べられるし、タコも大きなものがゴロッと入っているものでした。おそらくこのブログをご覧の関西人の方にもこの「大たこ」以外においしいお店をご存じかと思います。 さて、このお店に対しては、その場所が市道であるが故に撤去せよと言う処分が出ていたにもかかわらず、元の場所からわずか移動しただけで、むしろ道路を半分占拠する形になって営業しているとのこと。やっていることが「お上にたてつく大阪人」ということで突っ込みたくなるのですが、明らかに違法営業ですからね。 まぁ、店側にしてみたら、今まで行政から何も言われなかったというささやかな抵抗かもしれませんが、市道上で営業していると言うことを知りながら営業していたわけですからかなり悪質なわけですね。しかも、いわゆる「粉モン」を永年売ってきているわけですからかなりの利益も上がっているはず。だったら、どこか別のところで営業したらいいわけです。真面目にお店構えて営業している人がバカをみるようなことはダメですね。 今回の騒動と「せこい抵抗」によって、この店のイメージはかなり悪くなったんじゃないですかねぇ。 区画整理などで永年住み慣れた場所を離れなければならないケースというのもあるわけですから、それはそれで気の毒だと思います。この件はそれとも違いますからね、同情できませんわ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ニュース] カテゴリの最新記事
|