あけやんの徒然日記

2015/09/12(土)21:40

今回の水害の被害をみて・・・

ニュース(1075)

 栃木や茨城、宮城を襲った豪雨による被害は、あまりにも衝撃的なものでした。被害に遭われたみなさまに対してお見舞い申し上げます。  前にこのブログで触れたかもしれませんが、私の母親の実家も1953年の和歌山を襲った水害の時に流されており、その時の話は母親からも亡き祖母からもよく聞いていましたので、これからのことを考えるとホント大変なことだと思います。一日も早い復興を願っています。  さて、そんな水害において、まず衝撃的だったのは堤防の決壊。一気に水が流れて街を飲み込んだわけですが、水の力ってホントすごいのです。私の住む王寺町でも、1982年8月に発生した水害は大和川に注ぐ支流の葛下川の堤防が決壊して、王寺駅周辺が水没しました。現在では、堤防が嵩上げされたので、去年の台風時にもあふれることはありませんでした。  今回の堤防は、改修予定だったようですけどね・・・。  今回の豪雨では茨城県の鬼怒川と宮城県の渋井川などで堤防決壊が相次いだ。専門家は決壊の理由として「安全に水を流せる設計上の水位を何時間も超えていた」と指摘。国土交通省も近年増えている異常気象を要因に挙げるが、予算や時間の問題で国の対策が追いついていないという現実もある。【産経新聞から引用】  今回の堤防のような「危険な堤防」というのが、全国各地にあるのではないかと思います。また、最近は雨の降り方も、あるいは台風の強さも昔と比べ物にならないくらい強力だったり予測をはるかに超えるものが多いので、一刻も早く手当をして「国民の生命と財産を守る」のが重要なはず。  ところが、数年前の政権だった詐欺政党政権では、「コンクリートから(日本人以外の)人へ」だったかな、そんなヘンテコなキャッチフレーズと、「(意味不明な)事業仕分け」によってこのような堤防工事などの公共工事が軒並み削減されたことがありましたね。レンホーとか襟を立てたヤツがえらそーに仕分けしてさ。  その結果、どうなりました? こんなことになってしまったけど、レンホーのコメントが聞きたいね。 北関東や東北を中心に降った記録的な豪雨により浸水被害を受けた茨城県常総市若宮戸地区で、民間の太陽光発電事業者が鬼怒川の土手付近の掘削工事をしたことが、水害の要因になったのではないかと住民らが指摘している。川があふれた現場は工事場所周辺とみられ、地元住民は昨年から、危険性を訴えていた。【朝日新聞デジタルから引用】  これが本当だったら、ありえないことなんだけどね。  その場所が河川区域に指定されているのであれば、河川管理者の許可がいるはずなんだけど。河川区域とは、一級河川や二級河川の堤防の法尻(簡単に言うと堤防の盛り土の端っこ)までだから、もし、そんなところまで掘削していたなら業者に問題があるんじゃないかな。以前の部署で、河川法の業務に関係したことがあるのですが、河川法って結構いろいろと面倒な法律なんですよ・・・。  太陽光発電って、住宅や工場などの屋上のみならず、まとまった空き地に設置されているのを見かけます。売電が目的なんだろうけど、こんな法律の手続きをすっ飛ばしてまですることかなってね。  決壊した鬼怒川の濁流にのみこまれた茨城県常総市で、周囲の住宅が流される中、1軒の戸建て住宅がポツンと残った。流されてきた住宅が衝突しても大きく崩れた様子はなく、家の中に取り残された住民は自衛隊によって無事救助された。【J-CASTニュースから引用】  この映像はチェックしていないのですが、この家はしっかり基礎工事していたのかなって思ったんですけど、それに加えて旭化成ホームズのヘーベルハウスだったとか。計量気泡コンクリート(ALC)という建材を用いた住宅だそうですけど、かなり強度が高いようですね。その分お値段も高いようですが・・・。  なんでも、阪神淡路大震災の際にも、ただ一軒だけ残ったなんていう話もあるそうですが、これでまたセールストークができたみたいですね。まぁ、人の不幸をセールストークにするのはNGですけど。  ちなみに、私の家は普通の木造ですけど、鉄筋造りや鉄骨造りというのも考えたことがあります。屋上が使えるから、アマチュア無線のアンテナもあげられるかなって思ってね。でも、私の亡き父は、従来の木造の建築を40年以上やっていたこともあって、やはり木造にしようっていうことにしたんですけどね。ただ、こんな災害をみていると、木造はいいんだけど鉄筋や鉄骨の方がよかったかなぁなんて思ったりもします。考えだしたらキリがないんだけど・・・。  さて、この先もまだまだ台風や大雨がやってくるかもしれません。そんな時のために、非常食や水など備えておかなければならないなぁって改めて思いました。  

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