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テーマ:芸能ニュース(18594)
カテゴリ:TV・ドラマ・サスペンス・映画・芸能
映画「渡り鳥」シリーズ「拳銃無頼帖」シリーズなど、数々のシリーズもの映画で人気を博した俳優宍戸錠さんが東京都世田谷区の自宅で亡くなったことが21日、分かった。86歳だった。
大阪府出身。日活ニューフェースの1期生として映画デビューし、若手を多用した同社のアクション映画路線で、小林旭らとともに主力で活躍。主に悪役として欠かせない存在となり、「エースのジョー」と呼ばれて親しまれた。 ある時はライフルを構えた殺し屋役。またある時は無骨な用心棒。悪役として、主役を絶妙に引き立てる数々のハードボイルド作品に出演した宍戸さんが、逝(い)った。 日大芸術学部在学中の54年、日活の若手発掘プロジェクト「日活ニューフェイス」の1期生に合格し、俳優への道を歩み始めた。60年には「渡り鳥 いつまた帰る」「拳銃無頼帖 抜き射ちの竜」など、宍戸の代名詞ともなる人気シリーズをはじめ、年間12本の出演映画が公開された。 看板スターだった石原裕次郎の骨折離脱により、61年の「ろくでなし稼業」では当初予定の脇役から主演に大抜てきされた。その実績が認められ、日活の主力スター路線「ダイヤモンドライン」に加入し、スターの仲間入りを果たした。西部劇好きで、ガンマンのスタイルを研究し、自らの殺し屋スタイルを確立した。 デビュー当初は二枚目路線だったが、「渡り鳥」シリーズでは主演の小林旭の敵役がはまり、徐々に悪役路線へ転向した。悪役にはこだわりがあった。顔をいかつく見せるため、両ほおに液状物質を注入した。「こぶ顔」は口ひげとともに宍戸さんの長年のトレードマークだったが、01年に摘出手術を受けて話題になった。【日刊スポーツネット版から引用】 宍戸錠さんがお亡くなりになったとのこと。宍戸錠さんといえば、私の世代だったらバラエティ番組に出演されているのをよく見かけましたけど、元々はれっきとした映画俳優で、本文にもあった映画では小林旭さんや赤木圭一郎さんの敵役として主役に絡む役回りが多かったように思います。 デビュー作となった「警察日記」では二枚目役だったそうですけど、それが逆に「特徴がない」と考えたのか、自ら顔にコブを作ってわざとに悪役顔に整形するという今では考えられないようなことをして、主役を食わんばかりの役作りをされていたんですね。 お亡くなりになったということで、youtubeで赤木圭一郎さんとの対決が有名だった「拳銃無頼帖 抜き射ちの竜」の出だしだけがアップされていたのをみたのですが、宍戸錠さんはキザでなんだか憎めない役だったと思います。全部もう一度見たいなぁって思いました。 役の上で拳銃の使い手という設定のためか、腰に下げた拳銃での早打ちというのをバラエティ番組で見た記憶があるのですが、役の上だけでなく結構さまになっていたし、その腕前もすばらしいものだったように覚えています。 それにしても、宍戸錠さんって大阪出身というのは聞いたことがあるのですが、錠って本名だったんですね。1934年生まれで錠、カタカナで書くと「ジョー」ですからね、当時としてはなかなかインパクトのある名前だったんじゃないかと思うし、映画全盛期には「エースのジョー」とよばれるくらいになったんだから、先を見越したような名前だったんですね。 先日は梅宮辰夫さんがなくなるし、だんたん昭和という時代が遠くなっていくんだなって改めて思いました。 宍戸錠さん、お疲れ様でした・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月21日 23時09分32秒
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