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テーマ:プロ野球全般。(13217)
カテゴリ:野球
野球漫画『あぶさん』の主人公・景浦安武は、作者の水島新司氏がファンだったということもあり南海ホークスにドラフト外で入団し、親会社がダイエー、そしてソフトバンクに変わってもホークス一筋で活躍した。あぶさんもかぶった南海の野球帽の「NHマーク」は、球史に残る傑作デザインと言われている。
(中略) 南海ホークスの帽子と言えば、何を差し置いても、南海のNに電車の車軸に見立てたHを組み合わせたNHマークだ。日本球界における傑作帽子マークのひとつである。考案したのは南海電鉄のデザイン部門と伝えられている。 日本シリーズで読売巨人軍に勝てず、パ・リーグの覇権も西鉄ライオンズに握られてしまったホークスの鶴岡一人監督が、「ひとつ太い線でも入れてたくましくしては」と提案。肩に太いラインの入ったユニフォームを1959年に採用した。そしてこのときNHマークも登場する。 その期待通りにホークスも強くなり、日本一2回、パ・リーグ優勝6回を達成した。濃グリーンと呼ばれた深緑の帽子は野村克也監督の1~2年目にも使われている。【ニュースポストセブンから引用】 いよいよ今週金曜日に今年のプロ野球が遅ればせながら開幕しますが、それまでの間、ネットニュースなどで過去のプロ野球の出来事などを取り上げてくれていて興味深く見ていました。温故知新じゃないけど、こういうときだからこそ昔のプロ野球の出来事を見ることが出来るのは、いいことだと思っています。 さて、そんな中で今日取り上げていたのがかつてパ・リーグを代表するチームだった南海ホークスの話。南海ホークスは、私の亡き父が戦後すぐからのファンだったことはこのブログでも取り上げていまして、私も小学生の頃に今はなき大阪球場へよく連れて行ってもらいました。 そんな南海ホークスのユニフォームや帽子、南海といえばかつての鉄道のカラー同様に緑色、しかもダークグリーンだったので、それに合わせたようにカラーリングされていました。筆記体のHAWKS、ビジターユニフォームのNANKAIの文字も緑色でしたし、ユニフォームのラインも緑色でした。その後は、特に野村監督の時にデザインが大きく変わりまして、その後の広瀬監督の時に縦縞になったりと迷走していたわけですが、南海ホークス最後のユニフォームは古き良き時代の南海ホークスのようなデザインになりました。 特に、ビジターのユニフォームが濃緑に白い文字でNANKAIと入っているもので、これは私が所属している草野球チームガゼルスの現在のユニフォームもそれをイメージしたかのようになっています。 また帽子のデザインも、南海の「N」に鉄道の線路をイメージした「H」を組み合わせたものになっていまして、これもなかなかのデザインだと思っています。アルファベットを組み合わせる、というのはメジャーリーグのニューヨークヤンキースが有名ですが、これは意外と日本のプロ野球でも採用されていますよね。ヤクルトスワローズはヤクルトの「Y」とスワローズの「S」でしたよね。かつて南海とともにパ・リーグを盛り上げた西鉄ライオンズも西鉄の「N」とライオンズの「L」の組み合わせ(このデザインは西鉄の主力打者だった豊田泰光さんが考案したとか・・・)でしたが、その南海もこの「N」と「H」の組み合わせの前にも組み合わせ方は違いますが「N」と「H」のものがあります。個人的にはそのデザインを見たときに、それもありかなって思いました。 それにしても、今のユニフォームってファンを飽きさせないようにするためか、いろんなデザインのユニフォームや帽子が毎年のように作られていますが、ちょっと落ち着かないものが多いように感じています。改めて昔のユニフォームや帽子をみてみると、シンプルで色使いも少ないけどそれが格好良く見えたりするんですよね。特に、前出の南海最後のビジターのユニフォームのデザインって、草野球でもなかなかお目にかかれないものだったりします。緑色のユニフォームは時々見かけますけどね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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